博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『武当一剣』その7(完)

2021年05月27日 | 武侠ドラマ
『武当一剣』第37~最終39話まで見ました。

魏忠賢が無量を擁して第二次武当山掃討を決定。そして漁夫の利を狙うヌルハチも金鼎和らを武当山に派兵。


そして武当山を守ろうと駆けつけた耿玉京らに地元の土家(トゥチャ)族の有志の皆さんが合流。藍水霊の藍家も土家族の一員ということになるようです。

東方亮も人質に取られた水霊を助けようと牟滄浪に挑戦しますが、走火入魔して撤退。というか自宮したものの言うほど強くなってない??いつぞやの宋先生に助けられ、鄭巧児らと合流。自分の持つ「一剣」が武当派の秘伝を隠した倉庫の鍵であることを知らされ、倉庫の中で武当派の奥義の数々を即席で身につけます。

抵抗を試みた牟滄浪は、息子牟一羽に見とられつつ乱戦の中であっさり死亡。


そして「黒衣人」の正体も明らかに。彼は「小五義」の二番目王晦聞にして、武当派の不聞道長。身元を隠し、口のきけないふりをして30年以上もヌルハチのためにスパイ活動を行っていました。まあ皆さん大体予想がついていたと思いますが。 牟滄浪と同様にこちらの中の人も須藤正裕という日本人俳優とのこと。

戦いの舞台は武当山金頂へと移り、玉京、東方亮、郭璞が金鼎和、無量、黒衣人と対峙。


武当山の危機が去った後、改めて玉京に挑戦する東方亮。決闘の後、玉京らはすべてのケリを付けるために再び遼東へ。東方亮や水霊にもそれぞれの結末が用意されています。

【総括】
ということで最後まで20年前の武侠ドラマという印象が拭えない作品でした。「今時珍しい古風な武侠アクション」というよりはずばりそのもの「古い作品」なのです。去年見た『大侠霍元甲』も何だか懐かしい感じがしましたが、あちらはまだ古風な武侠アクションの段階で踏ん張ってたような感じです。取り敢えずこちらと『山河令』のどちらかを選べと言われたら迷わず『山河令』を選びます (^_^;)
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