今日、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の郵政グループ3社が
東証1部に同時上場した。終値はいずれも売り出し価格を上回り、3社
時価総額の合計は16兆円超に上った。
1987年のNTT(初値で約25兆円)に次ぐ大型上場だが、投資家
期待に応えて成長を持続させるため課題は山積してる。【工藤昭久、山口知】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000129-mai-bus_all
初値は、
日本郵政1631円(売り出し価格1400円)
ゆうちょ銀1680円(同1450円)
かんぽ生命2929円(同2200円)。
その後も堅調に推移し、日本郵政が1760円、ゆうちょ銀が1671円、
かんぽ生命が3430円で取引を終えた。
過去の民営化企業の上場で、1987年のNTTが売り出し価格119万
7000円に対し初値160万円、93年のJR東日本が38万円に対し
60万円等、初値が売り出し価格を大きく上回っており、日本郵政も合格
点をつけたといえそう。
各社、経営変革の急務や成長性に課題を抱えており、今後の運営に
注目しています。
さて、日経平均は反発し、243円高の18926円の大引けでした。
(出来高 概算26.9億株の商いでした。)
NY市場が堅調の中、郵政G各社の上場も順調にして投資マインド好転
です。
日経平均の反発で、ギャップアップスタートで一時400円超の上昇するも
後場にかけ、戻り待ちの売りも出て上げ幅を縮めた格好です。
ボリンジャーバンドの+1σから+2σレンジとなっており、上値追いの芽を
残しています。
注目のNY市場、ADP雇用統計など予想を上回り、序盤の株式は反応薄も
為替は121円台に乗せています。底堅い終了となりそうです。
明日の日経平均、19000円台に乗せる展開を想定しています。