「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

11月第4週 相場展望と予定

2015-11-23 23:31:43 | 相場展望

               
11/16~週の日経平均は、週初こそ、パリ同時多発テロを警戒した売り
先行も米FOMC議事録が公開され、米国12月利上げに向け環境が整い
つつあることを示しており、市場も利上げを織り込んだ底堅い展開となった。

ドル/円は122円~123円になり、日経平均の背中を押した格好でした。

結局、日経平均は1週間で276円上昇(↑1.41%)の19879円の大引け。

11月第4週(11/23~11/27)の主なイベントと予定は、下記1の通り。

明日からの週は、米国の感謝祭ウイーク、週末にブラックフライデーを控えて、
NY株式市場の堅調な展開が見込まれます。

さて、国内の経済イベントでは、11/21にTPPの大筋合意を受けた対策が
戦略的TPP関連対策大綱決定として11/25リリース予定。また一億総活躍
社会の実現に向けた緊急対策を11/26に取りまとめ予定です。
また、日本版の10月雇用統計があります。

海外は、米で11/24のGDP改定値、11月消費者信頼感指数、11/25
10月耐久財受注、同 新築住宅販売件数、同 個人消費/支出等 目白押し。

11/27のサンクス・ギビングデーと翌週月曜のサイバーマンデーを控え、個人
消費の底堅さにも注目です。

また、今日 勤労感謝の祝日、先物では一時 日経平均が20000円台をつける
場面もありました。

日本株式市場は、外部環境の改善、為替の円高是正、企業業績の底堅さを
背景に、リバウンド相場を想定しています。

日経平均、11月第4週(11/24~11/27)レンジは、19750円~20150円
程度を想定しています。

1.11月第4週(11/23~11/27)主なイベントと予定
 11/23
 日本 休場(勤労感謝の日)
  米   10月中古住宅販売件数
   米   シカゴ連銀全米活動指数
  米   国債入札 2年債(260億ドル)
  米   米議会休会(~11/27)
  独   11月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU  ユーロ圏財務相会合
 11/24
 日本 10月全国スーパー売上高
 日本 榊原経団連会長 会見
 日本 プラネット、DyDo 各決算
  米   第3四半期GDP改定値
  米   9月S&Pケースシラー住宅価格
  米   11月カンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   ヒューレットパッカード、キャンベルスープ、ティファニー 各決算
  米   国債入札 5年債(350億ドル)
 米仏 首脳会談
  独   第3四半期GDP
  独  11月Ifo景況感指数
 11/25
 日本 日銀議事録(10/30分)
 日本 戦略的TPP関連対策大綱決定
 日本 気象庁3カ月予報
 日本 内田洋行 決算
  米   10月耐久財受注
  米   10月新築住宅販売件数
  米   10月個人消費/支出
  米   新規失業保険申請件数(11/21までの週)
  米   国債入札 7年債(290億ドル)
  印  インド市場 休場
 11/26
 日本 1億総活躍社会実現に向けた対策第1弾
 日本 ラクーン、アインファーマシーズ 各決算
  米   休場(米国市場はサンクスギビングデー)
 露仏 首脳会談
 EU 10月ユーロ圏マネーサプライ
 11/27
  日本 10月有効求人倍率
 日本 10月完全失業率
 日本 10月全国消費者物価指数
 日本 10月家計調査
 日本 ネオジャパン、新規上場
 日本 日本駐車場 決算
  米   株式・債券市場は短縮取引(ブラックフライデー)

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/20)

 今日のNY市場はドル買いの動きが優勢となっている。材料は特に何もなかった
 が、FOMC議事録後のドルロングの調整がきょうは一服している。12月の米利
 上げ期待が確信に近づいている中、ドルの先高感は根強く下値での買い意欲は
  強い。

 ドル円は122円台後半での振幅が続いた。ドル高の圧力はあったもののクロス円
 下落の圧力もあり、123円台は重かったようだ。ただ、122.50水準に行くと買い
 意欲は強まり、しっかりと水準は維持され、崩れる気配まではない。先高感の強さ
 をうかがわせる動きではある。

 一方、ユーロドルは再び下値模索となっており、1.06台半ばまで値を落とした。
 市場は12月のECB理事会での追加緩和をほぼ確実視する中、きょうのドラギ総裁
 発言はその期待感を強めさせたようだ。

 総裁は「資産買い入れプログラムと中銀預金金利の調整を利用可能なツール」と
 して指摘し、「責務の範囲内で利用可能な全てのツールを利用する」と述べた。

 中銀預金金利のマイナス幅拡大と債券購入規模(現在月間600億ユーロ規模)を
 同時に打ち出してくる可能性を示唆したとも受け止められる。

 ユーロドルは心理的節目の1.0500水準と年初来安値の1.0460水準を視野に入れた
 動きは継続といったところだ。      http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286366

  米国債利回り
   2年債          0.913(+0.021)
   10年債        2.261(+0.012)
   30年債        3.017(+0.006)
   期待インフレ率  1.635(+0.025)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは後半にかけて上昇している。この日米経済指標の
 発表も無く手掛かり材料に乏しかった。序盤はFOMC議事録後の調整の動きが
 先行したことや、この日はドラギECB総裁が追加緩和に意欲を示したこともあり、
 利回りも下げが先行した。ただ、為替市場でも調整の動きが一服していたことも
 あり利回りも反転している。

 政策金利に敏感な2年債利回りは0.9%台に上昇し、10年債も2.23%まで低下後、
 2.26%まで反転する動き。

 2-10年債の利回り格差は+135(前日+135)で変わらず。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286364

3.NY株式市場 結果(11/20)

 NY株式20日
   ダウ平均          17823.81(+91.06 +0.51%)
   S&P500          2089.17 (  +7.93 +0.38%)
   ナスダック          5104.92 (+31.28 +0.62%)
   CME日経平均      19945     (大証比:+55 +0.28%)

 今日のNY株式市場は反発。12月の利上げが織り込まれる中、投資家は利上げ
 開始後も緩和解除のペースは緩いとの期待感にシフトしている。きょうのドラギ
 ECB総裁の発言で追加緩和期待がより強まっていた事もフォローとなった様だ。

 ダウ採用銘柄ではナイキの上昇が相場をサポートしている。120億ドルの自社株
 買い設定や、株式分割、増配計画を同時に発表した。ナイキは5%超上昇している。
 その他、ホームデポやユナイテッド・ヘルスが上昇している。シェブロンやエクソン
  モービルといった石油関連株が軟調。

 きょうも小売りセクターの堅調な動きが目立った。その中でもアパレルのアバー
 クロンビー・アンド・フィッチが大幅高。小売セクターは好調な決算で堅調な動きが
  目立つ中、同社は第3四半期の決算を発表しており、こちらも既存店売上高が
  予想を上回った。特に同社の売上の半分を占めるカジュアルブランドのホリスター
  (Hollistar)が好調。既存店売上高が前年比で3%増加しており、予想(1.1%減)
  外の増加となった。

 ナスダックも反発。アルファベットやネットフリックスが上昇。クアルコムも買戻しが
  続いている。

 税務・会計ソフトのインテュイットが大幅高。決算を発表しており、売上高見通しが
  予想を上回った。11月~1月の1株利益は0.17~0.20ドルを見込み、予想(0.05
 ドル)を大きく上回っている。クラウドサービスの利用が増えており、同社のクラウドの
  「クイックブックス・オンライン」が奏功。

 電子機器設計ソフトのメンター・グラフィックスが30%超の急落。決算を発表しており、
  第3四半期は予想を若干下回る程度の利益だったものの、第4四半期の見通しが
  予想の半分程度となっている。アナリストの投資判断引き下げも相次いでいたが、
 半導体企業の統合が相次ぐ中、同社の経営環境も悪化しているとの指摘も聞かれた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286363

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果

 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=40.39(-0.15 -0.37%)
 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=41.90(+0.18 +0.43%)
 ブレント先物1 月限(ICE)
  1バレル=44.66(+0.48 +1.09%)
 ブレント-WTI(1月限)2.76(前日2.46)

 今日のNY原油先物相場は反落。12月限はきょうが最終売買日となったが、売りが
 優勢となっている。一時40ドルを割り込む場面も見られたが、きょうも40ドル台は
 維持している。買い意欲も根強いようだ。

 一方で来週から中心限月となる1月限は上昇。この日発表の米国内の原油のリグ
  稼動数は5年ぶりの低水準となっていた。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286357

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1076.30(-1.60 -0.15%)

 今日のNY金先物相場は反落。ドルロングの調整が強まっていることから序盤は
 上昇して始まったものの、NY時間に入るとドル売りの動きも一服し、金も戻り売
 りに押された。

 12月限は1075ドル付近まで低下。    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286359

 
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