東京メトロ南北線「市ヶ谷」駅構内に、おもしろい展示がありました。
「江戸歴史散歩コーナー」
九段下傍の「雉子橋」付近で 1989(平成元)年から1996年にかけて
調査の際、発掘された江戸城の石垣を移築再現し 展示しています。
江戸初期の「打ち込みハギ」と呼ばれる石積技法が再現され、
角部の算木積みの様子などを見ることができます。
当時 石を割るには、割りやすいように石の目に沿って石切
ノミで「矢穴」を掘り、これに「矢」と呼ばれる楔と、その両側に
鉄の薄板「せりがね」を差し込み、玄能で叩いて割りました。
「石曳図」
小田原藩大久保家が 幕府に献上する石材の伐り出しから運搬までを描いています。
「築城図屏風」
駿府城築城の様子を伝える屏風絵は、1607(慶長12)年二の丸石垣構築の
一部を受け持った 加賀藩前田家の活躍の様子を描いたものといわれます。
移動の途中 思いがけない所にあった石垣に、ちょっと道草しました☆
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