今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

賀状書き

2020年12月26日 | 歳時

12月25日は我が甥っ子の誕生日。
なので東京宅では、クリスマスパーティは事前に済ませ、25日はイエス様でない誕生パーティ。
これで我が家もホリデー週間に突入。

26日の今日は、気分一新、賀状書きにいそしむ。

はっきり言ってめんどくさい。
いっそ”賀状じまい”にしたいのだが、今年は普通に会う人とも会えなかったから、延期する。

すでに作っていた賀状の原稿を、年に一度の稼働となる実家のプリンタ(hp)でハガキ印刷すると、なぜか印刷位置がずれてしまう。
その調整(プリンタ本体での印刷位置調整と紙送りガイドの掃除)をして、やっと正常位置に印刷できるようになる(これを毎年繰り返す)。
ただ、カラーインクの出が悪いので、インクジェット対応の賀状なのに、写真の印刷は大昔のプリンタのように横に帯が入る。
裏面と表の自分の住所氏名を印刷したら、次は手書き作業。

私は、表の住所・宛名は手書きにしている。
そうすることで、相手をしっかり心に思い浮かべることができるから。
そして、思い浮かべたその相手に向って、裏の余白に、手書きで一言書き添える。
相手の住所氏名を印刷で、しかも裏も100%印刷だと、そりゃ楽だろうが単なる流れ作業になってしまう。
それこそ無意味ではないか。

ただ、書き添える一言が思い浮かばない相手には困る。
何しろ、たった一回会っただけで賀状のみの関係でしかないと、顔すらまともに浮かんでこない。
日頃顔を合わせる職場の同僚との賀状も意味ないと思うが、このような相手もほとんど意味がない。
ただ、昔の知り合いで、いまや賀状だけが唯一の接点となった相手には、それこそ年に一度だけ心に思い浮かべて、今どうしているのか思いをはせる。
といっても浮かんでくる一言は、「お元気ですか?」以外に出てこない。
会う気がないのに「久しぶりに会いたいですね」と書くのも白々しいし(男同士の定型的挨拶で「今度飲みましょう」というやつと同じ)

印刷した裏面には、毎年旅先の写真に解説をくわえている。
定型的な賀詞ばかりでなく、個別情報(近況)を加えた方がいいと思っているから。
もらう側としても、凝ったイラストなどよりも、その人ならではの情報があった方がいい。
だから家族写真も歓迎(毎年、子どもの成長がよくわかる。ただ子どもが成熟すると、家族写真そのものがなくなる)

いずれ、虚礼部分は廃止して、年に一度顔を思い浮かべたい相手だけのやりとりにしたい。