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社会教育委員会を傍聴しました・・・枚方公園青少年センターのありかたについて

2010-02-10 18:08:22 | 市民の市民による市民のための平和活動
 雨の中、社会教育委員会を傍聴してきた。傍聴者は2人。今回の青少年センターのあり方を審議する社会教育委員会への傍聴は、ゼロが続いていた。よほど目を光らせないと、教育委員会等の情報が伝わってこない。教育委員会開催の市民への周知は、ひどい時は2日前にホームぺージに掲載するという状況だった。そのことは、私達の枚方市に対するワンデイアクション時の要請により改善はされたが、知ろうという市民の努力がなければ、「大切なことが知らない内に決められている」という状況が当たり前になっている。

 また、今回の青少年センターを利用する一般利用団体の有料化は、3年前の公民館が廃止され生涯学習市民センターに再編された時、大きな反対運動が起こったが、青少年センターは、目的が違うと再編の対象外にされた経過がある。私のこだわりも、その時の枚方市の利用者を無視した姿勢に対する「怒り」を忘れることはできないから。  
 今日は、パブリックコメントに対する「社会教育委員会」としての回答の論議だった。原案が事務局すなわち市の職員が提案するので、委員の中で大きな論議にはならない。しかし、市民からのパブリックコメントが、多ければ多いほど委員が慎重に判断せざるを得ないのは事実だと思う。

 結果的には、当初の枚方市のシナリオ通りに進んだのも事実。傍聴していて青少年センターの目的である「青少年に学習と憩いの場を与え、その青少年活動を助成し、健全な育成を図る」という目的を実現するために、現状を分析し目的をめざすという視点の少なさが気になる。一般市民も使用しているから、他の生涯学習センターの有料化した施設運営にあわせる必要があるということが、第1義的にされているという印象はぬぐえない。

 パブリックコメントの中に、以前あったフリゼミの青少年自らが実行委員になり、課題やプログラムを決めていく自主的な取り組みのことを知った。継承されていないらしい。今、必要なことは、若者を取り巻く社会環境の変化の中で彼らの居場所作り、自主的な取り組みを保証する施策の検討なんだと、改めて確信した。
 

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