今日、内閣府が発表した11月景気ウォッチャー調査は、景気現状判断DIが43.6で、
前月比3.4P上昇し、4ヶ月ぶりの上昇となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101208-00000338-reu-bus_all
横ばいを示す50の水準は、44ヶ月連続で下回りましたが、家計動向関連や企業動向
関連、雇用関連ともに上昇し、夏場以降のマインド悪化にようやく歯止めがかかった。
と報じています。
2~3ヶ月先を見る先行き判断DIは41.4で、前月比0.3P上昇でした。
これを受け、内閣府は、景気ウォッチャー調査の判断の表現を「景気はこれ迄緩やかに
持ち直してきたが、この処弱い動きがみられる」に据え置きました。
現状DIのピークは7月で、それ以降低下してましたが、11月は持ち直した格好です。
大きく寄与したのは、家電エコポイント変更前の駆け込みで、需要の先食いです。
企業動向調査も円高一服でヤレヤレや株価の上昇もマインドの押し上げ効果があった
と思っています。
日本株は、まだまだ出遅れていますが、11月は株価上昇率(ドルベース)で世界市場
トップになったようです。
この後、為替の円高修正が起これば、それだけで、輸出型企業の業績回復に寄与と、
12月景気ウォッチャーの下支えになります。
さて、日経平均は、反発し91円高の10232円の大引けでした。
(出来高 概算19.2億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、高値更新はならなかったが、オバマ大統領のブッシュ減税の2年延長
合意は、インパクトがありました。欧州市場もアイルランド支援承認となり、日本市場に
円安の追い風となった格好で、6/21以来10200円台回復となりました。
日経平均は反発。5日移動平均線(約10177円)をサポートに下値を切り上げてきました。
6月の戻り高値レベルの攻防で、ダブルトップの達成感も意識されますが、月末にかけて
上向きのリバウンド継続と見立てる投資家も多いと思います。
騰落レシオが高くなっており、需給の良い出遅れ中・小型株や来週発売される四季報関連
(上振れ期待)銘柄などが、狙い目でしょうか。
さて、注目のNY市場、目立った経済指標の発表はありませんが、底堅い展開を想定して
います。
明日の日経平均、SQ前日ですが、続伸になるように思いますが、マーケットは、どう
評価するでしょうか。
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