スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

潮風に吹かれて

2011-09-09 | 横浜


さて、此処はどこの国でしょう?

日本を離れ で○○時間・・・

なんて ウソでーす
日本語の看板が遠くに写ってます~
でも、一見それ風な感じしませんか?


京急線「金沢八景」駅から「平潟湾」に沿って歩くほどに
だんだん潮の香が強くなってきます♪



渡る橋の名は「平潟橋」 
その下を流れ 平潟湾に注ぎ込む川は
侍従川


この川付近にも、あの照手姫にまつわる伝説が残されています。
昔 常陸国での戦に破れた小栗判官の侍女 照手姫は、藤沢から
朝比奈峠を越え六浦湾に出ようとするところで追手に捕らえられ、
侍従川に投げ込まれるなど 何度か危難に遭いますが、その度に
日頃信仰する観世音菩薩の功徳により 奇跡的に一命をつなぎ、
その後 無事に小栗判官と再会を果たしたという話です。

「侍従川」の名は、照手姫の乳母の名に因むといわれます。


その先の白い橋を渡れば、もう「野島」に到着です。
夕照橋





人家の路地の奥に、お寺が一座。

野島山 染王(ぜんのう)

古儀真言宗のお寺です。
創立: 年代不詳
   本尊: 聖観世音菩薩
1382(永徳2)年 比丘尼了意が、野島山に小庵を結んだのに始まる
と伝えられます。 『新編武蔵風土記』(1828年)に、「善應寺」として
野島山の山頂に所在したことが記されているそうです。

山門前の一隅に六地蔵と、庚申塔(寛文・元禄の銘)が並んでいました。
      



境内に、「筆子塚」


左右4基のうち2基は善應寺の、2基は正覚院の住職の名。
いずれにも「施主 手習子共」の文字が刻まれてあります。
      

このお寺が往時 寺子屋のような学問推進の場であり
師であった住職の為に手習子達により建立されたとか。

1688(元禄元)年~1731(享保16)年の造立のようです。




野島公園


野島山を中心に整備された1周 3、40分ほどの海浜公園です。


「掩体壕(えんたいごう)」


隣接する横須賀市夏島町に嘗てあった海軍航空隊基地の
戦闘機を空爆から守るための施設として建設されました。

標高約55mの野島山を東西に貫通する長さ約260mのトンネルで
両側にある出入口部分は幅約20m
高さ約7mのコンクリート造り、
中央部分は 幅約10m 高さ約8mの素掘りになっているそうです。

(説明パネルより)


同時期に掘削されていた「夏島掩体壕」と合わせて、海軍の
小型機約100機を格納する計画でしたが、終戦になり
実際には使用されることはなかったということです。



このあと・・
山頂の展望台へ行ってみようかと思ったのですが、
園内に人影がほとんどないため、淋しくなって・・・断念 (笑)
さて、どうしようかなぁ~

あ、そうだ
以前 改修中だった施設は、その後どうなったかな?
ちょっと寄ってみることにしましょう☆



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4 コメント

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すてきな風景写真 (kikyo)
2011-09-10 08:47:51
すてきな風景写真に見入ってしまいました。
空もきれいですね~!
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 (夜猫子)
2011-09-10 09:55:27
高い青空は、ほんと気持ちがいいですね! 

体調の方はいかがですか?
まだまだ暑いけれどこの青空を見ると、ぼちぼち遠出をしたい気になりますね♪
返信する
青空 (kikyo)
2011-09-10 14:49:15
う~ん、今日も暑いですね~。
青空はほとに気持ちがいいんですが、湿疹のあと暑さと汗に消極的になっています。
(でも、薬はほとんど不要になりホットしています)

嫌疑をかけられたウルシ類、大きなヌルデの木のあるところは反対側の歩道を歩き、道端のヌルデの若木を見ては「オット」と日傘を傾けたり…(笑)

実はベランダの小さな鉢植え(2年前に買ってきたもの)のハゼノキが…。
医師に「それはもうやめましょう」と言い渡されてしまいました。
かわいそうに端っこに追いやられて(追いやったのはダレ?)
 
長々と失礼しました。
返信する
秋風 (夜猫子)
2011-09-10 22:03:09
涼しい風が吹いて来るまで、あとひと辛抱ですね。
kikyoさん、がんばって!

面の皮が厚手にできている‘猫’は、幸いこれまでカブれたことはないのですが
加齢とともに体質もどう変化するか分からないですからねぇ・・用心に
こしたことはないですね。気をつけよっと!
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