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枚方市の図書館行政を考える会等の枚方市議会に対する「陳情書」・・指定管理者制度導入への危惧

2018-02-12 22:57:41 | 枚方市図書館・生涯学習市民センター
 「社会教育の町」枚方市は、過去のものになったのだろうか? この4月から枚方市の生涯学習センター・図書館に指定管理者制度が導入される。
「平和がいちばん」に枚方市議会に提出された「陳情書」を提出団体の了承を得て掲載されている。多くの方に伝えたい。以下・・陳情書


 4〇年の歴史、社会教育の先進都市の誇りをもった枚方の図書館、生涯学習を後退させることにならないよう図書館行政の充実を求めます。私たち市民は図書館が知る自由を保障する「知の拠点」として直営運営を強く希望します。来年度から図書館・生涯学習市民センター複合館6館への指定管理者制度導入に向けて準備が進められています。以下のことを要望します。 
一.(略)

二.指定管理導入後の縮減効果が認められません。導入後五年間の財政縮減効果は二千二百万円ということです。一年一館約七四万円で前回の蹉跎・牧野導入の時は一年一館八二万円でしたから効果は下がっています。今後も人件費などで経費は上がっていくと予想されます。また、六館一括でなく複数の業者が入ることで中央館のコントロールはむずかしくなり、行政当局は「中央図書館のさらなる強化が必要」と言われています。そのために人件費その他の費用がかかり経費はより高くつくことになります。

三.中央館、各分館の連携、協力のもとの一体的運営計画を示してください。三つのグループに分けて指定管理業者を決めました。行政当局は「異なる業者間で切磋琢磨して良いものがうまれる」と言われますが、図書館運営は各館どうしの日常的な連携、協力の下で密に連絡、相談をしながらスムーズな運営ができてきたのです。図書館運営の現場に競争はなじまず逆に阻害要因となります。

四.図書館運営は地域とのつながり、継続性が大切です。正規司書がカウンターに常駐することで市民の図書館になります。継続性のある計画を示してください。蹉跎・牧野二館の指定管理業者の構成員であったJTBが二年で降りています。このように民間に任せた場合、五年の指定管理期間が終わると変わる、非正規の契約社員は数年で変わる。地域とのつながり、図書館運営でも継続性、積み重ねの上に発展させるということが難しくなります。もっとも大事なのは経験を積み重ねた人材の安定的な配置をすることです。それができなくなる。ここが最大の問題点、危惧されるところです。
五.(略)                                   以上

 財政的にも効果がない制度の導入は、やめた方がよい。この立場に立つ枚方市に変わってほしい。 
 

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