新型コロナウイルスがいままでになく市中に拡がっている第三波の中にあって、
一年弱もつきあってきたおかげで、どう感染を防ぐかは、およそ見当がついているはず。
それでも感染者が減らないのは、その行動をしない人たちが一定数いるからだ。
日常的に対面授業と名古屋−東京の(感染地の)新幹線往復をやっている身なので、あるていど自信を持って自分の感染予防行動パターンを述べてみる。
まず、公共交通機関での移動そのものは、ちっとも怖くない。
全員マスクをして、おしゃべりをせず、しかも車内はしっかりした換気ができているからだ(特に換気量は自宅にいるよりも大)。
新幹線内では飲食もする(空いているので一人掛け状態)。
その際、除菌シートでまず口元を拭き、次に両手、特に食べ物を持つ指先を拭く。
ついでに、手が触れる座席まわりを拭く。
そして、マスクを顎にずらして飲食をする。
GOTOトラベル自体は感染拡大の”原因”ではない、という見解はデータ的にも正しい。
もっとも、あえて今、旅行を”推進”する必要はまったくないので、GOTOは中断した方がいい。
宿もきちんと対策しているから、あえて行きたい人は通常料金で行けばいい。
学生との対面は、互いにマスクをした状態で、窓を開けている教室内で1m以上空けて話す。
マスクをして繁華街に行って買い物も普通にやるし、一人で外食だってする。
人と会う時は、使い捨ての不織布マスクをし、買い物だけなら、洗える布マスクにする。
一方、絶対しないのは、会食・飲み会。
特に不特定の人が出入りする空間での会食、すなわち他者と卓を挟んでの会話と飲食は、今年の2月以来やっていない。
もちろん、職場の忘年会も、毎年11月にやる高校の同窓会も中止。
親しい知人との定例の飲み会も中止。
飲み会をしなければ、その後のカラオケにも行かないですむ。
いずれも、病院以外のクラスター発生地なので、足を踏み入れない。
外を歩いている時は、マスクをずらして、鼻呼吸を楽にする(雑踏の中でない限り、マスクは不要)。
帰宅したら真っ先に、丁寧な手洗い。
当然、外出着から室内着に着替える。
まぁ、常にソロ活動だから、以上の行動パターンを楽々堅持できるわけだ。
寂しくなんか…。