「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

11月第3週 相場展望と予定

2015-11-15 23:58:38 | 相場展望

                
11/9~の日経平均は、前週末の米雇用統計の好結果を背景にした、
大幅上昇のスタート。

米で12月利上げ観測が現実味をおび、為替ドル/円で123円台に移行。
また、11/4上場の郵政3社が好発進し、投資マインドを底堅くさせた。
週末前日迄の7日続伸の展開を呼び、週末、NY株式市場の下落で下げた
ものの、100円程度の下落で終了した。

結局、日経平均は1週間で331円上昇(↑1.72%)の19596円でした。

11月第3週(11/16~11/20)の主なイベントと予定は、下記1の通り。

来週は、週末のNY市場が大きく続落した流れで、ギャップダウンの開始に
なりそうです。また、週末のパリ同時多発による有事の円買いとの発想から
先物主導の売りが出ないことに期待したい。

経済指標で、明日 国内の第3四半期GDPが発表され、良ければ評価になり
悪ければ、日銀金融政策の追加緩和の思惑が広がると言う、効果ありそう。

また、米で11/18に発表されるFOMC議事録(10/27、28日分)も注目
されます。

その他、海外経済指標の発表あるものの、国内については、企業業績の発表が
一巡し、好業績銘柄の買い戻しや連日の陽線引けの流れで、底堅さを示して
リバウンド継続の展開に期待したい。

日経平均、11月第3週(11/16~11/20)レンジは、19300円~19800円
程度を想定しています。

1.11月第3週(11/16~11/20)主なイベントと予定
  11/15
  米  国債償還  3年債(320億ドル)
              10年債(232億ドル)
              30年債(690億ドル)
 11/16
 日本  第3四半期GDP速報値
  日本  10月首都圏新規マンション販売
  米    11月NY連銀製造業景況指数
 EU   10月ユーロ圏消費者物価指数
  世   G20首脳会議
 11/17
  米  10月消費者物価指数
  米  10月鉱工業生産
  米  11月NAHB住宅市場指数 
  米  タルーロFRB理事、講演
  米  ウォルマート・ストアーズ、ホーム・デポ 各決算
  独  11月ZEW景況感指数
  英  11月消費者物価指数
  英  11月生産者物価指数
 11/18
 日本 日銀金融政策決定会合(~11/19)
 日本 10月訪日外国人客数
 日本 損保ジャパン、MS&AD、東京海上 各決算
  米   10月住宅着工件数
  米   FOMC議事録(10/27、28日分)
  米   ダラス連銀総裁、講演
   米   NY連銀総裁、クリーブランド連銀総裁、アトランタ連銀総裁
      パネル討論会に出席
  米   ターゲット、セールスフォース 各決算
 中国 10月新築住宅価格
  世   APEC首脳会議
  世  ASEAN首脳会議
 11/19
 日本 日銀金融政策決定会合
 日本 黒田日銀総裁 記者会見
 日本 10月貿易収支
 日本 10月粗鋼生産
 日本 ロゼッタ、あんしん保証 各新規上場
  米   10月コンファレンスボード景気先行指数
  米   新規失業保険申請件数(~11/14までの週)
  米   11月フィラデルフィア連銀製製造業景況指数
  米   10月北米半導体製造装置BBレシオ
  米   アトランタ連銀総裁、講演
   米  ベストバイ、ギャップ 各決算
  EU  ECB議事録
 11/20 
 日本 11月日銀月報
 日本 10月全国コンビニ売上高
 日本 ベルシステム21 新規上場
 日本 自民党がTPP総合対策取りまとめ
  米   セントルイス連銀総裁、講演
  米   ギャップ 決算
 EU  ドラギECB総裁、講演
 11/21
 中国 広州国際モーターショー(~11/29)

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/13)

 今日のNY市場はドルの底堅さを示した。この日発表の10月の米小売売上高は、
 予想を下回る内容で、発表直後はドル売りが優勢となったものの、動きが一巡
 すると直ぐに戻している。

 GDPの個人消費算出に連動する食品と自動車、建材、エネルギーを除いたコア
 小売売上高は前月比0.2%の増加となっていたが、ここ数年の平均からすると
  やや伸びが緩い印象で、第4四半期の米GDPが2%超の水準に戻すとの見方に
  疑問を投げかける内容ではある。

 ただし、FRBが利上げの姿勢を後退させるほどのネガティブなインパクトまで
 はないと思われ、12月利上げ開始期待は十分に温存されているようだ。

 ドル円はポイントとなっている122.50水準を割り込む場面も見られたが、直ぐに
 買い戻されている。この日は原油安、米株安が強まっていたが、その動きが一服
 すると123円台をうかがう場面も見られた。ネガティブな材料が一服すると、直ぐ
 に買い戻しが入るあたりは先高感が強い証拠であろう。

 一方、ユーロドルは1.07台前半まで値を落とし、ポンドドルも一時1.51台に下落。
 ポンドに関しては対ドルでは軟調なものの、ユーロや円に対しては堅調。先日の
 スーパーサーズデー(MPC、議事録、英中銀インフレ報告の同時発表)では、ハト
  派な雰囲気が強まったが、翌日の米雇用統計を受けてFRBと伴に英中銀の早期
  利上げ期待も高まっている。

 英中銀チーフ・エコノミストのホールデン氏が英BBCラジオに出演しており、英中銀
  FRBの動向に左右されない姿勢を示していたが、市場では、FRBが、12月に利上
 げを開始するようであれば、英中銀も来年の早い時期に追随するとの見方は根強い。
                                       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=285280
 米国債利回り
   2年債         0.851(-0.020)
   10年債       2.273(-0.039)
   30年債       3.055(-0.034)
   期待インフレ率  1.555(-0.012)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下。原油安、米株安が続いており、米国債利回り
 も調整の動きが続いている。この日の米小売売上高は予想を下回ったが、米利上げ
 期待を後退させるまでのインパクトは無かった。

 10年債は2.27%台まで低下し、30年債は3.04%台まで一時低下。

 2-10年債の利回り格差は+142(前日+144)http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=285279

3.NY株式市場 結果(11/13)

 NY株式13日
  ダウ平均       17245.24(-202.83 -1.16%)
  S&P500        2023.04(  -22.93 -1.12%)
  ナスダック         4927.88(  -77.20 -1.54%)
  CME日経平均     19425     (大証比:-205 -1.05%)

  今日のNY株式市場は大幅続落。この日の米小売売上高が予想を下回った事や
 きょうも原油安が続いていたことが圧迫している。12月の米利上げ期待も根強く
 株式市場は調整の動きを続けている。

 ダウ採用銘柄ではナイキやホームデポが下落した他、シスコが5%超下落した事が
 指数を圧迫した。前日に8ー10月期の決算を発表しており、決算自体は予想を上
 回ったものの11ー1月期の見通しがマクロ環境やドル高が影響するとして慎重な
 見通しを発表していた。一方、デュポン、キャタピラーが上昇。

 薬品のぺリゴが商いを伴って下落。マイランが同社の株主に対してのTOB (公開
  買い付け)を実施していたが、40%しか集まらず未達に終わったことが嫌気されて
  いる。一方、マイラン株は大幅高。

 JCペニーやノードストロムなど百貨店株が下落。両社は決算を発表しており、既存
  店売上高など冴えない見通しを示している。客足が伸び悩んでいる模様で、百貨店
  の決算は不調な内容が相次いでいる。消費者がショッピングモールに行き衣料品を
  購入するよりも、自動車や住宅、スマホにお金を使っているのではとの懸念が強まっ
  ている。

 ナスダックも続落。アップルやアマゾン、フェイスブクといった主力株が揃って下落。

 遺伝子解析ツールのイルミナが大幅高。S&P500株価指数の採用銘柄に選定
 されたことが好感されている。18日の取引終了後に実施。S&P500への新規
 採用の場合、株価指数に連動したパッシブ系のファンドからの需要や、先物との
 裁定取引の需要が見込まれる。     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=285277

4、NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/13)

 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=40.74(-1.01 -2.42%)
 ブレント先物1月限(ICE)(終値)
  1バレル=44.47(-0.72 -1.59%)
 ブレント-WTI(1月限)2.47

 今日のNY原油先物相場は大幅続落。前日発表の米週間石油在庫統計でも示された
 が、原油在庫は歴史的水準に積み上がっており供給過剰懸念は根強い。

 12月の米利上げ期待からドル先高観も強まっており、原油はリバウンドを期待して
 いた向きからの見切り売りが強まった。

 12月限は40ドル台半ばまで一時下落し、40ドル割れをうかがう展開となっている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=285273
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1080.90(-0.10 -0.01%)

 今日のNY金先物相場は横ばい。米小売売上高の発表前後は上下動が見られたものの、
 その後は前日終値水準を挟んでの小幅な値動きが続いた。

 戻り売り圧力は依然として強いものの、米株の下げが続いていることもあり下値
 では買いも出ているようだ。

 12月限は1088ドル付近まで上昇後、1080ドル水準に戻している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=285274

 
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