今日、出光興産と昭和シェル石油は、経営統合の検討を加速するため、10/1
付で「統合準備室」を新設すると発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000019-rps-bus_all
出光興産は、昭和シェルと経営統合を検討する事で7/30に合意、2016年
上半期にロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェル株式33.3%を取得する契約を
締結しました。
今回、経営統合に向けた交渉を加速するため、両社がそれぞれ統合準備室を
設置。出光興産の統合準備室長には、足立愛知製油所副社長が就任する。
出光興産は昭和シェルと経営統合することで、両社の経営資源・ノウハウを融合、
総合エネルギー企業として企業価値の最大化を図ります。
石油元売り国内2位の出光興産は売上高4兆6297億円、同5位の昭和シェル
石油は2兆9979億円。経営統合が決定すれば国内トップのJJXHDに迫る売上
規模となります。
元売リ両社にとり、重複する開発・技術/精製所/販売所の統廃合は避けられず
リストラも進んで行く事になりますが、売上げ規模を維持しながら、経営効率を
上げていくことができるか、両社の舵取りに注目しています。
さて、日経平均は小幅続伸し、6円高の19697円の大引けでした。
(出来高 概算20.9億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、若干弱含みで終了し、続伸続きの東京市場は、売り優勢から
取引開始で、一時 19600円台を割り込む場面も、先高感から押し目買いが
入り、前日値を挟んでのもみ合い展開が終了時まで続くも、大引けでプラス引。
先物の売り崩しも影を潜めた格好です。
日経平均の7日続伸も、この3日間で60円に満たない上昇で、過熱感が後退。
ボリンジャーバンド+2σが2万円を超えてきたため、上値余地が出た状況。
注目のNY市場、12月利上げに向けた警戒感が再燃した下落でスタート。
終了時にどこまで戻すかポイント。
明日の日経平均、オプションSQ後、先物の売りから買い戻しで、上昇一服も
下ひげ陽線引けを想定しています。