今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

今、上ったままの血圧を下げるには:追記あり

2020年04月24日 | 新型コロナウイルス

もともと高血圧症で、降圧剤を服用してなんとか正常値(上が120台、下が70台)に抑えているのだが、
3月以来、ずっと上(収縮期)が150を超える高血圧状態が続いていた(もちろん降圧剤は毎日服用しているが、この値は降圧剤なしの状態に等しい)。

これはコロナウイルス騒ぎの精神的ストレスによるものだとわかる。
しかもそのストレッサーは収まるどころか、日に日に強まっている状態。
さらに、すべての授業を遠隔授業に対応させる対策や授業以外の学生対応をどうするかの検討など仕事のストレッサーも毎日やってくる。
そして、それらに対処するため、一日中家にいること自体もこれまたストレスとなる(それでも、経済的問題や家族的問題がないだけマシか)。

そこで、日曜から2泊の温泉旅に出た。
観光地でない一軒宿のその温泉ホテルは、きちんとコロナ対策が施されており、もちろん客自体が数名だったので、大浴場も独占状態で、のんびりできた。

湯に浸かると、全身の血管が拡張して血圧が下る(頭にも湯にひたしたタオルを載せるとよい)。
温泉宿では日に4回湯に入るので、血管拡張の頻度が高い。
温泉だと湯冷めしないから、効果は持続する。
なので投宿中の血圧は正常値にもどった。

さて、温泉から戻って3日後の今朝、血圧を測ったら、上が130台、下が80。
正常値よりやや上だが、まだ温泉効果が残っている。

ただ、今後は効果が薄まってくるだろうし、再び温泉にというわけにもいかない。

自分なりに試行錯誤した結果、日常生活内で、血圧を下げるのに効果があったのは、瞑想
深呼吸をひたすら続けるよりも、10分間でも頭をカラにする瞑想の方が降圧効果があった。
これは精神的ストレスによる場合に限定されるが、瞑想によって精神的ストレッサーから心が離れる効果なのだろう。
瞑想も入浴と同じで、数時間は降圧効果が持続するようだ。
ちなみに私は瞑想するときは、いつも Museというニューロフィードバック装置(アメリカのサイトで購入)を装着して、瞑想の出来を客観的に確認している。

※追記:さらに2日後、血圧が正常値(上120台、下70台)に戻った。
およそ2ヶ月ぶりである。
2泊の温泉(計8回入湯)でまず機械的に血圧を下げ、その後は毎日10分の瞑想で頭の中を空にするのが効いたのか。
まさか長引く精神的ストレスに慣れたわけでもあるまい(持続するストレスほど、心身のダメージは大きいという)。