夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

春の陽差しの中で、庭の手入れをすれば・・♪

2009-03-16 15:18:15 | 定年後の思い
東京郊外の調布市に住む私は、
一昨日は春の嵐のような一日で、風は強く雨が降ったりしたが、
昨日になると春麗(うらら)のように暖かな日に恵まれ、
喜びながらも余りにも移ろう春の気候に戸惑ったりしていた。

今朝、地元の天気情報によると、
朝の6時過ぎは2度、昼下がりは17度前後であり、
夜の6時は14度前後で、日中は風もなく快晴の一日になります、と報じていた。

私は庭の手入れをしょうと思い立ち、
『XXちゃん・・今日は買い物は休んで・・庭の草むしりをするよ・・』
と私は家内に云ったりした。

私は日常の多くは買い物と散策をしているが、
春の陽差しの中で、雑草が多く繁る前に、草むしりをすることにしたのである。

11時過ぎに庭に下り立ち、玄関庭、そして主庭と草むしりをしていた時、


♪菜の花畠(ばたけ)に、入り日薄れ
 見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし

【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一 】


と心の中で唄いだしたのである。

薄手の冬のスポーツシャツを着ていたのであるが、
ぽかぽか陽気で汗ばむようで、心身心地よかったのである。


♪春風そよふく、空を見れば
 夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し

【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一 】


私は心の中で唄いながら、
この後、庭の外れで簡易椅子に座り、煙草を喫っていた時、
桜が咲いた後に菜の花の情景が観られるのであるが、
桜も咲いていないのにどうしてなのかしら、と微苦笑したのである。

庭の草むしりは雑草も少なく、2時間ばかりで終え、
風呂に入ったのであるが、風呂場の窓はさんさんと陽射しが照るので、
窓を開けて、露天風呂のような心持ちで、入浴したのである。

この後、家内と遅い昼食を頂いたりした。

そして、現役時代の頃であったならば、
休日明けの月曜日などは早めに出勤し、業務に追われながらも、
少なくとも夜の9時過ぎまでは、奮闘していたが、
年金生活の五年生の今、遠い昔の日のように思えたりしている。



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私達夫婦が、旅行先で笑われる時・・♪

2009-03-16 08:25:49 | 旅のあれこれ
私は年金生活五年生の64歳の身であり、
家内との共通の趣味は国内旅行であり、子供に恵まれなかった為か、
若い頃から国内の各地を旅行をしたりしている・・。

ときには団体観光ツアーで各地を周遊したこともある。

バス、新幹線の車内、休憩所の土産売り場、観光ホテルのロビーとかで、
ご一緒に旅をしている人達から、ときおり笑われたりしている。

たとえば、新幹線を下車する直前、旅行のバックを持つ前に、
『あなた・・まわりのお方に注意して・・持ってね・・』
と私は家内から云われたりしている。

こうした折、
『はい!』
と私は明るく大きな声で家内に返事をする。

私は日常生活でも家内から何か云われた時、
はぁ~ぃ、と少しだらけた返事は嫌いなので、
短めで明るく大きな声で返事をしているのであるが、
なぜか旅先でご一緒から、笑われたりするのである。


私は家内を呼ぶ時には、
『XXちゃん・・さぁ・・』
と私はいつものように、家内の名前を口にしたりすると、
車内の付近から、くすくす笑われるのである。

私は家内と婚約する前の交際期間から、ちゃん付けで呼んでいるので、
私は平然としている。

家内が私を呼ぶ時は、
あなた、が多いが、ときにはXXさん、と名前で呼ばれたりすることもある。

こうした折、ご一緒の特に女性グループ方達から、
『あなた達・・いいわねぇ・・』
と家内は笑いながら云われたりしている。

こうしたことは、私はいつもの日常生活で使っているので、
私は戸惑いながら、ご一緒の方達に微笑返しをしているのである。


私は団体観光ツアーに関しての思いは、
あるサイトに2007年9月6日に於いて、
【 団体観光ツアーの効用は・・♪ 】
と題して投稿しているが、あえて再掲載をする。

【・・
私は定年退職後の3年生で身であり、
家内との共通の趣味は、国内旅行であり、四季折々、日本の各地を訪れている。

若き40歳の少し前までは、JTBなどの旅行会社に予約して、個人旅行をしていた。
団体観光の場合は、旅行日程に制約があり、
同行の方達と一緒なので何かと息苦しく感じ、
宿泊先の観光ホテルなどでも気詰まりのように思っていたのである。


私が40歳の少し前、新年まもない土曜日の午後、
2月の初旬、山寺と蔵王の樹氷めぐり、そして最上川の船下りした後は越後地方を周遊し、
この間、上ノ山温泉と温海温泉に宿泊する、
という団体観光ツアーの新聞に掲載された広告を見た。

個人旅行としては、真冬の山寺を歩いて参拝したり、蔵王の樹氷の景観を眺め、
その上に最上川の雪の光景の船下り・・
と私達は思案してきたが、交通の不便な処を行き来するので、長年にためらってきたのである。

家内に思い切って参加してみよう、と相談し、参加することにした。

東北の雪の中の旅程なので、防寒着で身を固めて、
指定された集合場所に定時前に着き、バスに乗り込み、
あらかじめ指定された座席に腰を下ろした。

持参した純米酒を呑みながら、車窓から東北の冬枯れの情景を眺めた上、
バス・ガイドさんの解説を聴いたりして、時折まどろんだりしていた・・。

観光地の最寄で降り立って、周遊した後は、再び走行するので、
途切れた時間待ちがないので、
特に冬の寒い時節は、移動は楽であることを実感させられた。

宿泊先の観光ホテルは期待していなかったが、想像以上に質感が感じられ、好感したりした。


私達夫婦は個人旅行の魅力も知っているつもりであるが、
団体観光ツアーの価格の廉(やす)さには驚いたり、赤字にならないのか、
と余計な心配もしたのは事実である。

私達は自動車を保有しない信条なので、
この旅行で好感したので、ときおり団体観光ツアーを利用している。

何より魅了されたのは、バスの車内、休憩時間のサービス・エリア、お土産屋さんのひととき、
そして食事処などで共に参加された年配のご夫婦の会話、しぐさを私達は学んだことである。

このご夫婦の方達とさりげない会話をしたりして、
私達は人生の大学の生徒となったりした。

さりげない人生を教示して頂いたり、
私達夫婦も60歳代になった時は、あの方達のような夫婦になれたら、
とツアーの参加のたびに、数多く学んだりしてきた。

こうして最初に団体観光ツアーに参加してから、
早くも20数年を過ぎようとしている。

今の私達もときおり利用しているが、
自分達より10歳前後の年配の70歳代のご夫婦に関心を持っており、
旅先のひととき、数多く学んでいる。
・・】


このように綴っていたのであるが、改めて再読すると、
私は微苦笑したりしている。



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