強烈なドル高でドルインデクスも84に近づいてきた。ユーロドル、ポンドドル、ドルスイスなど欧州通貨はすべてP&Fでも8月下旬からドル買いシグナルが点灯している。ドルインデクスとドル円ではあと少し(ドル円では106円台)だが、久しぶりに見るドル全面高の相場だ。米株もダウ、S&P,ナスダック、いずれもP&Fで強い上昇を示しており、まだこのあと上昇すると思われる。ただ、前から見ている貨幣乗数はここしばらくで最低値を更新し続けており、経済の本格的回復にはほど遠い状況である。予想されるとおり、株は、しばしの上昇のあと、大きな調整期が来るということだろうが、為替については、テクニカル的にドル高に乗る以外の中期の選択肢はない。
自分としてはユーロドルの暴落で、ユーロドルショート、ドルスイロングを7割くらい利食ったが、ドル円のロングは維持。豪ドルドルもショート維持である。特にドル円については、さらに上昇して106円を抜くと、110円近くまでいくという可能性も出てきている。ここからは大きく下げれば、短期・長期おりまぜて少しずつ買い足すという行動でいきたいと思う。
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