ドル円のセリングクライマクスがどこになるか、あちこちで話題だ。日付を予測することはどだい無理ではあるが、あえて憶測に憶測を重ねれば、8月16日(月)あたりはひとつの候補となりうる。
お盆時期で日本の個人投資家が油断しているとか、米国債の償還が15日なのでその円転があるとか、いろいろ言われる時期がここだ。実際、2007年のサブプライム開始のドル円暴落(116円→112円)もやはり16日だった。あの時は夕方のロンドン市場から暴落が始まり、NYでさらにすさまじく下落した。
また昨年11月27日のドル円安値(84.83円)から見て9ヶ月サイクルボトムが迫っているはずで(宮田氏説)、また、11月27日から262日目がちょうど8月16日に当たる(小龍氏説・ちなみに2.62は黄金比1.618の二乗で、262はサイクル論者が重要視する日柄。)
ということで、FOMCが10日に開かれなんらかのアクションがあって相場が不安定になり、16日あたりにかけてクライマクスを迎えるというようなシナリオはあってもおかしくない。いろいろ重なる日柄でもあり、まあ、心のどこかに置いておいてもいいかもしれない。もしこのあたりとすると、あまり日数が残されていないこともあり、当面の底値は、82~83円、オーバーシュートしても80円がせいぜいというところだろう。そこから秋から冬にかけて90円ちょっとに戻してから次の暴落へ、という予測としておく。ちなみに前日の8月15日は終戦記念日。また、ニクソンショックの日でもある。
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