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一日も早い日韓関係の改善を願います

2019-10-18 21:35:43 | 政治 平和活動
 悲しいことが続いている。隣国韓国との関係。当たり前のように、身近には韓国出身の友人がいる。国際結婚も当たり前。
 「平和がいちばん」に投稿があった。歴史の事実を本当に知るには、努力がいるとつくづく思う。


9月21日、「住民自治を考える会」ではそのプログラムの一環として、「日韓関係と元徴用工問題」と題する講演会を開きました。講師は「日本製鉄元徴用工問題裁判を支援する会」の中田光信さんです。

 1人から「徴用工って何ですか」と質問が飛び出したように、第二次世界大戦から太平洋戦争中の侵略と植民地支配という日本の「負の歴史」を何らかの実感を持って受け止められる人々は少なくなっています。

 これを書いている私自身も戦後生まれです。この「負の歴史」と真正面から向き合わずして、私たちが東アジアで、世界で、平和にそして豊かに暮らせる、そんな日本の未来は見えてこないということを痛切に感じた講演でした。

 戦時中、日本は植民地朝鮮から約80万人を計画的に強制動員し、炭坑や軍需工場で働かせました。この強制労働が「徴用」です。「反人道的な不法行為」に対し、被害者である元徴用工は「慰謝料請求権」を認めるよう韓国で提訴してきました。これに対し韓国大法院(最高裁判所)は強制動員の「慰謝料請求権」を認め、日本製鉄と三菱重工に損害賠償を命じたのです。

 1965年の「日韓請求権協定」では「個人の賠償請求権」は消滅していないと日本政府は認めている(1990年代当時の外務省柳井条約局長や河野前外相発言)にも拘らず、むしろ両国の対立を煽り立てているのが現状です。

 日本政府は「侵略と植民地支配」の歴史への反省と謝罪を真摯に、具体的に示し、対話による関係改善に努めるべきです。今一方では、日韓民衆の間にかつてないほど平和と民主主義を築こうと具体的に努力する人たちが生まれていることも事実です。政府やメディアが煽る危険な嫌韓キャンペーンに流されず冷静に考え、東アジアと世界の平和を求めて行動したいと思います。

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