Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

軍事用シャトル

2010-04-28 | Weblog
・フルヴェンの悲愴:2楽章も素晴らしい。やはり他の指揮者とは全然違いますね・・・。単純なフレーズでもフルヴェンが振るとどうしてこうも神秘的に響くのか・・。メソッドとか誰かに師事したとかじゃないんだよなあ。

・トルストイ「人間はなぜ生きるのか」:博愛主義をつらぬいたトルストイの晩年の作品。民話をもとに描かれた短編です。ストーリーはどこかで読んだか聞いたことのあるものだけど(助けた乞食が実は天使だったという話)、最後に天使が語る人間の存在意義にはぐっとくるものがありました。トルストイの伝記は学研漫画レベルでしか知らなかったのだが(駅でのたれ死んでしまうことが強く印象に残っている)、Wikiを読むと、かなり反骨の人で、若い頃ジャンジャック・ルソーに影響を受けたと書いてあった。これには驚きつつも納得。政府や宗教の権威主義への反抗、貴族芸術への懐疑、人間のもつ素朴な良心への傾倒など確かに通じています。トルストイは戦争と平和、クロイツェルソナタくらいしか読んでないのでもっと読んでみよう。心に響く名作に出会えると生きている甲斐と感じますね。

・舛添新党:全然盛り上がりませんね。この人、知名度こそあるけど人望はないんだろうな。新潮か文春かの中吊り広告に、妻だった片山さつきが「弱気に強く、約束を守らない、利用するのもは何でも利用する男」と評しています。まあ経歴から鑑みても、普通の人間ではありえないよね・・東大法学部教授、テレビコメンテーター、政治家。人間の黒い部分を煮詰めこんだような男なんだろう。離婚歴多し(2回ー4回!)。さらに愛人との間に婚外子が3人あり。趣味はナイフ集め(刃物マニアって理解不能)。片山さつきにDVしたときにはナイフをつきつけたらしい。こんなのが庶民が選ぶ首相候補1位とは。鳩山由紀夫なんかが首相になってしまうわけだ。

・小沢一郎:粘りますね(棒読み)。ここで役職降りたら、政治生命の終焉とわかっているのだろう。「選挙こそ政治」という信念があるようだけど、自分が粘れば粘るほど支持率は下がり続けるという皮肉。金の切れ目が縁の切れ目。

・中国の戦闘機:中国製のJ10という戦闘機はF16並みの性能をもつらしいのだが、安価ということで、これから輸出が活発化しそうだとか。もはや中国は発展途上国なんかではないよね。こんな国に「鳩山イニシアチブ」とかいって温暖化対策費用を差し上げようとするのだから・・・。それにしても日本のF-Xはどうなってるんですかね。F-22が消えてF-32も時間がかかるとなると、ユーロファイターにでもするんですかね。やはり日本も国産できちんと戦闘機をつくるべきですね。軍用とか民間とかでなく最先端の技術ってのは常に模索し続けてないと取り返しのつかないくらい差がをついてしまう。

・スペースシャトルを軍用化:今年で終了が決まっているシャトル事業だけど、先週密かに軍用の小型シャトルが打ち上げられていた。さすがアメリカというか。そりゃ打ち上げたものが滑空して帰ってくるなんているスーパー技術を放っておくわけないよなあ。