夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

AKB48『2作連続“初日ミリオン”』、齢ばかり重ねた私でも、秘かに微笑んで・・。

2011-10-27 12:08:23 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
先ほど、パソコンを開くと、トップページに設定している【YAHOO! JAPAN】に於いて、
トピックス・ニュースが掲載されているが、このひとつに思わず微笑んだりした。

《 AKB新曲 初日だけで104万枚超 》

と見出しされ、私はクリックしたニュースの詳細を読みはじめた・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111026-00000328-oric-musi
☆【YAHOO! JAPAN】<==
     【オリコン 】AKB48、2作連続“初日ミリオン” 初日売上歴代最高の104.6万枚 ☆

私はこの音楽を中核とした情報サイトが、配信された記事を精読を精読した・・。

《・・
人気アイドルグループ・AKB48の東日本大震災復興応援曲「風は吹いている」(26日発売)が初日に104.6万枚を売り上げ、
10月25日オリコン・デイリーシングルランキングの首位に初登場した。

オリコン・デイリーランキング史上初の“初日ミリオン突破”を記録した前作「フライングゲット」(初日売上102.6万枚/累積売上157.0万枚)に続き、
2作連続で初日ミリオンを達成。
初日売上は前作を2万枚上回り、歴代最高記録を更新した。

AKB48のシングルミリオン突破は、「桜の木になろう」(2月発売・累積売上108.1万枚)、
「Everyday、カチューシャ」(5月発売・同158.0万枚)、
「フライングゲット」(8月発売・同157.0万枚)に続き、
4作連続通算5作目。
今年これまでに発売したシングル全てがミリオンを突破した。

本作は、復興応援ソング「風は吹いている」のほか、新曲「君の背中」などを収録する。

オリコン 10月26日(水)19時31分配信
・・》


私は現役時代には、音楽業界のあるレコード会社の管理畑、情報畑などに35年ばかり勤め、
2004〈平成16〉年の秋に定年退職したた身であり、
この配信して下さった【オリコン】に関しては、もとより多少は知っている。

私は1971〈昭和46〉年の頃から、音楽専門の週刊業界誌として愛読し、特にベストランキングに注視し、
その後は音楽を中核とした週刊情報誌として発刊され、数多くの音楽愛好者が購読され、
定年後の私でも、ときおりネットで【オリコン】サイトを見たりしているひとりである。


レコード業界は1998(平成10)年、CDを中核とする売上げのピークとなり、
この前後から、違法な音楽配信、社会の趣味の多様化の中、CDの売上も急速に下降した。
その後、音楽配信が正常に普及したが、社会はデフレ風潮の中、売上げは下降している。

しかし決定的なことは、2003(平成15)年に於いて、
世界最大の音楽サイト「iTunes(アイチューンズ)」がサービスを始め、
私が瞬時に、音楽業界のパンドラの箱が開けられた、と強く感じたりした。

アメリカ市場に於いては、有料として1曲当り1ドル前後の割安で、利用者は購入できた上、
何よりも無料で視聴でき、主要国に急激に普及したことである。

日本も準拠した割安で、急速に拡大し、音楽配信全般として権利関係の整備が不十分な配信が続いている中、
一定の収入が見込めるCDが急減している。
こうしたことは
YMOのサウンドプログラマーを務めた松武秀樹さんが、過日に明言した言葉をお借りすると、
《・・
ミュージシャンが音楽を創造し、リスナーから対価を得て、
再び創造にあたるという音楽活動のサイクルが崩れてしまった面もある。

著作権で守られた作詞家や作曲家を除けば、ミュージシャンらの権利保護は不十分なままだ。
放置すれば、プロの音楽家が育たないことにもなりかねない。
・・》

このように音楽業界は烈風の中、無力な私は憂いたりしている。


こうした中で、現在最も勢いのあるアイドルグループ「AKB48」のCD販売、人気に驚いたりしている。

私の勤めたレコード会社とは、無念ながら「AKB48」は他社であるが、
私は音楽業界のCD販売の低迷の中、健闘していると喜んだりしている。

たとえCDを購入した特権として握手券があると騒がれたりしてきたが、
中学生か高校生が念願のアイドル・スターと握手もできる、
と期待にときめきながら数多くの方がCDを買い求めた、としても良いではないかと私は思っている。


過ぎし6月の初旬、私たち夫婦は地上波デジタル対応のテレビを買い求めに、
家電の最大手の量販店に行った。
テレビのフロア―には、各メーカーの各種が並んでいる中、すべての画面には、
AKB48の『Everyday、カチューシャ』のプロモーション・ビデオが映し出されていた・・。

私は健気(けなげ)に唄い、踊るAKB48のメンバーに、
熱気を感じながら、ひとつの時代の制覇を感じ、微笑んだひとりである。


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