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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

福島から避難された方の話を聞きました

2012-03-05 21:19:21 | 政治 平和活動
  写真展の風景。多く方が、のぞいてくださっていた
 枚方市南部生涯学習市民センターで「福島ー枚方ー沖縄ーイラク」市民写真展を開催している。今日は、その会場で福島から高槻に避難された方の話を聞くことができた。
 彼女は福島県郡山市で暮らしていた。3月11日の地震による脅威。スーパーから食料が消えていく不安。なんら情報がない中、原発の不安を抱えながら二人の子ども達に十分な食の保障ができるのか、原発が爆発して放射能で被曝しないかと恐れた数日。スーパーで買い物をするため長時間並んでいた時に夫が「避難」を口にした。すぐに家に帰り10分で荷物を積め空港に向かったこと。飛行場は一杯で、キャンセル待ちをしたが当日は乗れず1夜を空港で過ごしたこと・・・。やっと飛行機に乗れたが、乗れなかった人への思い。大阪に来て様々な人達と出会い、原発に関することを学んだこと。そのことを通じて少しでも自分の経験を伝えることの大切さを感じたこと。真実を伝えないマスコミへの怒・・・。
 マスコミは本当のことを伝えていないと分かっていても、当該の方の話を聞くと「ココまで情報操作をしているのか」と怒りがわく。生活を破壊し、恐怖に陥れた原発の存在に改めて「原発いらない」と心から思う。
 地震から1年。また来ていただき、もっともっと多くの方に真実を伝えたいと思う。