平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

高松まさ子さんの訴え・・日本の際立つ問題「ジェンダー不平等」・・・

2022-02-01 19:51:26 | 枚方 高松まさ子

北浜の薬問屋

「ジェンダー不平等」が、日本で問題になってから、ずいぶん時間がたった。
友人の高松まさ子さんが、市民の会「平和がいちばん」の投稿を紹介したい。


 昨年は、大半の期間を、新型コロナ緊急事態宣言下での生活を余儀なくされた。その世界的パンデミックの中、東京五輪・パラリンピックが強行された。多くの問題を抱えたなかで、日本がジェンダー平等で決定的に遅れていることも人権感覚の欠如も露呈した。森喜朗大会組織委会長の女性差別発言、森氏を擁護し問題を矮小化する発言。女性タレントの容姿を侮辱するような企画案。
ジェンダーに関する国際比較データに、世界経済フォーラム公表のジェンダーギャップ指数がある。2021 年 3 月公表結果は、日本は、156 か国中 120位(前回は 121 位)先進国の中で最低レベル、アジ
ア諸国の中で韓国や中国、ASEAN 諸国より低い結果となっている。

このような国際比較データから、人々の生活に密接に関わる7つの社会領域を取り上げ日本社会の状況をあぶりだした本、「『日本』ってどんな国?国際比較データで社会が見えてくる」(本田由紀著)に、とりわけ際立っている日本の問題の一つが「ジェンダー不平等」であると書かれている。この中でも、政府自民党議員の、問題発言に触れて、「古臭く、かつ女性の人格への敬意を欠いた考え方を持つ政治家たちが議員や大臣としての地位についていることが極めて重要な原因のひとつ」と厳しく糾弾している。

各国がジェンダー平等に向けた努力を加速している中で、日本が遅れをとっていることも分かる。著者は、「誰もが対等な人間であり、誰もが他者から敬意を払われ、自分の望みを表明したり行動に表したりできるような社会にしてゆくこと。」が何よりも重要と言う。

日本は相当なジェンダー不平等国である。一方で長年その中で生きてきて、「そんなもん」とやり過ごしてきた自分もいる。そういう積み重ねの結果、日本の現状があるのかもしれないと気づく。ならば、誰かが対等でなかったり、誰かが侮辱されたり、そういうことを許さない感性を研ぎ澄ますこと。そして、こんな不平等は問題だ、
の声を強く大きくしていくことだと改めて思う。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。