今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

年末の大寒波が入ってきた

2020年12月30日 | お天気

連投で申し訳ないが、
わが私設”本駒気象台”(東京・文京区)の観測によると、本日の17:40を境に、気温と露点温度が急降下しはじめた(気圧は上昇)。
そして風速がどんどん増えている(残念ながら周囲がビルのため、風向は正しくない)。

気温は、毎日日没によって下る(日内変動が激しい)が、気圧と露点温度が急変するのは、異なる空気(気団)が入ってきた証拠。
なので、本日午後の露点温度(Dew Point)の経時グラフを示す(図)。

グラフでは、17:40を境に8℃あった露点温度が、20:00の段階で-7℃まで、すなわち2時間20分の間に15℃も下った。
特に17:40-18:00のたった20分間になんと10℃も急降下した。
こんな急降下はめったにない(データは10分間隔)。

露点温度は、大気の水蒸気量を示す指標なので、すごい乾燥空気が入ってきたと解釈もできるが、
もうひとつ、可能な最低気温の指標でもあるので、すごい寒気が入ってきたとも解釈できる。
日本海側に大雪をもたらす湿った寒気なので、後者だとわかる。

くれぐれも、今夜からは暖房を怠らない方がよい。


2020年を私的に振り返る

2020年12月30日 | 歳時

正月準備の合間を縫って、毎年恒例、”今年の振り返り”をやろう。
もちろん、広く世間のではなく、狭く極私的に。

このために今年1年のブログ記事を読み返すのだが、わが記事ながらこれが結構多量でつらい。
読み返す価値のない記事(特に仕事ネタ・時事ネタ)はいずれ削除しようと思う(この手の歳時ネタは1年のまとめ情報となっているので、残しておこうか)。

今年はもちろん地球規模での”コロナ禍”の一年で、私もその影響を被(こうむ)り続けた。

実は何を隠そう、私の2020年は、元日からインフルエンザで丸2日間寝込んで始まった。 
ようやく起き上がれた3日になって口にした”おせち”は、塩の固まりの味がして食べれず、味覚異常を体験した(翌日には解消)。 
6日になって初めて外に出たので、今年は”正月”を体験できなかった。

そして1月末には、日本もコロナ禍に見舞われるが、記事では政府の対応の遅さを嘆いている。 
これ以降、ブログも「新型コロナウイルス」のカテゴリーの記事が続く。
3月は、新型コロナウイルスの恐怖に日本中が巻きこまれていく。

大学でも卒業式は中止(3月)。 
マスク不足の中での志村けんの感染死には私もショック。 
そして入学式も中止(4月)。 
新入生は入学式前のガイダンスを受けただけで、 これ以降は自宅待機。

結局、前期授業は完全に遠隔授業(オンデマンド型)となった。 
私も在宅勤務となり、会議も遠隔。 
在宅勤務といっても決して楽ではなく、日々遠隔授業の教材づくりに追われる。
そして書類に押印するためだけの出校。
授業だけでなく、仕事の在り方も考えさせられた。

第1波の時は、GWが正念場だと思っていた。
この後、いまだ続く”我慢する系”のストレスに耐えることになろうとは…

自分を含めて周囲に感染者は出ていないが、
高血圧の持病を持つ身で、血圧の高止まりが続いた(3月〜)。 
そして、10月に狭心症の発作に見舞われた(今は投薬中で安定)。
母は、5月に軽い脳梗塞を再発し(軽症で回復)、また外出しなくなったせいで長年の膝痛が悪化し、血清療法を試しても効果が出ず、最後の手段の手術をした(12月、年末に退院)。
ということで身体にはコロナの間接的な影響を被っている。

毎月1回は行っていた温泉旅は、アカの他人との接触を避けるため行く気になれなかった。
その中でも定宿としている中津川の温泉宿には例年以上に5回も行った。
こういう時こそ応援したい宿だから。

年2回通っている茶臼山カエル館(真正パワースポット)は例年通りに通い(6月、11月)、オタマジャクシの孵化や水質のデータを得た。

あとは日帰りの小旅行ばかりで、結果的に埼玉によく足を運んだ。
草加(1月)は、ホントに煎餅の町で、手焼きせんべいがおいしかった。 
鴻巣(2月)では日本一の川幅と川幅うどんを堪能。
狭山湖(6月)ではトトロの森で”パワー”を実感した。
高坂(11月)に行って岩殿観音に参拝。

山の方はなんと高尾山(12月)だけ。
あと、しいて上げれば高坂に行った時の物見山(135m)も。
これはコロナ自粛のせいだけでなく、従来の腸脛靱帯炎に狭心症が加わったためで、ますます登山に向かない体になってしまった。

その代わり、近場の寺巡りはコロナ中でも気楽に実行(御朱印コレクションのためではない)
こんにゃく閻魔などの地元文京の寺(3月)、定宿途中の東濃の薬師巡り(4月)、
東京・西大井(6月)、神楽坂(8月)、鶴見の総持寺(10月〕、そして高尾山薬王院に、日の出町の鹿野大仏(12月)。

仏様ついでに、記事にはしなかったが、自室内の仏像が充実した。
今年加わったのは、不動三尊(作家作品)、勢至菩薩・観音菩薩・弁財天(以上は中国製の美しい木造)、軍荼利明王・風神・雷神(以上はリアルな和製フィギュア)。
外出できない間は、室内を充実させたい。
お篭り生活の中で、Amazonでの買い物が楽しみになってしまったためでもある。

来年は、冠動脈と腸脛靱帯をかばいながら、もう少し山に行きたいものだ。