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「枚方まつり」の主役は自衛隊?

2017-09-10 21:06:18 | 枚方市民の取り組み
枚方市民の会の月報「平和がいちばん」9月号の1面です。現在の枚方市賑わい課に今回の「枚方まつり」の自衛隊参加について、要望と質問書を出しています。自然災害救助ということでアピールされているが、実態は違いました。その様子は・・・

8月26日・27日に開催された「枚方フェスティバル2017」に自衛隊が“大々的”に登場しました。オープニングパレードと市民会館大ホールでの吹奏楽演奏、そして駐車場一角での展示ブース。フェスタの主な場面にすべて登場し、市民のまつりではなく、自衛隊が「主役」のようでした。

 とりわけ異様な光景が展示ブースでした。迷彩を施した大きな装甲車が会場内を威圧し、迷彩服の隊員が中高生などの若者たちに入隊勧誘、幼児には隊員服を着せて軍事車両を背景に写真撮影のサービス。フェスタの趣旨は「まつりを通して市民が故郷の文化・歴史・伝統に触れ理解し、誇りある枚方を発信する担い手となる」。この趣旨と自衛隊の露出は全く適合しません。1931年の禁野火薬庫大爆発の日を「平和の日」として刻み、府下で最初の非核平和都市宣言をした枚方市に、武装した自衛隊が大々的に登場するのは、市の行政姿勢と市民感情から認められるものではありません。

 市民はこの自衛隊の出場を直前まで知らされませんでした。7月末に配布された『広報ひらかた8月号』のまつりのお知らせページには、自衛隊の「自」の字もありません。開催まで1週間を切った日に新聞折り込みチラシで初めて自衛隊の参加を知らされたのでした。まつりに参加する市民は「だまし討ち」にされたのです。

 武器・兵器や違憲の軍隊と市民生活の境界には厳格に線を引くべきです。日常風景にすること、なることを拒否します。ましてや子どもたちに近づけてはなりません。好奇心旺盛な子どもたちはその形態や威力に興味を惹かれますが、その武器が人を殺傷するためのものであることにはまだ思いが及びません。市民まつりへの自衛隊の参加は絶対反対です。


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