夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

思いがけずに、映画雑誌『世界の映画ベスト・セレクション』にめぐり逢え・・♪

2009-03-25 16:02:44 | 映画・テレビ
私は東京郊外に住む64歳の年金生活の身であるが、
午後より雨が予測されていたので、午前中に買物に出かけようと、
玄関先に立った時、早くも小雨が降りだして、
やむ得ず傘を差して、最寄のスーパーに向かった・・。

スーパーの2階の一角に、『本のバーゲン』と明示された臨時のコーナーがあり、
私は何気なしに寄ったのである。
各分野の色々な本がある中で、
ひとつの雑誌に目が留まったのである・・。

『~ファンの心ときめかせた~ 世界の映画ベスト・セレクション』と題された映画雑誌であり、
SCREEN特別編集で、近代映画社が発行し、平成11(1999)年10月10日発行と明記されていた。

そして本の帯には、
  【映画ファンが半世紀の名作の中から
           選んだベスト・ムービーを
               440枚の写真で構成したビジュアル豪華本!】
と掲示されていた。

私は手に取り、パラパラとページを捲(めく)ると、
1955年度~1998年度までの40年間に於いて、
それぞれの年度の『読書の選ぶベストテン』と『批評家のベストテン』が掲載され、
それに伴う解説、写真が明示されていたのである。
解説も映画評論家の渡辺祥子・女史であり、信頼できる批評をされるお方なので、
良い本にめぐり逢えた思いであった。


私は東京オリンピックが開催された頃は、
大学を中退し、映画、文学青年の真似事をしていた時代であった。
この頃の私は、映画雑誌としては『キネマ旬報』を熱愛し、
過去の作品批評、シナリオ等も読みたくて、
神田街の古本屋などを中心に古本屋で買い求めたりしていた。

そして、洋画の雑誌として『SCREEN』は知っていたが、
あくまで映画ファンの軽い企画の雑誌であったので、
私は購読に値がしないと確信していたのである。


私は20代のなかば、映画・文学青年の真似事を断念して、
映画研究を持続する友人に、『キネマ旬報』を初めとするなどの本を、
30冊を手元に置いた以外、千冊前後を寄贈したのである。

そして、私は民間会社に中途入社し、
定年の7年前頃から、『キネマ旬報』の増刊号、特別号などを買い求めたりしている。
これと共に、定年後はゆっくりと居間で映画鑑賞をしょうと、
ビデオ・テープ、DVDなどをテレビのWOWOW、NHK衛星放送から収録したり、
或いは販売店で買い求めたりし、現在は千作品ぐらいは所有となったりしている。


このような過去の映画ファンの拙(つたな)い身となった私は、
映画雑誌の中で、時系列として編集された本は、
『1946~1996 キネマ旬報ベストテン全史』だけであるので、
新たに『~ファンの心ときめかせた~ 世界の映画ベスト・セレクション』が加わり、
微笑みながら懐かしげの作品の解説などを読んだりしている。


尚、本日入手した映画雑誌は、定価は本体3700円+税と記載され、
その横に1470円(税込)とシールが貼られていた。
私が想像すれば、書店からの返品か、卸店の在庫過剰分かと推測するが、
新刊本のような小奇麗な本が、半額以下で購入できたので、
私は雨の中、買物に行き、偶然に入手できたのは、天からの贈り物、
と思ったりしている。



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野球に無知な私が、日本がWBC連覇できた理由・・♪

2009-03-25 09:10:05 | 時事【社会】
私は東京郊外に住む64歳の年金生活の身であるが、
野球も無知な私さえ、連日のWBCの熱戦に気になり、
NHKの夜の9時から『ニュースウオッチ9』のスポーツ・コーナーなどで注視していたが、
さすが昨日の決勝戦だけはテレビ観戦をした程度のひとりである。

結果として、日本は優勝し連覇となったが、
少しボケた私さえ、感動を頂き、思わずこのサイトに投稿したのである。


【イチロー選手『最後に・・神が(舞い)降りた・・』に感銘し・・。 】
と題して、投稿したのであるが、再掲載をする。

【・・
私は東京郊外に住む64歳の年金生活の身であるが、
野球も無知な私さえ、連日のWBCの熱戦に気になり、
本日の日本と韓国の決勝戦をテレビで観戦した。

結果としては、延長戦の熱戦の中、
イチローの決勝打で日本に優勝をもたらしたのであるが、
試合後のイチロー選手のインタビューが私は感動したのである。

『いやーもう・・苦しいところから始まって、
苦しさからつらさになって・・つらさを超えたら心の痛みになった。
最後は笑顔になれた・・。
最後の打席では、神が(舞い)降りてきましたね・・。
自分の心の中で・・実況しながら打席に入った。
そして・・一つ壁を越えた・・』
と少しボケた私には、このように聴こえたのである。


私はテレビ観戦をしていて、
9回からダルビッシュ投手が登板し、これで韓国も良く奮闘したが、
これで終わりで、日本は優勝かと思ったのである。

しかし、無敵とさえ云われている豪腕のダルビッシュが、
重圧のためか、まさかの連続四球。
そして同点タイムリーを打たれ、延長戦となった。

この後、延長戦の中、10回の表、日本は2アウトでランナー2、3塁に於いて、
イチロー選手がバッター・ボックスに入った時、
私さえドキドキしたのである。
ここで打てれば、優勝が濃厚となるので、
日本チームのメンバー、スタッフはもとより、何より応援している数多くのファンの期待、
そして殆どの日本人からの応援・・
イチロー選手自身の心身の重圧は大変だなぁ、と思いながら熱視したのである。

こうした状況の中で、イチロー選手はセンター前にヒットを打ち、
野球に無知な私さえ、改めてイチロー選手は、
数多くの人々に感動をもたらす桁外れの選手である、
と震(ふる)えるほど感きわまったのである。

そして、試合後のイチロー選手へのインタビューで、
彼自身の言葉・・深く感銘したのである。

『・・苦しいところから始まって、
苦しさからつらさになって・・つらさを超えたら心の痛みになった。
最後は笑顔になれた・・。
最後の打席では、神が(舞い)降りてきましたね・・』

昨今、私は感動をもたらす社会のニュースは少ないが、
まぎれなくイチロー選手から、確かな言動を頂ただけた、
と深く感謝している。
・・】

このように投稿したのであるが、
私は中学一年だけ野球部に所属し、補欠にもなれず、
ただの訓練生で終わった野球の落第生の身であるが、
今回のWBCで日本が優勝できた理由を考えたのである・・。

原監督の下で、各コーチ、スタッフ、そして一流の選手が選抜されたチームが編成となり、
『いかに勝ち続けるチームは・・』
と命題のもとで、昨日まで至ったと思われる。

もとより野球のプレーは選抜された選手が行うが、
それぞれの選手の力量をいかに試合中に発揮させるか、
と原監督の下で、各コーチが架せられた難題と私は推測している。

こうした中、私は原監督の柔和な人格が各コーチに伝わり、
選抜された選手のプライトを配慮しながら、チームの総合力を結集させた。
私が原監督が巨人の監督として、かってリーグ優勝したが日本シリーズに敗退し、
まさかの解雇された体験が大きく成長させた、と確信するひとりである。

そして原監督の少年時代からの野球に対する軌跡を重ね合わせると、
各コーチと共に、選抜された選手の優れた力量をいかんなく結晶させた、
と私は思ったりしたのである。


数多くの人々が優勝を期待する重圧の中で、
選手はもとより、監督、各コーチ、そしてスタッフが結集し、
激戦を制し、
多くの人々に感動をもたらした・・。

このように、私はぼんやりと感じたのである。

余談である、過日のNHKのニュースで、
WBCの日本の試合中、女性キャスターが一般の方にインタビューした時、
『日本は・・試合に勝っていますが・・』
と云って、この女性キャスターは野球をまったく知らない方だ、
と私は苦笑したのである。

『日本は・・試合にリードしていますが・・』
と発言するのが常識なのである。



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