博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『武当一剣』その5

2021年05月18日 | 武侠ドラマ
『武当一剣』第25~30話まで見ました。


耿玉京&鄭巧児は満洲人の商人蘇勒の知遇を得て、彼の商隊とともに18年前の父母の足跡を辿ることに。2人とも髪を整えてシュッとしてます (^_^;)


そして蘇勒。果たしてその正体は……

玉京は18年前に関わる事の情報収集とヌルハチに近づくため、彼の親衛隊に相当するらしい凌雪閣の一員となり、蘇勒ことヌルハチのお気に入りとなります。一度はヌルハチが一代の明君ではないかと感じたものの、謀反を画策した詹王一派への過酷な粛清に疑問を感じるようになります。そこへ明の守将熊廷弼が自らヌルハチ暗殺のために陣幕に突入し……

一方、物見遊山気分で遼東に入った玉京&巧児とは対照的に、藍水霊&東方亮の方は苦難が続きます。水霊は背中に重傷を負った東方亮のために野外で懸命な介護&キャンプ生活を送ります。その間に深まる2人の思い。「水霊さん、そいつ地雷でっせ」と声を掛けたくなりますが (^_^;)

介護の甲斐あって東方亮は無事回復し、武当山周辺の神農架の藍家に戻り、新婚さん同様の生活を送ることになります。ここで神農架の人々が土家(トゥチャ)族に属することが判明。水霊もそうということになるんでしょうかね。また武当山周辺で2人が薬草摘みをするシーンもありますが、確かに薬草は武当山の名産ではあるんですよね。こういう勘所は悪くないです。


そして学者の宋先生(『天工開物』の編著者宋応星ということなんでしょう)と出会い、玉京が水霊に託した武当山の鉄鞭の正体が上古の隕鉄であることが明らかに。彼の尽力により、隕鉄は鋭利な「一剣」として生まれ変わります。


幸せいっぱいの2人の前に長年行方知れずになっていた東方亮の父親東方暁が登場。第1話ぶりの再登場となります。何があったのか過去の記憶がかなり失われているようですが、息子に「神功を錬成するにはまず自宮せよ」という不吉な言葉を投げかけ……というあたりで次回へ。相変わらず力業の展開が続きます。

今回玉京&巧児、水霊&東方亮の二組のカップルのイチャイチャシーンでやたらと尺を引っ張ってるのですが、イチャイチャシーンのセンスも古くさい……(-_-;)

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