春らしくなってきた。今日、東京電力・柏崎刈羽原発6号機が定期検査に入る。現在、稼働中の北海道電力・泊原発3号機も4月末頃定期検査に入る。このまま再稼動しなければ原発は稼動ゼロで何の支障もない日本が現実になる。
恐ろしいニュースが飛び込んできた。福島第1原発事故 2号機格納容器の冷却水、水深はわずか約60cmというのだ。26日現在も1時間あたり8.8トンの水を注水しているが、そのほとんどが、原子炉の外に漏れていることになる。格納容器の底には、メルトダウンした燃料が。さらに、2号機の圧力容器の下部にある温度計が不安定な数値を示し、6個の温度計のうち、3個が故障し、廃炉作業に必要なデータが得られにくい状況になっていると。
東京大学の寺井隆幸教授は「おそらく圧力抑制室のほうに水が行っていて、そこが最終的に漏れて、それでタービン建屋のほうに行っているんじゃないかなというふうに思います。ですから、入れている水が現状として、量的には、入れたものが全部出ていると」と語った。福島第1原発には、汚染水を入れたタンクが並んでいる。建屋の地下に流れ込んだ汚染水をタンクにためているが、増設が間に合わず、限界に近づきつつあるという。
今回の原発事故は、原発は人類が制御できないということを私達に突きつけ続けている。原発を少しでも早く廃炉にしなければとの思いは深まる。
恐ろしいニュースが飛び込んできた。福島第1原発事故 2号機格納容器の冷却水、水深はわずか約60cmというのだ。26日現在も1時間あたり8.8トンの水を注水しているが、そのほとんどが、原子炉の外に漏れていることになる。格納容器の底には、メルトダウンした燃料が。さらに、2号機の圧力容器の下部にある温度計が不安定な数値を示し、6個の温度計のうち、3個が故障し、廃炉作業に必要なデータが得られにくい状況になっていると。
東京大学の寺井隆幸教授は「おそらく圧力抑制室のほうに水が行っていて、そこが最終的に漏れて、それでタービン建屋のほうに行っているんじゃないかなというふうに思います。ですから、入れている水が現状として、量的には、入れたものが全部出ていると」と語った。福島第1原発には、汚染水を入れたタンクが並んでいる。建屋の地下に流れ込んだ汚染水をタンクにためているが、増設が間に合わず、限界に近づきつつあるという。
今回の原発事故は、原発は人類が制御できないということを私達に突きつけ続けている。原発を少しでも早く廃炉にしなければとの思いは深まる。