博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『倚天屠龍記』その5

2019年04月09日 | 武侠ドラマ
『倚天屠龍記』第23~28話まで見ました。

紀暁芙の死の真相を知ってしまい傷心の殷梨亭ですが、謎の使い手に筋骨を折られてしまい、兄弟子の兪岱岩と同様に不具の身に……


ここで紀暁芙の娘の楊不悔が看病にあたり、段々と二人の仲が深まっていく様子が尺を割いて丁寧に描かれます。


そしてここらへんで少林・武当・峨嵋など名門正派の領袖たちが囚われの身となる描写が挿入されます。その黒幕は元の王女の趙敏。ということでようやく本作のヒロインの一角を占める趙敏が登場。悪くはないですが、周芷若あたりと比べると印象がいまいち……

趙敏の陰謀を知り、武当派の危機を察した張無忌らは懐かしの武当山へと急行。偽明教御一行様に扮した趙敏らの陰謀を暴き、張三丰らと再会を果たし、兪岱岩と殷梨亭を廃人にした使い手が西域少林の手の者であること、子供のころの張無忌に玄冥神掌を食らわせたのが趙敏配下の玄冥二老であったことが明らかとなります。で、趙敏から黒玉断続膏を手に入れ、兪岱岩と殷梨亭とを治療。


ここで娘が趙無忌と相思相愛と信じ込んでたところ、実は娘が結婚したいのは親子ほど年の離れた殷梨亭と聞かされて楊逍がこんな表情になっているのがおかしいw

張無忌は蝴蝶谷で常遇春や朱元璋・徐達と再会(ただし朱元璋・徐達はこの場面が初登場。二人との出会いは回想シーンという形でフォローされます。)。六大門派の面々が大都の万安寺に捕らえられていると知り、現地に急行します。


今回は趙敏の師父の苦大師が実は明教の光明右使范遙だったと明かされるあたりで幕。中の人はいろんな古装に出まくっている宗峰岩さんです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『倚天屠龍記』その4 | トップ | 『倚天屠龍記』その6 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

武侠ドラマ」カテゴリの最新記事