「パティシエになりたーい!」ブログ。

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遊戯王文庫版感想 19巻

2009-10-03 17:08:53 | 遊戯王☆感想文
遊戯王の文庫版、全22巻購入記念企画!
「全巻の感想書く!主に社長の行動とセリフに注目!
ちなみに書くまで次の巻開封禁止!」

☆古代編突入に伴い、注目の対象を「セト様」へとシフトしております。
☆この色は社長(セト様)のセリフ
☆社長(セト様)のことばっかりになるかもしれませんが許してください。社長大好きなんです。出てこなくたって大好きです。
☆アニメ(DM)はBC編まで視聴完了。ニコニコのエネコンMADでふつくしい社長に惚れて今に至る。
☆宝物はKCマグカップ。あと海馬ランドトートバックとKC名刺ケース。コスパ万歳!!
☆なんで普通に「セト『様』」って呼んじゃうんだろう。「社長」も敬称だから…?(そうか?)



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19巻!いよいよ、古代編突入です。
上にも書いてますが、私はアニメですでにBC編は視聴完了しておりました。でもまだドーマ編の途中…。アニメではその後にあたる「古代編」のストーリーはほとんど知らないのです。
どういう展開になるかまったく知らない状態で読み進めるのは、実にDEATH-Tのあった文庫版3巻以来!
…正直一回目は、カーやらパーやら全然理解できずにさらっと読んでしまって…素で「ちょっと…もう一回読み直そう」と思ってしまいました…。
全然知らないキャラ、全然知らない展開…新鮮でいいですね!!久々です、こういう感覚…(と言いつつ必死で読み返す私)。


とにかく感想を。
表紙がファラオと神官達!このセト様、やたら穏やかな表情なような…。
タロットは、前巻で社長と同じく出番終了したはずの闇マリク。まあ「太陽」だもんね。…かっこええなあ。でも解説読むと…これって千年ロッドを「差し出してる」の!?そっかあ…。


いきなり、若くてかっこいいじーちゃんが登場するのでびっくりしました。
過去話ですね。千年パズルを見つけた時の。タキシードかっこええ。
ファラオが現れ(?)、手を伸ばしてじーちゃんを助けようとするシーンは、かなりドキッとしました。顔はものすごく真剣なんですが、何か儚そうなイメージがあるのは、幻影っぽいからだけじゃない気がします。セリフのせいかな。
「(待ってたよ…。シモン…。)」
待ってた……。じーちゃんが来て、パズルを手にするのを……。
そして、彼の孫である遊戯が、パズルを完成させるのを……。


バトル・シティの戦いを経て、三枚の神のカードを手に入れた遊戯。
いよいよ闇様の記憶を求める旅が始まる…その前夜、何者かが部屋に侵入し、神のカードを奪って逃げた!必死で追いかける表ちゃん。その先には…
なんと、バクラが!!
「おい…!ファラオの記憶のありかを示すカード…それを守るのがてめえの役目じゃねえのか!!遊戯!!」
バクラが取り返してくれてた!!ボディーガードですかアンタ!あはははごめん、なんか笑っちゃうわ!!
相変わらず、…なんていうかマジメっていうか苦労人っていうか…いつか報われるといいですね。いや絶対報われないだろうけどさ(物語的に)。
黒コートかっこいいな~。どこから持ってきた!?とは思うけど。

「バクラ君…カードを取り戻してくれたことは、礼を言っておくよ…。ありがとう。」
表ちゃん!?社長の物言いが若干うつったんじゃ!?…ああでもあの方は「ありがとう」とは絶対言ってないわな。
まあ仕方ない。今までしたことを思えば、簡単に信用はできない。当然やね。
ペガサスから奪った(懐かしっ!)千年眼を遊戯に渡し、忠誠を誓うバクラ…。怪しすぎます!!でも、ようこんな、心にもないこと言えるよな~…。成仏したいとか…。がんばれバクラ。めっちゃ不審に思われてるけど。
とにかくバクラは、自分の目的のため、元気に任務を遂行中のようです。

翌日、仲間達と美術館へ行く日。
表ちゃんだけじゃなく、獏良もすっごいクマできてるのに思わず笑ってしまった。かわいそうになあ…宿主…。
美術館の入り口の前で、謎の男「ボバサ」が待っていた。シャーディーが持っていたはずの、残り二つの千年アイテムを持ち、闇様を、そして仲間達を、記憶の世界へと誘う……。
ただ、仲間達の中で…獏良だけが遊戯の心の迷宮に入ることを許されない。そう判断したのは千年秤。おそらくバクラの邪悪な心を感じ取り、傾いた…。
仕方なくその場を去る宿主。皆には見せなかったけど…走りながら泣いていた。……ここは本当に、か、かわいそう…。宿主はちっとも悪くないのに…。しかも理由もわからないまま…だなんて。
しかも、バクラは全然焦ってないし。遊戯の心の中にすでに自分の意識が「いる」かららしい…。や、宿主…。

そんな、現実世界の話を挟みつつ……物語は、三千年前の自身の記憶の世界に飛ばされた闇様…いや、「ファラオ」の視点で進みます。
気がついたら、どこだかわからない玉座にいて。周りにも知らない者ばかりで。
じーちゃんかと思った「側近」は「シモン」で。
そばに立つ六人の神官達は…それぞれ千年アイテムを所持していて……
そしてそして。
一番神官っぽくない奴が、どっかで見たような顔と名前と性格で!!

セト様ーーーーーーーーー!!
なんであなただけ名前そのまんまなんですかーーーー!?
てか…なぁにこの服ぅ!!模写で泣きそうになったのは久々です…。


王墓に侵入した罪人を、千年アイテムの力で裁く「王宮裁判」。
罪人の中に存在する魔物(カー)を抽出し、石板に封じ込める…。その「封じ込める」ということができるのが千年錫杖を持つ「神官セト」。
よくやった、と言われた後のセリフが…!
「ファラオには、少々退屈だったのでは…。いっそその罪人の八つ裂き刑でも披露致しますか」
ギャアアアアアアアアアア!!怖ええええええええ!!
神官の中でも位が高そうな…「アクナディン」さんに、罪人でも慈悲を与えることも神官の務めだろうって諭されても、
「偉大なる王眠りし場所は神の領域――、聖なる場所を暴く墓荒らしに憐れみなど不要――身を裂き、骨を砕き、死の制裁を与えるべきでは…」
怖いよ!罪人も超びびってるし!!なんでこの人神官なの!?
しかもこんな怖いこと言ってるのに、不敵に笑ってるし!!
…でも、ファラオに忠実なのは、一応間違いなさそう…。
「ファラオをお守りするのが我ら六神官の使命だ!現世も――来世を待つ王墓で眠りし時もな!」だってさ。

神官「アイシス」さんの千年タウクが、不穏な気配を察知。
…めっちゃイシズさんやぁ~。そもそも現代でも衣装があんな感じやったから違和感が全くない!後のメンバーは…「シモン」がじーちゃん、「シャダ」は多分シャーディー…で、「マハード」はブラマジだよね。…ん?

その不穏な気配の主は、盗賊王「バクラ」だった。…あ、ここにも名前そのまんまの人が。てか、じゃあ、バクラって本当にバクラだったのか。宿主の名前が「獏良」だから、便宜上そう名乗ってるのかと…思ってた…。闇様みたいに。
たくさんいるはずの衛兵をものともせず、堂々と、真正面から王の間にやってくるバクラ。
そして、それを迎える六神官…なのですが。

さすが!セト様一番前!腕組んで超偉そうだ!!
社長と一番違うのは、肌(腕)がおもっきし見えるデザインの服、でしょうか(あと帽子もやが)。筋肉質な生腕にドキドキします!てか普通に初めて描いたわ!
あと、こうやって並ぶと特徴的だけど…六神官の服って基本、白い布+金の装飾ってシンプルな感じやのに、なぜかセト様だけ青い布の部分がめちゃ多いんですよね。何故?地位の高さ…ってわけじゃなさそうだし。単なる好み??
…つか、私の模写じゃ他の誰の衣装も描いてないから比べようがないですねすみません…。是非、お買い上げいただき比べてみてください(←すでにお決まりのフレーズ)。

さっきの裁判にかけられていた罪人は、王墓に侵入した罪で捕らえられたけど…宝はなかったと言っていた。バクラが今、身にまとっているものこそ、そこにあったはずの宝。王墓に先に侵入していたのはこのバクラだった。そして…なんと、そこに葬られているはずの先代ファラオの…屍をも…引きずって持ってきていた……。7つの千年アイテムをよこせと言うバクラだが、もちろん六神官はそんな要求には応えない。先ほどのように、盗賊の内なる魔物を捕らえようとするが…その強大さに、さらにそれが「魔物」ではなく…悪しき心に宿すはずのない「精霊獣」であることに驚愕する…。千年錫杖の力でも石板に封じることができない。呼び出した精霊や魔物の力でも歯が立たない。

このバトルの間中、セト様が好戦的過ぎて何だか涙が…。ああ懐かしい…(えー)。
「フ…たかが盗賊ごときがこの六神官の前に立ちはだかるとはな。特別に、貴様の心臓を収めるカノーポスの壺を用意してやる。」 カノーポ…?なんかわからんけど怖ッ!
「安心しろ…。その前に我らが死の制裁を下してやる。」 安心できない…(←ベタ)。
「いや!こやつごとき私一人の力で十分!!」 力を集結させて戦うべきと言われかけてこれ。懐かしい…(またか)。
「(噛み砕け!!)」「(踏み潰せ!!)」 怖い。
「先代の偉大なるファラオの亡骸を踏み躙る蛮行!断じて許さん!!」 ここはすごくかっこいいんですが、もっと早く怒ってほしかった…。踏み躙ることだけがダメみたいじゃん!連れてくるのでも相当ダメじゃん!

途中、ファラオがバクラに「どけよ…。」って言って押しのけるシーン…。
軽く息が止まります…。
すごいよなー。精霊や魔物が飛び交う大乱闘の中、普通にバクラのとこまで歩いていったファラオ…。打ち捨てられている「父親」を助けるために……。

バクラは言った。千年アイテムを生み出したのは、この…アクナムカノン王だと。
闇遊戯としての記憶を持つこの若きファラオは困惑する。今まで、千年アイテムに宿る邪悪な意志と嫌というほど遭遇してきた。それを生み出したのが…自分の父親…?
亡骸を腕に抱えながら、目を閉じて、祈るように呼びかける。
「(父上…。真実を教えてほしい…。あなたが本当に千年アイテムを…。)」
答えはない。
「(オレには…父上の…ほんのわずかな記憶しかない…。だが…感じる…。亡骸から伝わってくる…ぬくもりを…。)」
その時、声が。
「(正義は神の名のもとにある……)」


バクラの精霊獣・ディアバウンドの強さは圧倒的で、神官達がまとめて向かっていっても倒せない…。
その時、ファラオが「オレが闘う!!」と、前に出る!
さっきの父の言葉を思い出し…神の名を呼ぶ。三幻神のひとつ「オベリスク」を…。
これはすごいことらしい。ファラオだから神が操れるってわけじゃなく…ここに立つ、今、闇様の記憶がある彼こそが「選ばれしファラオ」なんだって…。
神を前にしたバクラは、驚くものの…ひるみはしない。
千年アイテムは、自由と平和を願う父の遺志がこめられている、というファラオに笑わせるな、と…。善と悪を宿す両刃の剣だって…。
「そいつを所持するやつは用心しなけりゃならねぇ…なぜなら…千年アイテムはどんな人間の心にも巣くう『悪意』にたちどころに反応し、そいつを邪悪な世界に引きずり込むやっかいな代物だからな…。」 え……!?
「正義と悪の境界線なんざ、誰もわかりゃあしねぇのさ!千年アイテム…そいつはそれを見極める…心の羅針盤よ!」
バクラ、やってることはむちゃくちゃなんだけど、言うことは一理あるような気がして…(なんか誰かさんみたいだな)、一体何があったのか知るのが怖い…。千年アイテムの誕生の秘密と、復讐…。
「現に王サマよぉ…、てめえのうしろに控えた正義面した六神官…。そん中にも王権を脅かす人間がいないとも限らねえぜ…。」
ちょ…ちょっと…す、すげー嫌な予感が!!
いや、すでに悪人面なセト様はこの場合対象外だよね?(←ひでえ)いやほんと勘弁してください…よ…?

神の一撃で、バクラは退散した。しかし彼はまたやってくるだろう…。
王宮を遠くに見ながら、一人不敵に笑う。
「…クク…、これが王権崩壊の序曲だ…。盗賊一匹が戦争をおっ始めてやるぜ!!楽しみにしてな…。」
こ、怖いけど…かっこええええええ!!フード?みたいなのかぶってないほうがかっこいいよ盗賊王!ざっくりした髪型がまた…。
でも怖い…。王権崩壊って……。

その夜。石版の神殿で二人話をするセト様とアクナディン…さん。
バクラの魔物があれほどに強かったのは、憎しみの大きさゆえだと話すアクナディン。彼は知っているらしい。バクラが言ってた「クル・エルナ村」のことも、大邪神との闇の契約のことも…それが全て真実であることを。その上で、決して奴に千年アイテムを渡してはいけない、と…。
それを聞いたセト様。すごい提案してます。
「町に住む人間の中にはまだ潜在的に魔物を宿した者がいるはず。素養を持ち合わせた人間を捕え…我々の手によってその者の宿す魔物を強力な兵器として開発するのです!」 …は、はあああああ!?
「ククク…魔物が憎しみによって力を得られるならば…権力によってその者に究極の苦痛を与えればよいだけのこと…。」 おいいいいいい!!何言ってんのおおお!?
さすがに止めるアクナディン。ファラオが許すはずないって。そらそうだよ!!
「世の平和を支えているのは、現人神としての王の絶対権力に他ならない…。しかし時に我ら神官がファラオの影となり、闇の権力で王宮を守ることも必要なのでは。」 ひいいいいいい!一見もっともらしいけどさ!怖いよーーー!!
「いずれはあなたのお望み通り…神をも越える魔物をこの手で創造して見せましょう。」 なっ!…オベリスクにやたら反応してたのは、あれか。こういうのより強いものをっていう目標、みたいな…。なかったら自分で創っちゃうセト様マジ最高!神の力に追いつくために科学…はまだないので、闇の力で頑張るってすげえ!
…いや怖い!怖いわ…。


三日後。バクラ対策の一環で、神官同士が決闘(ディアハ)して訓練してるんだけど…ここでもむちゃくちゃしてますセト様!力で押し切ろうとするわ、フォローしてくれた味方の魔物攻撃して自分の精霊の攻撃力あげるわ…。
たまらず意見したカリムに対しても「フ…、戦は兵隊の数でも…口数の多さで競い合うものでもない…。」とか全然反省してねえ!一理あるように聞こえるのがまた腹立つ…(※私はセト様大好きです)(……)。
そこに一部始終を見ていたファラオが、力だけに頼る闘い方はよくない、みたいなことを静かに言う。仲間を傷つけるものじゃない、とも。
それに対して不敵に笑って「では力とは何なのか…恐れ多いのは承知しておりますが…是非ファラオにご指南頂きたい…。」って!あんたぁ!神官のくせに無礼すぎる!慇懃無礼という言葉がぴったり…あ、そういやセト様一応敬語なのね…。ああ、社長ボイスで聞きたいわ…。
無礼だと怒ったのは私だけじゃなくシモンもで…でもファラオはセトからの決闘の挑戦を受ける。精霊獣デュオスを召還したセトに対し、ファラオが石版から呼んだ魔物は…「クリボー」!!
「(く…私を愚弄する気か!)」 あ~……。ていうか愚弄って…ファラオですよ、相手…。
石版から召還される前に、石版ごと力で粉砕したセト。しかし…粉々になった石版の数だけ魔物が分裂。その状態で召還!デュオスの剣が封じられ、使えなくなる…!
「な!『力』ってもろいだろ!」
「く……!」
社長があんなにもクリボーを嫌っていた理由。それは三千年前からの因縁が原因であった…(えー)。

次のお話では…マハードが「ブラックマジシャン」になる、一つの事件が。
バクラを新しく作った偽の王墓に誘い込み、自ら刺し違えてでも倒すつもりだったんだけど…バクラの精霊獣はまた進化していて…。
うう……その忠誠心…お見事でした。
「(ファラオよ 我が魂は 永遠のしもべなり)」
マハードの…いや、「ブラックマジシャン」の姿が浮かび上がった石版を見つめるファラオが…泣ける。



さて、遊戯の心の中で…真実の扉を探す表ちゃんと仲間達。どれくらいそこにいて探し続けているのかわからないけど…まだ見つからない。
ふと、表ちゃんが一つの扉に近づく。胸が苦しくなるって。
そこに広がっていた光景は…
「遊戯!貴様のカードで俺の首を掻き切れ!!」

出たよ……。(←素直にうれしいって言えよ)
攻撃しようとする闇様に…それが記憶の映像であるにもかかわらず、涙を流さんばかりの勢いで止めようと叫ぶ表ちゃん。うう…。城之内が思いっきりドアを閉めるのがまた…。
「あの闘いは、もう一人のボクにとって…苛酷なものだった…。この扉には…過去の辛い思い出が封印されているんだ…。」 社長!かなり印象的だったみたいですよ!よかったですね……って全然よくねーよ!!(一人ノリツッコミ)
この後の城之内がまた、すごくいい…。「ケッ!見損なったぜ!いつまでも過去の苦しみを忘れられねーなんてよお!んなもん乗り越えて強くなりやがれ!!」とか本気で怒って扉を蹴っ飛ばすんだけど…
「何のためにオレ達…仲間がいると思ってんだ…。バカヤローが…。」って…。
くそぉ…かっこええ……!!
「いつかオレの心ン中を見せてやるぜ!広くて明るくて元気な心をなあ!」もかわいい。是非見たいです…。

この出来事を経て、表ちゃんが何かに気づく。試されているのは、自分達の心…。
真の目的を心に強く念じて、見えるけど見えない扉を、開く…!

扉の先に広がるのは、古代エジプトの…闇遊戯の記憶の世界。
勢いよくその世界に飛び込む仲間達!
…怖がって、結局ボバサに抱えられてダイブしてる城之内…。最後までとことんオイシイな…!
あと背後にはバクラ!!怖ェ!!

さあどうなるのやら!!
行きますよーーーー!!ついに次は20巻!!

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6 Comments

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古代編の話もしたかったので…… (ミナ)
2011-06-02 09:28:16
 また2コメしてしまいました。(すいません……本当、気が向いた時の返事でいいですから。)

>六神官の服って基本、白い布+金の装飾ってシンプルな感じやのに、なぜかセト様だけ青い布の部分がめちゃ多いんですよね。何故?
 これは自分以外に言っているのを見たことがないので、話半分で聞いてほしいんですけど(苦笑)、高橋先生の中ではセト様も「他の人とは異なり肌が白い」っていう設定も考えていたんじゃないかなって思ってます。実はジャンプでは282話の最後の見開きで六神官がそろっているところで、セト様だけ肌のトーンがなかったんですよ。(単行本や文庫本では修正されているし、次の話からはジャンプでもちゃんとトーン張ってたので、今では証明できないんですけど……。)白肌で衣装まで白いと無ベタ無トーンの薄いキャラデザになってしまうので(キサラさんはあえて「純白」のイメージにするためにそうなってますが)、セト様が白肌でもいけるように青主体の衣装にしたのかな、と思います。

 古代編は数ヶ月休載した後に書かれたので、その間に高橋先生はセト様とキサラさんの関係について、今のままの話と「同じ白い肌で碧眼の特別な一族」みたいな話のどちらにするか迷ってたのかもしれませんね。
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いえいえいえ (オペラ)
2011-06-04 17:50:58
こちらこそいつもお言葉に甘えまくりですみません!いつもお待たせしてしまってるのに…コメントいただけるだけで感謝感謝です!

>高橋先生の中ではセト様も「他の人とは異なり肌が白い」っていう設定も考えていたんじゃないかなって思ってます。
おおおおおー!なるほど!
その、トーンがなかったってお話にびっくりしました!あんな大きな…しかも初めて神官が現れる大事なシーンでそうなってたのなら、ただの貼り忘れじゃなくて、何らかの理由があった…って方が自然ですよね。最後の段階までは貼らない案もあったとか。でなきゃ…あまりの忙しさにアシスタントの人が貼り忘れてた、…だとしても「なんで『セト様だけ』忘れたの??」ってなるし…。デザインの時は白肌だった、っていうのはあの衣装に関して一番納得いく仮説かも…!ありがとうございます!!

目の色も…、そうかあ。キサラさん登場シーンを見返すと、町の人は青い目も相当忌み嫌ってるみたいですね…。兵士とか王宮の人は平気でキサラさんの目を見ているようなので、呪われるとかは本当にただの「迷信」なんでしょうけど…。
じゃあセト様の目はどうなんじゃい、呪われるんかい!と思ったんですが…(←町の人に対して)、あれ?セト様って目…青いんですよね?文庫版の表紙じゃイマイチよくわからない…。
いや、白い肌だと碧眼が浮き立って(あまりの美しさが)恐ろしい、ってことなのかな??
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本当に白肌だったらどうなってたんでしょうね…… (ミナ)
2011-06-05 21:32:59
>あまりの忙しさにアシスタントの人が貼り忘れてた、…だとしても「なんで『セト様だけ』忘れたの??」ってなるし…。
 あの回はセト様が出てるの最後だけなので、原稿を全部直す時に「よし、張り忘れてないな!」と油断したかもですね(笑)。

 逆に帽子かぶっているのは、高橋先生の中ではセト様も茶髪だけど、褐色肌にした時に髪もトーン使ってるとトーン同士接しててうるさい印象になるからかも知れません。もう「絶対に髪一本たりとも出さない!!」というデザインになってますもんね、前も後ろも横もw

>あれ?セト様って目…青いんですよね?文庫版の表紙じゃイマイチよくわからない…。
 社長と同じくブルーですね。279話はセト様は赤単色で塗られてたので(ミステリアス!)、303話でカラー初出でした。それまでゲームとかでは紫の衣装だったので、服がスカイブルーっていうのも似合ってていいなーと思いました。
 キサラさんの青い目が不吉っていうのは、特に「女性だから」っていうのもあるかもしれないですね。でも、セト様も子供のときからそういうことを言われてて、神官の地位について周りを黙らせたとかだったら、それはそれで彼らしい気がします。
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帽子! (オペラ)
2011-06-09 02:15:35
あの帽子の形!なかなか理解できなくて模写ですっごい苦戦した事を思い出しました!!(……)
ほんとに、髪の毛一本出てないですよねえ…。どのシーンでもあの帽子は取らないし、いったいどういう髪型なのか…気になる…。
でもミナさんの説ならば、茶髪で…きっと社長と同じ髪型ですよね!!そうであってほしい!

カラー情報ありがとうございます!!279話の扉絵は、最近読み返した時に「うお!?こんな所にセト様いたのか!!」とかちょうど気づいたところでした!(……)赤だったなんて…!
完全版…どうして出ないんでしょうねえ…(またかい)。
カラーで見たいのに~!…画集も出ないし~!新参に厳しい高橋先生…!でもまだ諦めません!いつかBMGに続いて、社長のフィギュアも作ってくれると信じて…!
…嫁には続かないで欲しいです!7万はムリ!!

>でも、セト様も子供のときからそういうことを言われてて、神官の地位について周りを黙らせたとかだったら、それはそれで彼らしい気がします。
確かにそれはすごく、「らしい」ですね!そしてあの、キサラさんとの出会いのシーンの意味がすごく変わってくるかも…!
…そういえば初見の時から自分ですごく謎なのが、なんでアクナディンはセト様が自分の息子だと隠したのか(本人にも周りにも)、ってことだったんですが…もしかしてキサラさんみたいな異なった人種の女性との子供だったから公にできなかった、とかだったりするんでしょうか!?だから目が青……いや、それだったらキサラさんを見た時、アクナディンさんが何か反応するかな…(妄想が暴走したと思ったら一瞬で却下かい!)。
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歴史は苦手なので間違ってるかもですが (ミナ)
2011-06-11 06:18:26
>でもミナさんの説ならば、茶髪で…きっと社長と同じ髪型ですよね!!そうであってほしい!
 アニメでは10歳くらいの子セトが出てて、やっぱり社長と同じ髪でしたね。
 本当の神官さんは剃髪しなきゃ駄目だったらしいですけど、六神官さん達はシャダ以外そんなの守る気がなさそうので(笑)、形式的に髪はなるべく出ないようにしているのかもしれないですね。
 「神官」って教会の神父さんやお寺のお坊さんに相当するものだと思うんですけど、セト様に全然そんな雰囲気ないですよね。社長が三幻神を「しもべ」扱いしているのは、たとえ前世が神官でも結局は現代っ子だからかーと勝手に納得してたら、セト様も大して態度が変わってなかったという……w

>なんでアクナディンはセト様が自分の息子だと隠したのか
 アニメではより詳しく、「千年アイテムを作る時に王族の地位とともに妻子を捨てた」とされてました。(万が一多くの人を犠牲に作ったことが知られても自分だけの責任になるように、ですかね。)それだと筋が通るので、原作でもそういう事情かもしれません。
 昔の王族って、血が薄まらないように親戚で結婚する時と政略的に違う国の王族と結婚する時があるらしいですが、後者だったらセト様に碧眼が出てもおかしくないですね。……なんて真面目に考えても、同じ王族のアテムで遺伝の法則なんて遊戯王の世界では無意味と知らされるんですけど(笑)。社長も髪が茶、目が青というこっちの世界でもありえる組み合わせなので「もしかしたら少し外国の血が混じってるのかな?」って思っちゃいますが、周囲を見渡したらどこに日本人らしい日本人がいるんだ、って感じですよねw
返信する
道徳って何を教えたんだアクナディン… (オペラ)
2011-06-14 00:51:26
>「神官」って教会の神父さんやお寺のお坊さんに相当するものだと思うんですけど、セト様に全然そんな雰囲気ないですよね。
そうですよね!感想書いた時↑の私もそう思ってたみたいですけど、今でも思います。
「なんで神官なの!?」って!!(……)
きっと神官になるためには、色々と修行とかしなきゃいけなかっただろうに、それを経ても神への敬いとかほとんど見られないってどういうことなんでしょうねwセト様的には純粋に「この国の王に仕えてる」って感じなのかなあ…??いや、アテムへの態度もちょっと…神官としてそれはどうなのっての、多すぎですよね…。

>アニメではより詳しく、「千年アイテムを作る時に王族の地位とともに妻子を捨てた」とされてました。
おお、そうなんですねー!ありがとうございます!
なんか勝手に、それより前から隠してたのかと思い込んでました…。あ、多分アクナディンの回想で、見送ってる小さいセト様がすでに「父親を見てる」感じに見えなかったから??かな??
セト様的には、あの時に「父は戦場へ行った」って言われて、それで帰ってこなかった…ってことになったんですね。なるほど!!ようやく理解できました(遅)。

>周囲を見渡したらどこに日本人らしい日本人がいるんだ、って感じですよねw
ホントにwww
本田とか…本田父とか…(←だから違)
シモンってきっと、あの帽子の下はヒトデにはなってないですよね。じゃあじいちゃんが現世であの髪型なのは、アテムの器となるべき遊戯にひっぱられたのか…とか、考え出すと止まりませんが、本当に遊戯王の世界で「髪型」を考えるのは無意味な感じがしてしまいますよねw
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