今日、水産庁は、資源が減少している太平洋クロマグロの漁獲量が上限
値を上回ったとして、太平洋北部ブロックの北海道、青森、岩手、宮城、福島、
茨城の1道5県に対し、初の操業自粛要請を出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151113-00000163-jij-pol
このブロック漁獲量は10月末現在417トンに達し、上限の346トンを
超過した。水産庁はクロマグロ資源管理のため、今年 全国を6ブロックに
分け、沿岸漁業による小型魚(30キロ未満)の漁獲に上限値を設定。
漁獲量に応じて「注意報」「警報」などで警告するシステムを導入した。
操業自粛要請は最後通告に当たるが、強制力はない。国際約束では、
今年の日本のクロマグロ漁獲枠は計4007トンで、これを超過すると翌年
漁獲枠から差し引かれます。
北東日本の道県にとって、マグロ漁で生計を立てている漁師は、大変な
事態。また、天然マグロの供給不足懸念から、天然マグロの高騰も予想
されます。養殖マグロ、近大マグロが、また脚光を浴びそうです。
さて、日経平均は、8日ぶり下落。100円安の19596円の大引けでした。
(出来高 概算22.2億株の商いでした。SQ値概算19496.87円)
今朝方のNY市場は12月利上げが再燃し、終了時の大幅安の流れを受け、
東京市場は、ギャップダウンでスタート。前場に300円安の場面も、後場
押し目買いも入り値を戻し、NY株式の下落の割りに底堅い終了でした。
日経平均の反落でしたが、SQ値を約100円上回っての陽線引けと来週に
繋がる週末でした。
注目のNY市場、この日発表の経済指標が予想を下回り、続落しての開始。
終了時に12月利上げ観測をはねのけ、自律反発となるかポイント。
今週は、リバウンド基調を示したので、週末として良しとしましょう。
ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!