今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

年末年始の寒気予想

2020年12月25日 | お天気

年末年始にすごい寒気が来ると予想されている。

その根拠が、マスコミベースでは示されないので、ここに開示する。

気象庁がスーパーコンピュータを使っての数値予報という方法で、192時間後の高層天気図を描いている。
天気予報は、地上天気図ではなく、高層天気図(気象予報士のアンチョコ)を用いるのだ。

その850hPa面の図を紹介する(一部拡大)。
850hPa面とは、地上が仮に1000hpaとすると、上空1300mくらいの高さにあたる。
その面で、1月1日21時において、−12℃の等温線(点線)が中国地方から関東にかけて横断している。
これを地上に降ろすと、−3℃ほどになる。
東京〜大阪間でも氷点下になりそうだ。
それと850hPaが−6℃以下の所は、雨が雪になる(冬型の気圧配置なので日本海側は大雪となろう)。

この寒気の本体は、もっと高層の500hPaにあって、それを見ると関東が本日の樺太上空に等しい状態になっている。

おそらく今年の大晦日は、出歩く人は少なかろうが、くれぐれも例年にない強い寒気に注意してほしい。


会食がやめられない人

2020年12月25日 | 新型コロナウイルス

感染者がいっこうに減らないのは、それなりに理由があるはず。

以下、人を性格で分類したがる心理学者の悪癖として軽く読み流してほしいが、

この期に及んで、あえて会食をして感染する人って、そうせざるをえない行動癖があるためかもしれない。

一人で食事をすること(”孤食”)を異常に寂しい行為だと思う人がいるようで、たとえばかつての職場で、昼食の時、一緒に外食に行く相手をずっと捜し回る人がいた。

私は、昼時くらい、一人になって食事をしたいと思う方なので、社員食堂などでも平気で一人で食べていた。

簡単に言えば、常に他者を求めるのは外向性、ソロ活動が好きなのは内向性。
この向性というパターンは、性格分類基準の一番基本となるもので、ユングが提唱して以来、様々な性格スケールに取り入れられ、最新のBig5にも入っている。

そういうわけで内向的な自分にとっては、感染リスクを厭わず会食する人を、自分とは対極側の人と理解する。
いいかえれば、性格傾向にもとずく行動であるため、こちらの価値観で断罪することはしない。
このタイプの人たちは、楽しい会食ができないことは、人生の楽しみを奪われたに等しい、つらいことなのだ。

ちなみに私は、大学では学生と距離をあけて対面授業をし(もちろん互いにマスク)、一人で新幹線で東京-名古屋を往復し、東京では買物や散歩ついでに一人で外食をする(外食そのものは全く怖くない)。
密になる相手もおらず、マスクを外しての会話は一切しないので、感染リスクが低いと判断できるから。

そういえば、どこかで聞いた事がある。
社会性に乏しい内向的な人が常に一定数いるのは、そういう人たちはこういう危機(集団感染)状況に強いからだという。