先程、米労働省が発表の１０月雇用統計は、非農業部門雇用者数が２７．１万人
増となり、市場予想の１８万人増を大きく上回りました。
伸びは２０１４年１２月以来最大。失業率も５．０％と前月の５．１％から低下し、
２００８年４月以来の水準となった。５．０％は多くの連邦準備理事会（ＦＲＢ）
当局者が完全雇用と見なす水準。労働市場が堅調に推移している事が示された
事で、ＦＲＢが１２月の会合で利上げに踏み切る公算が大きくなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00000085-reut-bus_all
８月、９月分も当初発表から計１万２０００人上方修正された。
これは、米経済状況が好転している中、雇用状況からも確認した格好で、１２月
利上げ実施に踏み切る可能性が出てきました。
この結果は、来週の東京市場にも追い風になりそうです。
さて、日経平均は続伸し、１４９円高の１９２６５円の大引けでした。
（出来高 概算２０．３億株の商いでした。）
今朝方のＮＹ株式市場、雇用統計発表前の底堅い終了の中、為替の円安シフト
傾向が見られ、日経平均は続伸の展開となりました。郵政３社グループの一服で
上値追いは限定的も、２カ月半ぶりの１９２００円台の回復となりました。
日経平均の続伸で、直近の持ち合いレンジ上放れのサインと、１９５００円台を
来週に目指す展開を示唆しています。相場は、リバウンドトレンド顕著です。
さて、注目のＮＹ市場、雇用統計の好結果を受け、利上げを意識した売り優勢も
実体経済が悪くないので、アク抜けの底堅い展開も想定できそうです。
為替がドル／円で１２３円台に向っており、来週の東京市場の上放れを援護する
予感あります。
来週以降１１月相場をおもしろくする週末となったので、良しとしましょう。
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