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耐性

2011-11-10 | Weblog
表の事象には必ず裏があるという観点でものを眺めると、フラットなニヒリズムを持続できます。


・耐性菌:娘がプリンセス愛子と同じ肺炎で入院となってしまっている。今年流行している菌は耐性菌が大半を占めていて、これまで特効薬とされていた抗生剤が全く効かない。効く抗生剤もあるにはあるのだが幼児にはあまり使いたくないとのことで、ばりっとしたV字回復が望めないまま入院が続いている・・。耐性菌の原因は一般的に「抗生剤の乱用」が挙げられるけど、ある研究者は「日本では使用量が少ないがために耐性菌が蔓延しやすい」という説をあげていた。きちんとした量で一気に叩いてしまえば全滅できるのに、中途半端な量で生き残りを作るからそこから耐性菌が生まれるというわけ。これが正しい気がする。何をするにしても「少なめから徐々に・・」が日本の民族性。一気呵成・即時殲滅の勢いに欠ける。負け戦とわかっていても頑張ってしまう無駄な努力の好きな民族。娘の出産でも促進剤をチビチビ使ったため余分に長引き、最終的に老女医の「そんなんじゃだめよ!」の一喝で量が増やされ一気に出産となった経緯がある。安全第一は大事なのだが、なんのために安全基準を出しているのか?
・風邪:風邪の特効薬をみつけたらノーベル賞ものと言われているが、今回のような事件にあたると本当にそう思う。まず何が原因なのかが特定すらできない。ウィルスなのか菌なのか?ウィルスは血液検査や粘液検査で簡便にわかるが菌の場合は時間もかかる。実際娘の感染菌も「疑い」のレベルだ。菌なら抗生物質で叩くわけだが、抗生物質の選択や耐性菌の問題で一筋縄ではいかない。ウィルスには抗生剤は効果ない。インフルエンザだけはあまりの大流行と悪性のために薬が開発されたが(タミフル)、それも最近の話で普通の風邪ウィルスへの薬はおそらく開発されないだろう。遺伝子医療や再生医療の分野で目覚ましい進歩があるにも関わらず、庶民がもっとも罹患する病気への対抗策がこれほど対抗策が手薄というのには正直驚かされた。実は裏があるんじゃなかろうかと勘繰ってしまう。特効薬でも作ったら町医者が全滅するから業界として手をつけてないとか?まさかそんなことはあるまいが。

・スマホ:電車でウォッチしていると半数はゲームしているようにみえる。結局スマホってのは、電話とネットができるゲーム機なんだな。その煽りで任天堂が不況に陥っているらしい。あー栄枯盛衰なり。
・DeNA:ディーエヌエーと読むらしい。なんの会社か全く知らなったが、インターネットショップの会社らしい。モバゲーは聞いたことがある。モバゲーとは?と検索したら「対戦型やミニゲームなどの無料ゲーム、ユーザー全員が着せ替え可能なアバターなどを提供している」・・・・意味がわからない。みんなこんなものにはまってるのか?世も末だな。
・司法修習生への給費停止:弁護士の大半は将来民間にいくのだから税金からの給費はおかしいとの意見。わからんでもないが、修習過程は国の管轄で行われ、その間は労働できないのだからある程度は給費してあげてもいいのではなかろうか?。世には生活保護費をもらっておきながらパチンコや飲酒で散財してしまう人間が大勢いる。そんな輩に支払う金があるのなら、前途ある若者に、数年間の生活費ぐらいは給費してあげてほしいものだ。
・オリンパス:よくわからないが大変なことになっているようだ。朝鮮半島や中国への安売りは絶対にやめていただきたい。
・宇宙戦艦ヤマト新作:ヤマト2199がタイトル。これまで何度新作をつくりそしてこけてきたのか。ガンダムもそうだが、古いものに頼らず全く新しい作品を作ろうとは思わないのだろうか?
・原発は不可欠とIEA(国際エネルギー機関):温暖化対策のためにも不可欠なエネとのこと。原発利権に食い込まれているようだ。ノーベル平和賞(この賞は廃止すべき)受賞のゴア氏が原発利権の親玉は有名な話。震災以降、日本では温暖化のオの字もでなくなった。地震や放射能に曝されて、見えない空気の微々たる温度変化に騒ぐゆとりなぞなくなったわけだ。温暖化対策なんての幸せ病だったのだ。

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