FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ドル高が続いてドルインデクスは104を軽く越えてきた。特にユーロの売りが大きい。しかし、今回は久しぶりにドル円も下がっているのが特徴的だ。これは、米国債の動きと連動している。米国債の利回り上昇でドル高というのがこれまでだったが、この数日は、利回り下落でドル高となっている。典型的なリスクオフである。やはりこの形になると、円高も出てくるようだ。従来の、日米金利差拡大による円安とは異なる構造だ。
 
そういうことで、今後はドルインデクスの上昇を単純にドル円上昇に繋げることは避けたほうがいいだろう。長期的にはドル円上昇だと考えているが、当面のドル円の動き=円高の傾向については、米国債利回りを観察することが最重要である。この新しい動きの持続時間によって、ドル円の次の動きが見えてくるだろうと思う。



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暗号通貨が大きく崩れた。USTと言われる無担保のドル連動型通貨が攻撃的なトレードでドルペッグを保てなくなったことがひとつの要因だが、その上、それをうけての全般的な価格の崩れが生じている。ただでさえ、株価の下落で相場全体がきびしいところ、暗号通貨独自の問題での下げはきびしい。こちらも、株価同様にしばらくは低迷が続きそうな気配である。暗号通貨全体にとっても、大きな試練の時だろう。

今日はまたダウ先物も下げているようだし、豪ドルなどのリスク資産も下げている。豪ドルが下がると、豪ドル円を介して、ドル円も下げの方向に引っ張られる。為替も押しに要注意と思う。長期ロングも少しポジションを軽くしてリスクヘッジを図っている。




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ドル円は131円台を守り切れず下降した。こうなるとしばらくは難しそうだ。プーチンが意外に弱きだったこともあり、また、米国株価の軟調はさらに続きそうなこともありで、やはり、このあたりのレジスタンスは破り切れていないとみるべきだろう。短期トレードは、ドル円の押し目買い、上がれば売りでしばらくはこなしていきたい。

それにしても米国株価、特にナスダックは大きな下げになっている。ただ、月足ではまだまだたいしたことはない。下降中に見える。


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戦勝記念日のプーチン演説はだらだらとした内容のないものだった。やはり、さすがのプーチンもこれ以上の戦線拡大はむずかしかったようだ。同時に戦果を誇ることもむずかしかった。権力基盤の弱化を感じさせる。ただ、すぐに戦争の終結に繋がる話題もなかったため、ドルについてはニュートラル。ただ、円は相変わらず弱く、ドル円は131円を超えてきた。このレジスタンスを抜ければ、140円ミッドまでは十分にある相場だと思われる。慎重かつ大胆にドル円ロング継続である。ドルインデクスも104に達しており、このあたりを完全に抜けるのを待ちたい。104を抜けると、こちらも120が見えてくる。とんでもないドル高相場の到来である。
 
米国株価が弱いので、合わせて暗号通貨も売られているが、幸い、ドル円での円安のため、円建てではまだまだのレベルだ。自分のポートフォリオではこの部分の伸びがあれば今年度は十分だ。テクニカル的にはなかなかきびしいが、じっくりと待ちたい。


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米国株価は、FOMCが無風であったのを材料に昨日は大幅に上げたが、今日は、それを帳消しにする爆下げになっている。予想通り=無風といっても大幅利上げには違いないので、現実が反映されたということだろう。こういう心理的な動きが株特有のもので、自分が株トレードが好きでないゆえんだ。為替もFOMCで一度は円高にはなっていたが、その動きは弱く、円安基調を揺るがすほどのものではないのはよくわかった。
 
ドルインデクスはレジスタンスの104を手前になかなか抜けないでいるが、もうひと踏ん張りというところだろう。また、ドル円の131円も、今日のドル高でクロス円が下げているため、まだ抜けていないが、次の円安の波動で131円を突破すると考えている。いずれもいましばらく時間をかけていくだろうが、抜けないという可能性はほとんど考えられない。やはりロシアの戦勝記念日あたりをひとつのめどとしたい。


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さすがに相場もおとなしい。サブプライムの時は、5月の連休に強烈な円高が来て大変だった(もうかった)思い出があるが、今年は平穏な連休である。都心はクルマが少なく、道も空いているので、普段できない買い物に出かけてきた。スーパーでちょっと珍しい輸入果物などを買うのはネット通販ではできない贅沢である。一昔前に比べると都内のクルマは大きく減少していてありがたい。自動運転時代になるともっと減ると言われているので、21世紀後半には、大きな施設の駐車場の跡地をどうするかという問題が発生しそうだ。自動運転車のカーシェアが主流になれば、そもそも出先で駐車場が必要ではなくなるはずだ。

ウクライナ情勢はやはり戦勝記念日が当面のキーポイントになりそうだ。ロシア側からは攻勢に出るという話も出て、ウクライナ側からは、ロシアの敗北宣言が出るという話になっていて、判別がつかない。方向性によってドルの上下がありそうなので、8日、9日あたりまでは少しポジションを整理しておきたい。





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5月9日のロシアの戦勝記念日が近づいてきた。この日あたりをメドとしてさらにロシアは戦線を拡大するという見方が強くなっている。モルドバの名前があがっているが妥当だろう。ロシアは確実な成果が欲しいが、西側は支援を止めない。じわじわとNATOとロシアの直接対決に近づいているような気がする。なるべく予想があたって欲しくないが、過去の世界大戦はみな事前に数年から10年程度の過渡期があった。その期間に徐々に事態が悪化していったのだ。連休過ぎのウクライナの動きで、さらにドル高になる可能性が高いと考えている。


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米株が不調である。利上げ幅が大きくなるという予測で、ハイテク株が軒並みダウンで、ナスダックは前回安値よりも下がってきた。自分の予測では、米株の下落はこんなものでは収まらないと前から書いているとおりだが、株はやっていないので、あまり自信はない。株価はいちばんファンダメンタルズ予測が効かないような気がするので苦手である。なんといっても為替がいちばんファンダが有効だと思う。テクニカルも為替には有効なので、予測手段が豊富である。なんと言ってもFX大好きなのである。



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