「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

12月第2週 相場展望と予定

2010-12-05 22:31:24 | 相場展望

         
毎週 日曜に書き込みしている「X月Y週 相場展望と予定」も、今年も今週を含めて、
後4回になりました。
師走相場の検証は、昨日書き込みしたので、興味ある方は一読して下さい。

さて、11/29からの週は、欧州のソブリンリスクと米経済指標の綱引きで、週の
前半は、欧州信用不安と中国金融引き締め、後半にかけては、米経済指標が
相場を下支えした格好
でした。

11月の日本株の急上昇で、調整モードもありましたが、12月第1週 週末にかけ
切り返し、師走相場は、まずまずのスタートになったと思います。

結局、日経平均は1週間で138円(↑約1.4%)上昇し、10178円の大引け
でした。

ところで、週末の米雇用統計は、期待外れの結果で、非農業部門雇用者数は、
前月比3.9万人増(予想、前月比15万人増)を下回りました。失業率は9.8%
(予想、9.6%)となりました。

市場で、FRBの追加緩和措置(QE2)を妥当と容認する声もあり、為替はドル/
円で82円台の円高水準となっており、この円高圧力を払拭できるか、ポイントに
なりそうです。

ただ、10月製造業新規受注や11月ISM非製造業景気指数は、予想を上回り
週末のNY市場を下支えしたのは、幸いでした。

12/6週は、経済指標で、10月機械受注の発表が予定されており、予想は
前月比横ばい程度で、上振れは、素直に好感されるかもしれません。

また、トリシェECB総裁とスペイン中央銀行総裁による会見が、週末に予定されて
おり、欧州不安の後退に期待したいところです。

さらに、週末にメジャーSQがあり、オプション権利行使価格10250円を上抜けるか
注目です。為替の水準が週末にかけ円高一服となれば、上へバイアスが働きます
が、円高高止まりなら上値を押さえることになりましょう。

12月第2週(12/6~12/10)日経平均予想レンジは、10050円~10400円
程度を想定
しています。

1.12月第2週(12/6~12/10)主なイベントと予定
 12/6
  日本  ピジョン、トーホー等 各決算
  米  バーナンキFRB議長報道番組出演
  米  ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
  加  10月住宅建設許可
  加  11月Ivey購買担当者景況感指数
  EU   欧州財務相会合(~12/7、ブリュッセル)
 12/7
  日本  10月景気動向指数速報値
  日本  11月携帯電話契約者数
  日本  SUMCO、ロックフィールド等 各決算発表
  米  10月消費者信用残高
  米   オートゾーン、H&Rブロック等 各決算
  加   中銀政策金利発表
  豪   中銀政策金利発表
  ブ   ブラジル中銀政策金利発表
  英  10月鉱工業生産
  英  10月製造業生産高
  独  10月製造業受注
  ア  アイルランド議会、予算案提出
  EU   欧州財務相会合(ブリュッセル)
 12/8
  日本  11月景気ウォッチャー調査
  日本  10機械受注 (予想、前月比-0.1%)
  日本  10月国際収支
  日本  ベストブライダル 東証1部へ変更
  日本  トップカルチャー、ACCESS等 各決算
  米   国債入札 3年債(320億ドル)
  加  11月住宅着工件数
  NZ   中銀政策金利発表
  独  10月経常収支
  独  10月貿易収支
  独  10月鉱工業生産
  英  中銀政策金利決定会合
  EU   リッカネン・フィンランド中銀総裁講演
 12/9 
  日本  第3四半期実質GDP2次速報値
  日本  第3四半期GDPデフレータ2次速報値
  日本  日銀 社債買入オペ 1000億円実施
  日本  11月工作機械受注速報値
  日本  11月オフィス空室率
  日本  LCC最大手 羽田-クアラルンプール線開設
  日本  エコプロダクツ2010(~12/11、東京ビッグサイト)
  日本  積水ハウス、東ドーム、ドクターシ-ラボ等 各決算
  米  新規失業保険申請件数(12/4迄の週)
  米  10月卸売在庫
  米  国債入札 10年債(210億ドル)
  米  コストコホールセール、ブラウン・フォーマン、ポールCo
      ナショナル セミコンダクター、シエナ等 各決算
  豪  11月雇用統計
  韓  中銀政策金利発表
  独  11月消費者物価指数 改定値
  独  11月調和消費者物価指数 改定値
  英  10月商品貿易収支
  英  BOE政策金利発表
 12/10
  日本  メジャーSQ
  日本  日銀CP買入オペ 1000億円初オファー
   日本  ヤマダ電機 中国で海外1号店 開店
  日本  気象庁 エルニーニョ監視速報
  日本  巴工業、丹青社、学情、ナトコ等 各決算 
  米  10月貿易収支 (予想、-440億ドル)
  米  11月財政収支 (予想、-1300億ドル)
  米  11月輸入物価指数
  米  12月ミシガン大学消費者信頼感指数 速報値 (予想、72.0)
  米  国債入札 30年債(130億ドル)
  米  ボルカー元FRB議長講演(ワシントン)
  中  11月中国貿易収支
  英  11月生産者物価指数
  EU   トリシェECB総裁、オルドネス・スペイン中銀総裁会見
 12/11
  世   OPEC臨時総会(エクアドル)

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/3)

 3日のNY市場はドル安が進んだ。11月の雇用統計で雇用者数の伸びが大幅に
 鈍化、失業率が予想外の悪化を示したことがドル安の手掛かりだった。

 雇用低迷で6000億ドル規模の国債購入が計画通り実行されるとの見方が広がり、
 ドル円は83円台後半から82円台半ばまで下落、

 ユーロドルは1.32台半ばから1.34台前半まで上昇した。市場では終盤に伝わった
 バーナンキFRB議長の発言が波紋を呼んでた。議長は11月30日に収録したCBS
  とのインタビューで6000億ドル超の国債購入を否定しないと、国債購入の増額に
 含みを残していた。         http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=92397

 米国債利回り
      2年債       0.468(-0.071)
     10年債     3.011(+0.023)
     30年債     4.319(+0.065)

 3日のNY債券市場はまちまち。短期債が買われる一方長期債が売られ、利回り
 曲線はスティープ化した。朝方は逃避買いが先行し、2年債利回りは0.45%台、
 10年債利回りは2.90%台まで低下した。11月の雇用統計で非農業部門雇用者数
  (NFP)が前月比3.9万人増と市場予想の15万人増を大幅に下回ったことが材料視
  された。

 ただ、その後、サービス業の景況感が改善したことが判明すると逃避買いは一服
 している。来週実施される一連の国債入札が需給悪化要因として警戒され、長期
 ゾーンでは利回りが上昇に転じた。米財務省は8日に3年債(320億ドル)、9日に
 10年債(210億ドル)、10日に30年債(130億ドル)の入札を実施する。予定額は
 計660億ドル。2-10年債の利回り格差は254ベーシスポイント(前日:247BP)に
 拡大した。                 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=92390

3.NY株式市場 結果(12/3)
 
 NY株式
   ダウ平均     11382.09(+19.68 +0.17%)
   S&P500      1224.71( +3.18 +0.26%)
   ナスダック      2591.46 (+12.11 +0.47%)

   CME日経平均  10175  (大証比:-15 -0.15%)

 3日のNY株式市場は小幅続伸。ダウ平均は19.68ドル高11382.09ドルで取引を
 終えた。朝方は売りが先行。弱い雇用統計を嫌気し、ダウ平均は小安い水準で
 始まった。ただ、その後はFRBが6000億ドル規模の国債購入を計画通り実施する
 との見方が広がり、株価は下げ渋った。取引終了間際にはバーナンキFRB議長が
 CBSとのインタビューで6000億ドル超の国債購入を否定しないと発言したことが
 判明。追加緩和期待が高まり、ダウ平均はプラスに転じている。

 ダウ採用銘柄ではバンカメ、JPモルガンなど銀行株が高い。為替のドル安を背景
 にデュポン、キャタピラーなど産業関連株も買われた。ハイテク株中心のナス
 ダックは続伸。オラクル、グーグルなど主力株は概ね堅調だった。
                         http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=92392

4.NY原油先物1月限、金先物2月限 各結果(12/3)

 NY原油先物1月限(WTI)
   1バレル=89.19(+1.19 +1.35%)

 3日のNY原油先物は続伸。1月限は1.19ドル高の89.19ドルで取引を終えた。
 終値では08年10月以来、2年2ヵ月ぶりの高値水準となる。前日に続き、連日の
 高値更新となった。為替市場でドル安が進んだため、ドル建て資産である原油に
 投機資金が流入した。11月米雇用統計は期待外れの結果となったが、米国株の
 下げが限定されたこともあり、原油相場への影響は限定的だった。
                         http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=92389
 NY金先物2月限(COMEX)
   1オンス=1406.20(+16.90 +1.22%)

 3日のNY金先物は続伸。2月限は16.90ドル高の1406.20ドルで取引を終えた。
 終値では1ヶ月ぶりの高値水準となる。弱い雇用統計でドル安が進み、ドル建て
 資産である金に投機資金が流入した。2月限は一時1409.90ドルまで上昇した。
                         http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=92386

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