博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『世界がわかる宗教社会学入門』

2006年06月23日 | 世界史書籍
橋爪大三郎『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫、2006年5月)

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教など、世界各地の宗教の成立や教義などのあらましをわかりやすくまとめてあり、便覧がわりに参照する分にはちょうどいいかと思って購入。本当に基本的な知識しか書かれていないのですが、そんな中で自分には仏教の教義に関する知識が欠けていることに気づき、愕然…… 

個人的には相当数の信者がいるはずのヒンドゥー教についてもう少し詳しい解説が欲しかったところです。著者曰く、日本ではヒンドゥー教に対する関心が低く、ちゃんとした研究もほとんど無いので、遺憾ながら一章を立てて紹介するのは見合わせたとのことですが……
コメント (4)
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