FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



この株価の上昇はいつまでかという問題がある。私はこれは最後の上げであるという立場なので、おそらく、7月の利下げが実際に行われるまでが限界であるという説に賛成だ。だとすると、それまでは為替もややゆるやかでじわじわとしたドル安・円高が続くのかもしれない。
 
ただ、ゴールドやビットコインの急上昇を見ていると、すでに投資資金の逃避は明らかに始まっている。円買いはまだ本格的にはなっていないが、市場の狭い、ゴールドやビットコインは上昇を開始しており、これらがいわば炭鉱のカナリアとして働いているものと推測できる。もちろん、すでに起こっている米国債の上昇(利回り低下)も、逃避の一部である。

株価は、日米とも大人の事情があって、下げにくい状態が続いているが、それは気にせず、為替の動きに集中するのがよいと考える。この円高の中で、すでに、ゴールドはグラム5000円を超えて、ビットコインFXでは110万円を超えるところも出てきている。いよいよ、為替・株も含む、令和の大相場の幕が切って落とされたと見ていいのではないか?





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6月FOMCを受けて米国10年債利回りは急降下。ドル売りで、ドル円も下げ。ゴールド、ビットコインは上昇。ここまでは問題なく整合している。問題は、株価。S&P500は市場オープン時に最高値を更新した。ダウもNasdaqも勢いは強い。FRBや世界各国の中央銀行の緩和姿勢を歓迎したものだ。このあきらかにおかしな相場がどちらに動くか。非常に難しい。ただ、ドル売りの強さは、今後一年間にわたる利下げを予測してのことであるので、変わらないだろう。ここは株価の強さはひとまず無視してトレードしていくのがいいのではないか。リスクオン・オフのスキームに惑わされず、それぞれの動きを見ていきたい。

ということで、株価の下落がでてくれば、またドル高もあるだろうが、ドル安を中心に考えると、ドル円の売りが効率的だ。ユーロドルの買いは、株価の崩落が起きた時に危険である。ユーロ円、豪ドル円の売りでドル高時のヘッジをしておくのがいい。

それにしても見たことのない相場で戸惑うことも多いが、為替本体の動きはようやくまともになってきてトレードはしやすい。このところ、連戦連勝でまったく損切りはしていないが、何とか年前半分を早めに取り返して、次に繋げていきたい。


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