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楠葉のまつり「5月祭」は、30回目 ・・・避難されている方の話を聞きました

2012-05-22 23:01:42 | 政治 平和活動
   
  ・・・5月祭 避難者の話を聞いている・・・ 
19日から20日楠葉生涯学習市民センターで「5月祭」が開催された。年1回開催されているが、今回で30回になる。当初から参加してきたが、この数年地域の高齢化が進んだのか、参加団体の減少が気になる。しかし、活動委員の献身的な取り組みで継続されている。
 20日は、作品展示と避難者との交流会を開催した。作品は、①陶器・・・どのようにつくりだすのでしょうか?大きなつぼ、皿・・・手に取りたくなる豊かな作品です(鈴木めぐみさん)②衣装・・・独特の布とデザイン。はおりたくなります。着物のリメイクからはじめました。布からつくろうと織機に挑戦中(田中栄子さん) ③絵手紙・・・世界をつなぐ橋 人と人をつなぐ橋 描き続けています。今回の展示は、石積アーチ橋です(柳井直躬さん)④絵を描く・・・身近なものを見れば描きたくなります。窓から見える草花、日常の野菜等に心を寄せています(小倉麻子さん)⑤エッチング・・・御殿山美術センターでつくった作品です。自分の思いを表現しようと「絵画」にのめりこんだりしています(小倉百合子さん)
 午後から避難者お二人から話をお聞きした。お一人は、吉岡智佳子さん。避難者同士の交流を大切にしたいと「避難ママのお茶べり会」を始められた。千葉県から大阪市に1歳と3歳の姉妹をつれて自主避難中。地震当日は、外出中だっつた。余震におびえ液状化で道路が亀裂しもり上がり、子ども二人をつれて家に帰ることができなかったこと。自分で放射能の学習をし関東も危険だと知り、夫を説得して避難してきたこと。この間の厳しい状況の中で、子どもの健康を守るのは自分の責任という信念をつくられてきたことが良く理解できた。
 もうお一人は、萩原ゆきみさん。福島県郡山市から小2と小5の娘達と高槻市・京都と移り、やはり自主避難中。地震直後に怖さにふるえ1時間ほど家の机の下に子どもと避難していたこと。その後、食料がなくなり原発事故の情報がない中、不安におびえながら数日を過ごしたこと。避難を決めて飛行場に飛んで行ったが、長蛇の列で1夜を飛行場で過ごした時の様子・・・。マスコミでは報道されなかった現実が良くわかった。「私達は国に捨てられたのです」との言葉が重く伝わる。そして、こんな状態で福井原発の再稼動をするなんて許せないと語る。家族が一緒に暮らせない状況に追いやった政府。情報を伝えなかった国に対する怒りの大きさは、聞いていた私達にも「怒り」を植えつけるものだった。もっと多くの方に事実を伝えたいと心から思った。
 ←福島の子どもの保養キャンプの呼びかけビラです。
       (本ページの右欄と後尾に案内を掲載しています)・・・

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