「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

膠着相場は急騰のサインになる!?

2010-12-11 22:01:36 | 相場展望

         
穏やかな週末の土曜日、横浜界隈は、いつもより人通りも多く、飲み屋さんも混雑している
ようです。忘年会らしいグループも多く、ノミニュケーション度は、昨年12月よりアップしてる
かもしれません。

株価の先高観がマインドを持ち上げている、と言っても過言でないでしょう。

そんな中、今週12/6日経平均の日中値幅が、話題を集めたようです。下値は堅いが
上値も重い状況下で記録した36.24円幅でした。

この値幅は、昨年の12/21以来の小動きで、これは、単に1年ぶりと言うに留まらない
非常に珍しい記録のようです。

記録に残る1986年以降の24年間で、歴代5位タイ記録でした。因みに10位までを
並べると、下表の通り。

        日経平均が歴史的な小動きを記録した表

          日 付        日 中 値 幅
    1  2009/12/21    32.02円
    2  1986/5/20     32.75円
    3  2005/7/4      35.06円
    4  2005/7/7      35.30円
    5  2005/7/28     36.24円
    5  2010/12/6     36.24円
    7  2005/6/14     36.97円
    8  2005/7/19     38.57円
    9  2005/2/21     39.47円
   10  2005/9/14     40.66円
                                   (出典:日本証券新聞10/12/8)

極端な小動きになるのは、特定の時期に集中しているのがわかります。なぜかその多くは、
2005年に記録されており、他は「1986年」と「昨年末」以降となります。

それぞれを見ていくと、1986年と言う年は、前年のプラザ合意を経て、バブル相場が
本格的なスタートを切った年。3月に大きく上放れ、1ヶ月強の調整を経てから、上げ足を
速めていくことになる。日中値幅が32円そこそこに留まった5/20も本格上昇相場の
入り口の時期と言えそうです。

そして2005年。この年は、5月から翌年1月まで6ヶ月連続で日経平均は月足陽線を記録
しています。表の記録では、2005年中に7回記録しているが、その内4回が7月です。
翌月の8/8には当時の小泉首相が「郵政解散」に踏みきり、それと同時に相場が大きく
上放れたのは、まだ記憶に新しいところ。

やはり、記録的な小動きが、その後の急伸相場につながっていることがわかる。そして
昨年。日中値幅は32円2銭を記録した12/21は、クリスマス週入りで商いも大きく落ち
込んだ日だが、翌12/22に日経平均△194円。その翌日も△158円、その後▼42円を
挟んで再び△139円。1月中旬迄買い進まれました。

今年で言えば、2、3月に それぞれ日中値幅が40円前後に留まる日があったが、その後、
4/5高値まで鋭角的な上昇をたどったことも周知の通りです。

要するに、過去の例を振り返る限り、極端な膠着展開は、いずれも後の大幅高に結び
ついている事がうかがえます。

さて、今回はどうか。12/7以降の日経平均推移は、12/7:▼-26.13円、12/8:
△91.23円、12/9:△53.55円、12/10:▼73.93円となっており、スピード調整を
経て年末高へ、「掉尾の一振」は可能性としてありそうです。

では、また。
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