「猿島」は、東京湾に浮かぶ唯一の自然島。
無人の島で鳥はたくさんいますが、はいません。
いざ、「猿島」へ☆
横須賀側の桟橋から、観光船で10分足らず。
縄文時代 既に人が住んでいたと推測され、島の山頂部からは
さまざまな縄文式土器が発見されていると聞いています。
1253(建長5)年 鎌倉に向かうため、房州を発した日蓮さんの乗った舟が嵐に遭い
あやうく遭難しかけたところ、1匹の白猿が現われて舟の舳先に立ち、日蓮さんを
無事に この島に案内したという言い伝えから、「猿島」と呼ばれているそうです。
江戸時代に幕府が全国で初めて台場を設置したのに始まり、明治~昭和と
国防の要塞島として秘密のヴェールに包まれていましたが、戦後 米軍による
接収を経たのち、1957(昭和32)年から一般の渡航が認められるようになり
2001(平成19)年 市制100周年に、国から横須賀市へ無償譲与されました。
現在は海水浴・釣り・BBQ など、市民のレジャーランドとして親しまれています。
8月末まで、浜辺にはビーチパラソルの花が咲きます
それでは、島の探検に出かけましょう!
要塞島の名残の堅固なレンガ塀に囲まれた切通しの露天掘幹道。
島の外から、施設が見えないように造られていたのだそうです。
兵舎や弾薬庫の入口が並んでいます。
みごとなフランス積レンガ造りのトンネル
完成は、1884(明治17)年
全長約90mのトンネルの途中にも、壁を穿って施設が造られてあります。
砲台跡
明治時代 旧陸軍によって造られたもので、海防のためフランス製の
カノン砲が配備されましたが、実戦で使われることはなかったとか。
1941(昭和16)年以降は 鉄筋コンクリート製の砲座が5座設置され、
防空のために高角砲が配備されていたといいます。
島の北側の階段を下ると、南側の砂浜とは違った荒々しい岩場。
こちら側は、釣り人たちに人気のポイントのよう。
「日蓮洞」と呼ばれる洞窟
右手沖には観音崎。 灯台が小さく見えています。
自動車運搬船の巨体が近づいてきました☆
7,919歩
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