「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

遊戯王文庫版感想 20巻(後半)

2009-11-08 02:57:40 | 遊戯王☆感想文
(前半からの続き)


巻き戻った時間の中で…オシリスがやられるのを目にした表遊戯達。急いで闇様のところへ駆けつけようとするが…そこに立ちはだかったのはバクラだった。現代の、バクラ。
「オレ様が現世でお前らと遊んでやったのも…すべては闇の大神官を復活させるためだ…!」
おお…!彼は、彼はこの瞬間のために今までがんばってきたわけですね…!
遊戯のボディーガードみたく悪者から神のカードを取り返した時も!(19巻)
表マリクと協力して闇マリクに挑んだ時も!最後神の攻撃に焼かれつつもカッコイイ捨て台詞残してた時も!(16巻)
宿主かばってオシリスの攻撃をその身に受けた時も!(14巻)
マリクと共謀するためにナイフで自分の腕を切った時も!(12巻)
御伽と闘う表遊戯を激励に来た時も!(10巻)
海馬兄弟が感動の再会をしてる裏でこっそりペガサスから千年眼を奪った時も!(9巻)
ペガサス城で捕まった本田を助けに行った時も!(8巻)
迷宮兄弟の出す謎を解く手助けをした時も!(7巻)
…モンスター・ワールドで遊戯達と闘った時も!(4巻)。
全て全て、今日この日のこの瞬間のために!!…感慨深いなあ!
てかモンスター・ワールドのボスの名前が「ゾーク」とか…。すげええええ。
ちなみに↑これを書くために巻をさかのぼりながら、「キャー社長!久しぶり!超かっこいい!」とか思ってたのは秘密です(9巻あたりの記述にそのなごりが…)。

壮大な計画を持って、今まで行動してきたバクラ。2・3度闇に葬られかけてますが、決して諦めることなくここまできたがんばりやさんのバクラ!(いやバカにしてるわけじゃないんです本当に)
今明かされる、その正体…
「三千年前、ゾーク・ネクロファデスは、この千年輪にも魂の一部を封印していた。…としたら、クククク……。
そう…!オレ様の正体もまた、ゾーク・ネクロファデス…!」

この世界から闇の大神官を復活させるため…遊戯達にデュエルで闘いを挑む!
その腕から決闘盤が現れ、驚く表ちゃん達だけど、バクラ曰く「闇様が現世で体験した記憶は全てこの世界に存在する」ということなので、念じれば決闘盤も実体化するらしい!
…しゃちょーーーー!!よかったですね!!あなたの作った決闘盤は、こんなにも皆の印象に残ってるんですよ!!ついでに制作者も実体化してくれよ!(えー)

バクラに決闘を挑むのは城之内。
同じ頃、瀕死の重傷を負いながら盗賊王バクラの元にやってきたのは…ファラオ。
そこでとうとう千年錘を奪われ、ファラオは深い谷底へと落とされてしまう!
…ここはファラオの記憶の世界。ファラオの記憶が途切れた瞬間、闇が訪れる。
バクラに瞬殺されそうになった城之内も、表ちゃんも、皆、闇の中へ……。


一方、……もう一つの記憶の中で、悪が目覚める。
アクナディンさんの回想。15年前の、千年宝物誕生のお話。
先代アクナムカノン王の時代。王国は敵国の侵略を受けていた。敵国の狙いは王国に伝わる「千年魔術書」。神と魔物を操る強大な力を得る方法が記されているというもの。敵の手に渡れば大陸全土が危機にさらされる。そして王国を守るためには、もはやその力を使うしかない…。
アクナムカノン王は決断する。闇の錬金術を行い、七つの秘宝にこの王国の平和を委ねると。…希望を、「兄弟」であるアクナディンに託す。

強大な力が世に災いを起こすかもしれないという危険性は、王も気づいていた。
しかし、「闇の錬金術」がどれだけ非道な手段であるかという事実は…アクナディンが語らずにいたため、気づくことはできない。
兵を率いてクル・エルナ村に出発する日。見送る小さいセト様を見やって、心の中で語りかける。
「(セト…。私はこの国のために自らの手を血で染めねばならぬ…。
兄が国王に即位した日から、私は影を歩む運命。私もお前も王にはなれぬ身…。
さらばだ…息子よ。)」

……切ない。
ところで小さいセト様、とてもかわいいです。

隣に綺麗な女性がいるのですが、お母様でしょうか。それとも乳母?
お母様だったらいいな~。美人!

国のため、自分の手を汚すことも厭わないアクナディン。
闇の錬金術を行うには…人間の生贄が必要だった。九十九体もの。
王の知らぬところで、…クル・エルナの村人達は虐殺され、そして千年宝物は完成した。……その生き残りがあの、盗賊王バクラ……。
千年宝物のうちの一つ、千年眼の所持者となったアクナディン。千年眼は、持ち主の願いを一つだけ聞き入れるという。
「(バカな…。願いだと…。フ…。
ならば言おう…我が息子を……王にしてみせよ……。)」

……ア…アクナディン様ぁあ……!!


「ファラオの行方はまだわからぬのか!」「まだ報告はありません!」「ええい!ナイルを干上がらせても探し出せ!!」 またナイルですか。
…じゃなくて!
ファラオが行方不明になり、王宮は混乱していた。シャダも行方不明。
六神官はいまや四人。さらに玉座には主の姿が無い……。
「ファラオは必ずや生きておられる!!同時に王国の平和を願う揺るぎなき信念は健在だ!!今はファラオの帰還を信じて待つのだ!!」 ドドドド(←効果音)
…これ、ポーズとか…効果音とか…前半冒頭で私がずっこけたあのセリフをどうしても思い出させるんですが……こっちはうってかわって、演技には全然見えないんだよなあ。普通にファラオ個人の心配をしているように見えるし。すごく神官っぽいし。

しかしそんなセト様を見つめるアクナディン様は…。
「(願い…信念…それだけでは国は守れぬ…!力が必要なのだ!セトよ…。
あの時のように…。闇に魂を売ろうとも…!)」

ああ、なんかやばくなってきた…!
そこへ、セト様に連絡が。キサラが四日間の昏睡から目覚めたと!

アクナディン様と一緒に地下施設に向かうセト様。
ファラオ不在の今、神を越える精霊、強大な力が必要だと言うセト様に…それに加えて新たなる王も必要だと言い切るアクナディン様。
アイシスが予見した闇の波紋。すでに始まっているそのうねりを、包み込む器が必要だと言っていた…その器たる、王となれと。

地下囚人棟の闘技場…ってかこのゲベルクって執事じゃん!懐かしいなおい!
そこで見たものは、強大な魔物を使って闘う囚人達の姿だった。
この時のセト様の反応が!!
「(凄い!!これ程の魔物を宿す囚人がいるとは…!)」

嬉しそうだなアンタ!!
ていうか「凄い」なんて言葉がこの人の口から出るとは思わなかった…!社長だって言ったことないんじゃ…!「美しい…」はあったけどさ。
…あ、「スゴイぞー!カッコいいぞー!」があったか…。

彼らの強大な魔物は、元々力を持っていたわけではなかった。殺し合いをさせられる中で強くなっていったという。…魔物を強化するのは、「生への執着心」…。
そこへキサラが連れてこられる。
わけのわからないまま、目の前にいるのが自分を助け、看病をするように言ってくれた「神官セト様」だということを知って、感謝の言葉を述べるキサラ。二人の初会話です!
「神官セト様…。私めを助けて頂き、なんとお礼を申せば…ありがとうございます。」
「フン…!」 ←ええええええええ!!おいこら!照れ屋さんめ!!(えー)

「女…、名は何という…。」
「……。キサラと申します。」 ←すみません名前の初出はここです。

囚人達の魔物を見て驚き、どうして自分がここに連れてこられたのかわからず困惑するキサラ。セト様から自分の中の魔物のことについて言われても、全く心当たりがない様子…。
手っ取り早くその力を確認するため、闘技場にキサラを放り込むことを提案するゲベルク。魔物を操る事はできないらしいと見て、危険すぎると止めるセト様だが…アクナディン様が、…神の力を試せって…必死の形相で…今すぐって…。
その勢いに、セト様は反論すらできず…キサラは無理矢理闘技場に入れられてしまう。

キサラに襲い掛かる二体の魔物。
「生への執着心」から…当然神を呼ぶものと思われたが、目をつぶり、何の抵抗も見せないキサラ。その表情から死の覚悟を決めたことに気づき、たまらず自分の精霊を出して、さらにキサラの前に飛び出すセト様。
驚くアクナディン様と、ゲベルク。
囚人達も驚いたようだが、自分達を無理矢理連れてきてこんな目にあわせている当人が乱入してきたということで、殺すべく攻撃を仕掛けてきた!
キサラの手をガッ!と掴み、応戦するセト様!
「(囚人共め、生かしておくつもりだったが…やむを得ん!)」
精霊デュオスの剣は、闘技場をつるしていた鎖ごと切り裂き…囚人達を奈落の底へと突き落とした。…が、一人は自らの魔物の能力で落ちずにすんだ上に、デュオスの動きも封じてしまった。セト様が必死に左手で掴んでいるキサラは気を失ってしまっている…大ピンチ!!
やられる、と思った瞬間…光が!
現れたのは……「白き龍」!!

キサラは気を失ったまま。白き龍を操れなければやられると、必死にキサラに呼びかけるセト様だが…場外のゲベルクからそれを制止する声がかかる。白き龍はキサラの魂の姿であり、目を覚ませば消えてしまう恐れがある、と…!
襲い掛かる囚人の魔物。
白き龍は…操る者なしに、その体でセト様とキサラを守りながら…口から凄まじい光を出して、囚人ごと魔物を焼き払った!

嫁が、二人をしっぽで守ってるのがすごくかわいい!

見えづらいですが中心にセト様とキサラがいます。
いやあ、嫁ってこんな…複雑なつくりだったんだなあ…と模写しながら実感しました!泣きそうでした!(えー)


そしてお姫様抱っこである。

いいなあっ…!キサラ……!(ええー)

白き龍の力は、バクラのディアバウンドにも十分対抗できる…。
それどころかファラオの三幻神の力も凌駕する、とアクナディン様。
白き龍の力を必ず手に入れろと、セト様に向かって言う。…キサラの場合、精霊と魂が一体化していて…それを切り離してセト様の力にするということは、キサラ本人の死を意味する。
驚くセト様。驚かないゲベルクと、アクナディン様。
「あの娘を永遠に眠らせれば…神はお前のものとなるのだ…セト…。」
先ほどと同じ。アクナディン様の目の奥に、凄まじい執念を感じ取るセト様。
「(その時こそ、玉座はお前を迎え入れる…。新たなファラオとして…!)」
だが今度は、セト様も言われっぱなしにはしない。
「今は…ファラオの消息を確かめるのが先決かと!アクナディン様…。」
そう言ってその場を去るセト様。

その背中を見ながら、アクナディン様は再び心の中で語りかける。
「(セトよ…。私が父である事実をお前は知らぬ…。)」
は……ええええ!?
「(闇に魂を売ろうとも、せめて…父としてお前にしてやれること…。
お前に王を…、次はお前に神を与えてやる!!
私の手はすでに血に染まっているのだから……。)」


ちょ……えええええ!?ど、どうしようこれ、どうしよう…!
なんで父親をあんな他人行儀な呼び方するのかって謎は解けたけど!
な、なんで知らないの…!?なんでそれで、神官になったの…!?あの女性は結局誰なの…!?ああ、もう、どうなるのこれ!!
てか、社長の出番終わったら感想もさらっと行こうと思ってたのにどんだけこの感想に時間かかったか…!次が恐ろしい!!でも気になる!!やっと行けるぞ21巻!!よっしゃあああああい!!



あ、最後にもひとつ。
涙なしには読めない高橋先生のあとがき…。
「やむを得ずカットしたエピソードでは、神官セトとキサラのくだりが今でも心残りです。読者の方の予想通り、現代の海馬瀬人と『青眼の白龍』との関係を語る上でも、とても重要なエピソードだったからです。」
うおおおおおおおおおおおおおお(血涙)。
今からでも…今からでも遅くないっすよ先生!!是非読みたいですよ…!!
ああ、でも…これを読むたび、物語を語るにはいろんな方法があるんだなあと感心してしまう。改めて、すごいなあ…と思う。
それにしても無念だ……!しゃちょおおおおおお……!!

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24 Comments

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セト様周辺がなかなか超展開(?)ですね (ミナ)
2011-07-01 22:58:02
>アクナディンさんの回想。15年前の、千年宝物誕生のお話。
 社長もセト様も、周りの事情に振り回されているようで、実際に周囲を振り回しているのは彼自身の存在なんじゃないかと思うときがあります。アクナディンさんも、セト様がいなければ何の未練もなく国のための捨石になれたんじゃないか、自分以外に大切な存在がいてそれを捨てなければならなかったから、闇の大神官になってしまったんじゃないか、と。社長にしても、剛三郎は社長と出会わなければあの時点で死んだりはしなかっただろうし、社長が作ったソリッド・ビジョンがなければペガサスもああいう末路を辿らなかったのかも、とか考えたりします。でも、記憶の石版残したり、KCを軍事産業から撤退させたり、デュエル・ディスクを作ったりと、色々未来に繋がることをしたのも彼等なわけで……良い方向にも、悪い方向にも、意図せず他人を振り回してしまう人なんでしょうかね。
 彼は自分のことに案外無関心なのでそんなことは考えたことがないだろうし、悪い方ばっかり見るとすごく辛気臭い話になるので、一生そんなことには気付かんでいいとは思いますが(苦笑)。

>「(囚人共め、生かしておくつもりだったが…やむを得ん!)」
 さり気に千年ロッドが2人分の体重を支えるという重労働をしてますよね。千年ロッドに「今まで一番使い方が荒かった所持者は誰ですか?」とアンケート取ったら「ぶっちぎりでセト!!」と答えられそうな気がします(笑)。仕込み刀もしょっちゅう使ってそうだし、(社長のカード投げを見る限り)非常時にはあれで物理的に殴ったりもしてる気がします。

>やむを得ずカットしたエピソードでは、神官セトとキサラのくだりが今でも心残りです。
 キサラさんの復讐に走るセト様は絶対かっこいいと思うので、見たかったですねー。
返信する
こっちでもお姫様抱っこか…ぐぎぎ (オペラ)
2011-07-03 01:34:04
>アクナディンさんも、セト様がいなければ何の未練もなく国のための捨石になれたんじゃないか、
あぁあ…本当ですね。自分のためにあんな風に変わっていったわけじゃないですもんね。バクラによる闇の力の影響があったとはいえ、そもそも全部「セト様のため」だったんだなあ…。
「良い方向にも、悪い方向にも、意図せず他人を振り回してしまう」っていうのもすごい納得です。周りへの影響力があるのは、あの行動力が理由だけじゃないような気もしますね。何か…周りの人に、ほっとけない印象を与えるんだろうか…。普通は関わりたくないって思いそうですけど…(笑)(←おい!ひでえ!)。

>千年ロッドに「今まで一番使い方が荒かった所持者は誰ですか?」とアンケート取ったら「ぶっちぎりでセト!!」と答えられそうな気がします(笑)。
wwwwwwwww
人道的に一番ひどいのは「『マリク』の頭ツンツンの方!」だろうに…wとりあえず彼はロッド自体はあんまザツに扱ってないですもんね~。あ、でもアニメで投げてたかな…。
しかもあのシーンで鎖にひっかけてるの、横の…耳みたいな部分ですもんね…!痛い痛い!取れる!
仕込み刀、やっぱりセト様は使ってますかね…(笑)。なんかちょっと前にふと、「三千年前と現代で千年アイテムの効果が変わってるのは何故だろう」とか思ってしばらく考えてました。千年眼、古代では「心を読む」ってのは全くできなさそうですし…(あのアクナディン様に心を読まれてたら大変だ!!)、ロッドも…人の心を操ったりって多分できないんだろうな、とか。で、もしかしたら仕込み刀でもないのかも??とか思ってたんですが…罪人には八つ裂き刑でも、とか言ってるところを読み返すと…思いっきりロッド使って始めちゃいそうな雰囲気でした!…そんな神官で大丈(またかい)

>(社長のカード投げを見る限り)非常時にはあれで物理的に殴ったりもしてる気がします。
さすがにロッドは投げなかったですかね!?
でも最愛の嫁カードをも投げた社長ですから…もしかしたら!当たったら痛そうだし…耳の部分とか(ロッドの受難…)

>キサラさんの復讐に走るセト様は絶対かっこいいと思うので、見たかったですねー。
ほんとだ…見所満載だったでしょうね…!私の模写もめちゃ増えてたかも…(えー)
返信する
アメルダにとっての社長は違いますがw (ミナ)
2011-07-05 22:19:32
 考えてみれば、キサラさんにとってセト様って、時に自分の身の危険も厭わず何度も自分を助けてくれる「王子様」ですね。血筋じゃなくて行動が。

>何か…周りの人に、ほっとけない印象を与えるんだろうか…。普通は関わりたくないって思いそうですけど…(笑)
 そういう「大きなことを引き起こす原因」的な部分は、2人とも時に邪神として扱われるセト神の名前をもらってるからなんですかね。そういえば、最初は悪い奴的な扱いなのに時代を経るにつれて信仰の対象になる、ってあたりも似ているような……。

>とりあえず彼はロッド自体はあんまザツに扱ってないですもんね~。あ、でもアニメで投げてたかな…。
 そういえば、社長と遊戯の準決勝後に「奴らに見せた光景を自分にも見せろ」って闇マリクが言ったのを千年ロッドがシカトしたので怒ってましたね。(あれ……それも間接的には社長/セト様のせい?)

>ロッドも…人の心を操ったりって多分できないんだろうな、とか。
 なんか、セト様的にはあってもその機能いらなそうですね。人の心に踏み込むことは悪趣味とか、言うこと聞かせたいなら力の差を見せ付けてやればいいとか思ってそうなのでwwwまあ、実際それで神官として人の上に立って仕事ができてるので、それでいいんでしょうけど。

>さすがにロッドは投げなかったですかね!?
 アクナディンさんにちょー怒られそうですね(笑)。あ、セト様が「半人前」だった頃は、そんな使い方して「いっそカーで戦え!」と叱られてたとか?(多分違う)
返信する
アメルダにとっては… (オペラ)
2011-07-07 03:03:05
とっては……とっては…
だめだ事が深刻すぎておもしろい例えが思いつかない…(えー)。
ドーマ編、いよいよ自分が全く見たことがないあたりに突入して、毎回ワクワクです!社長のペン回しが華麗でした!!
…城之内君のバトルが異様に長く感じるのは、私が社長びいきなせいだけなんでしょうか…。やっとヴァロンとの決着ついたと思ったら舞さん戦が始まってちょっとびっくり…。社長と王様が合間合間にしか出てこなくて寂しいです…。

>キサラさんにとってセト様って、時に自分の身の危険も厭わず何度も自分を助けてくれる「王子様」ですね。
まさにそうですよね!キサラさんの前ではセト様ってほとんどいい面しか見せてないし…あ、あの闘技場での「覚悟を決めるしかあるまい…」とか言われたシーンだけは「なんだとこのやろおおおお!!」くらいは思ってたかもですが…(キサラさんはそんな言葉遣いしないだろ…)
…てか、二人の会話シーンって…少ないんですね~!今読み返してみて気づきました…。さすがに…描写外でもう少し交流する機会はあったと思いたいですが、あの混乱の中ですもんね…。どうしてあの短い間の交流だけで、最後には「あなたをお守りします」みたいなことになるのかって…よく考えてみたら不思議かも。あ、でもキサラさん的には、最初から最後までセト様は自分を守ってくれたから…っていうのがあるのかな??
じゃあセト様は…?一目ぼれ?(えー)
いやそれはさすがに乱暴かな…。でも会話の機会もろくになかったなら、お互い深く分かり合うなんて絶対無理でしょうし…それなのに「闇を灯す一点の光」に成りえた…?やっぱり一目ぼれ…か…?(……)

>2人とも時に邪神として扱われるセト神の名前をもらってるからなんですかね。
セト神のことってタロットの解説にどっかにあったような…と思って必死で探したら7巻でした!おお、「悪神として忌み嫌われていた」…!それが時代を経ると信仰されるようになるって…まさに、あの二人ですね…!

>人の心に踏み込むことは悪趣味とか、言うこと聞かせたいなら力の差を見せ付けてやればいいとか思ってそうなのでwww
うわあ…すごく、思ってそうです!!(笑)特に後者!
確かにこの機能、いらないですね…。社長も全く同じ理由でいらなそう。もしオカルトアレルギーがなく、一時的にでもちゃんと千年ロッドの所持者になってたらですが!人の心を操ることなく、仕込み刀だけを使う「選ばれし者」(たまにやっぱり投げる)。
…うわあ、それは別の意味で怖い…!
返信する
なんて、あんまりしょげててもあれなので (ミナ)
2011-07-09 22:30:46
 BSも次週は一瞬の平山社長(の寝顔)ですね!王国編の次のレベッカの話が終わったらDMクエストですし。しかし、カードから魂開放された数週間後に意識をゲームに閉じ込められるって、どれだけ酷い目に遭ってるんですか社長。

>…城之内君のバトルが異様に長く感じるのは、私が社長びいきなせいだけなんでしょうか…。
 ドーマ編だと城之内より1試合だけ少ないですかね。社長って割と試合組みにくいポジション……強キャラでしかも完全に主人公の仲間でもないですから、相手がラスボスや幹部級じゃないとダメな感じですし。(多分社長が竜崎・羽蛾クラスと戦っても面白くはないですし、原作でも相手が千年アイテム持ちの確率は遊戯より高いと思います。)でも、その分ペン回して小切手切ったり、飛んだり跳ねたり決闘外でも活躍してくれるので、自分はあまり不満はないですかねw

>(キサラさんはそんな言葉遣いしないだろ…)
 決して裕福そうではないのに、学がありそうというか品のある言葉遣いをしますよね。キサラさんの背景は色々謎です。髪の毛で瞳を隠していることから、きっと長い間見た目で迫害されていたんだとは思いますが……。

>さすがに…描写外でもう少し交流する機会はあったと思いたいですが、あの混乱の中ですもんね…。
 争いに近いのは明らかにセト様の方ですし、彼にとってはこの国難が去った時自分が生きていられるかもわからないですから、キサラさんのことを考えてあえて距離を置いてたのかもしれませんね。

 古代のバトルでの「魂」は文字通り心で、「魔物」は心から生まれた感情みたいなものかなと自分は理解してますが、セト様は自分を傷つける相手に憎しみや怒りの感情を持たないキサラさんの強さを尊敬しているんじゃないかな、と思います。彼女が自分への敵意や害意を魔力で相手に返すのではなく心の中で消化してきたことが、囚人に襲われた時の反応でわかったのかなと。そんな心の強さを持つのに、そのせいで能力で自分を守れなくて、自分が手をかけるどころか放り出すだけでも命を落としかねない弱さを併せ持ってるから、セト様の中で特別になったのかなぁと思ってます。

>もしオカルトアレルギーがなく、一時的にでもちゃんと千年ロッドの所持者になってたら
 いっそオカルト需要ではなく切っても殴っても投げてもいい万能武器と思えれば、社長も所持してくれたかもですね。……そんな十徳ナイフみたいな扱いしたら、バクラあたりが怒るかもですがw
返信する
寝顔!! (オペラ)
2011-07-16 15:07:50
あっ、今日だ!めっちゃ目開けて見なければ…!

>しかし、カードから魂開放された数週間後に意識をゲームに閉じ込められるって、どれだけ酷い目に遭ってるんですか社長。
ほんとだwwwww
よく魂が不在になる体ですね…!さすがヒロイン!(違

>社長って割と試合組みにくいポジション……
なるほどそうですね!「竜崎・羽蛾クラスと戦っても面白くはない」ってすごく納得…!(ごめん竜崎と羽蛾…)
差は1試合だけかー…、やっぱり「社長まだかまだか」って思いすぎて多く感じちゃうみたいですね…。あ、でも長いのはそうなのかな…?社長の2度目のアメルダ戦ってアニメでは2話で終わってしまうのに、ヴァロン戦って4話もあったような…(イシズ戦の時も改めて見て「ええ!?あれを2話でまとめちゃうの!?」って驚きました…)。単純に手数?の差もあるんでしょうか…。あ、アニメでは城之内くんってやたら回想してるから、そのせいかな!(えー)
それにしてもレッドアイズコスプレ(だから違)には驚きました…。社長も青眼でやればいいんだ!…あ、カイバーマンでやってるか!(笑)

>その分ペン回して小切手切ったり、飛んだり跳ねたり決闘外でも活躍してくれるので、自分はあまり不満はないですかねw
それは…そうですね!!
「飛んだり跳ねたり」…なんかかわいいwww

>セト様は自分を傷つける相手に憎しみや怒りの感情を持たないキサラさんの強さを尊敬しているんじゃないかな、と思います。
おおおおおおおお!!
なるほど!!!!!(←本当にわかってなかった…)
そうか…!あの時抵抗しなかったのもそう考えると超納得です!!
「心の中で消化」…、おおお…町の人にひどい扱いを受けた時も…それに対しては恨み言一つ言わないのも同じ理由だったのかも…!
そりゃあ特別な存在にもなりますね…!おお、やっとキサラさんのことがちょっとわかったような…ありがとうございます!!(←ちゃんと読め…)(読んでるつもりなんだけどなあああ…)

>そんな十徳ナイフみたいな扱いしたら、バクラあたりが怒るかもですがw
またバクラの気苦労が増えちゃいますねwww
返信する
(機械にとはいえ)お姫様抱っこされる側って… (ミナ)
2011-07-21 21:13:38
>よく魂が不在になる体ですね…!さすがヒロイン!(違
 ノア編で実は仮想世界にいるんだって種明かしするシーンでも、機械に抱えられて運ばれてたのはなぜか社長でしたしね。まあ、単に乃亜の一番の狙いが社長だってだけで、他意はないと思いますが……(あったら困る)。

>あ、でも長いのはそうなのかな…?
 実は社長の次の戦いも結構長……あ、いえいえ。とにかくお楽しみに!(MADで見てるシーンが多そうですけどねw)

>社長も青眼でやればいいんだ!…あ、カイバーマンでやってるか!(笑)
 青眼に関しては本当にそつがないですね。さすが社長!!(……)

>そうか…!あの時抵抗しなかったのもそう考えると超納得です!!
 なんとなくセト様(と社長)は、もろくて儚いタイプの美しさは好きじゃないと思います。(「強靭!無敵!最強!」じゃないですけど)
 でももう片方で、自分と同じ方法で戦うことができる人……社長だったら決闘者が相手だと、どちらが強いかという競争意識が先立ってしまう気がします。遊戯みたいにライバルとして認められたり、イシズさんみたいに「初対面より好印象だ」なんて客観的に評価はされても、それを越えて心の中に入ることはできないのかなーと。
 だからアニメでは杏子とか本田にまでデュエルする機会があったけど、モクバ君はDMクエストで少しバトルしただけでちゃんとしたデュエルはしてないのかな、とか、精霊を操れないけど強いっていうキサラさんの設定ってよくできてるな、とか考えたりします。

>(読んでるつもりなんだけどなあああ…)
 リアルタイムで作品に付き合ってると、1週間に1話ペースなので、どうしてもあることないこと色々考えちゃうんですよw自分が書いてることも、流石に深読みすぎなところとか思い込みの部分がいっぱいあると思うので、あんまり信じないで下さいねw
返信する
目覚め (オペラ)
2011-07-23 16:48:43
社長って起きる時バチッって目を開けそうな感じなので、平山社長に魂が戻る時に何かちょっとヒクヒクと痙攣してたのがかわいらしくてびっくりしました…(ええー)
乃亜編のあのロボも、器用に抱っこしたなあ…って思います。単純にでっかいし、コートの裾長いし、お姫様だっこする方も大変ですよね…。ぐぎぎ!(またか)

>実は社長の次の戦いも結構長……
やったあ!!わくわく!!
こないだ、魂を抜かれた(こっちもか…)城之内君が本田の肩からずり落ちそうになるのを社長が手で止めてて、おおっと思いました。確かにあのタイミングで地面に落ちてたら、ねずみの大群に踏まれてたかもだし…!踏まれただけで済んだかもしれないけど、やだし!社長、たまに優しい!

>なんとなくセト様(と社長)は、もろくて儚いタイプの美しさは好きじゃないと思います。
ですよね。モクバにしてもキサラさんにしても、弱いから守ってるわけじゃないような…。社長とは違う強さがある、というか。その点では表の遊戯も同じハズですが、彼に対しては結構色々言うのはやっぱり彼は決闘者だから、っていうのもあるのかなー。「競争意識が先立つ」っていうの、わかる気がします。

>モクバ君はDMクエストで少しバトルしただけでちゃんとしたデュエルはしてないのかな、とか、精霊を操れないけど強いっていうキサラさんの設定ってよくできてるな、とか考えたりします。
ほんと、よくできてますよね…。モクバが普通にデュエルとかするようになれば、あのDEATH-Tの時みたいな扱いにどうしてもなっちゃうのかもだし…(いやマイクラ後にそれは絶対ないだろうけど!)、きっと意識した事はないだろうけど、モクバにはデュエルして欲しくないでしょうね、社長…。
返信する
動静がはっきりしているのか (ミナ)
2011-07-24 21:36:09
>社長って起きる時バチッって目を開けそうな感じなので
 普段、寝起きでぼへーっとしてる時間もなさそうですもんね。スイッチのオン・オフで切り替えてるのかってくらいに朝からてきぱき動けそうです。でも魂取られた後から全速前進は流石に無理でしたかね(苦笑)。

>城之内君が本田の肩からずり落ちそうになるのを社長が手で止めてて、おおっと思いました。
 自分も結構好きなシーンです。意識のないアメルダや竜崎についても「病院に運べ」と指示していたので、やはり弱者には優しくて、対等に競う立場の者には厳しいということですかね。そんなところも好きです社長。

>モクバにしてもキサラさんにしても、弱いから守ってるわけじゃないような…。
 単純に弱者だと、その場で守って終わりなんでしょうね。自分の手で守ったり助けたりする必要もあるけれど、彼の方が精神的に守られたり救われたりすることがあるからこそ、一緒にいられるんでしょう。

>きっと意識した事はないだろうけど、モクバにはデュエルして欲しくないでしょうね、社長…。
 同じ決闘者だといつか敵として対決しなければない、みたいなことも無意識に恐れていそうですね。社長やKC関係でだいぶデュエルと近いところにいるのに、モクバ君がカードを手に取ろうとすらしないのは、社長のそういう気持ちを社長以上にわかっていたからかもしれません。
 実際、失うか側にいられるかが「本気で戦ったかどうか」と対応しているともいえますよね。キサラさんの想いを継いだ青眼やモクバ君はずっと一緒にいられるけど、剛三郎とかアテムとかアクナディンさんは、本当は失いたくなかったはずなのにすべて別離の結果になってますから。
返信する
ペガサスの城の門が開いて、 (オペラ)
2011-07-28 03:39:10
笑顔の社長が映った瞬間、吹き出してしまいました…!わかってたのに…!何このさわやかさ…!
すんごい今更ですが、脱出の際の子瀬人の導きも、遊戯達をヘリに乗せてあげるシーンも、アニメではないんですね!!子瀬人はともかく(そもそも社長がマイクラで昏睡してなかったんだし)、あのヘリのシーンはとてもステキなのに…もったいない!まあ、急いで帰ってBIG5をしばく準備をしなきゃいけなかったのかもですがw

>意識のないアメルダや竜崎についても「病院に運べ」と指示していたので、やはり弱者には優しくて、対等に競う立場の者には厳しいということですかね。
そういえば言ってましたね!モクバが言うならいつものことっぽいですが…。社長自身も社長じゃなくなる危機(笑)で大変なのに、弱者には優しい…ステキです!!

>社長やKC関係でだいぶデュエルと近いところにいるのに、モクバ君がカードを手に取ろうとすらしないのは、社長のそういう気持ちを社長以上にわかっていたからかもしれません。
もくばあああああああああ(号泣)。
わかってそうです…!モクバなら…!まだ子供なのに、何も言わなくても理解してそう…。
ううっ、ずっと兄弟仲良くしやがれ…(by城之内くん)

>剛三郎とかアテムとかアクナディンさんは、本当は失いたくなかったはずなのにすべて別離の結果になってますから。
そうか…本気で戦った相手…本当ですね。
アテムも還ってしまうし。
…今ふと思ったんですけど、社長の中に確かにあるセト様の記憶は、還らずに社長と共にいるんですよね…。いいのかな、アテムは還っちゃうのに。…あ、いや、キサラさんの意思を継ぐ青眼も現世に残ってるからいいの…か…?
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