理事長の逮捕という前代未聞の事態なのに、日大内部からの動きが全くない。せめて学長の記者会見があってもよさそうなものだが、HPに定型の謝罪文がでているだけである。それもそのはず、現在の学長は、日大上がりで史学がご専門の教授で、なんとあのアメフト部の「部長」だった人。それもタックル事件のときにも部長だったお方らしい。つまり、事務方だけでなく教員も「相撲」と「アメフト」で固めてしまっているという鉄壁さである。大学の要職を子分で固めてしまっているのだから、そりゃ親分を批判するような発言ができるわけない。さらにネットで読んだ記事では、日大体育会系は警察にも沢山就職しているようで、警察にも日大派閥というものは大きなものらしい。こういうのは捜査にも影響があるのかもしれない。
日大の外で大学の元副学長だった人(東大卒・弁護士)を中心に「新しい日本大学を作る会」という団体が動いているようだが、内部組織ではないのでどこまで影響をもたせられるのか。是非とも頑張っていただき、日本最大の大学の膿をすべて吐き出していただきたいものである。
以下ネットの記事(NEWSポストセブン)より抜粋(かなり生々しい)
「保健体育審議会事務局の課長に過ぎなかった田中氏が出世するのは、1996年に始まる瀬在幸安総長の時代。総長選の頃から瀬在氏に接近した田中氏は、その後6年という短期間で、常務理事にのし上がる。“3段跳び”という見たこともない異例のスピード昇格でした。この時に田中氏は、34部ある体育会を権力獲得のツールとして利用するためか、将来の学部長になり得る教員を、運動部の“部長ポスト”にスカウトして取り込むことを繰り返したのです。医学部長だった瀬在氏も、競技経験ゼロなのに相撲部長に迎え、結果として後の総長との接点を作ることに成功した。今のアメフト部の加藤直人部長(副学長・文理学部長)も、アメフトの競技経験はありません」
日大の外で大学の元副学長だった人(東大卒・弁護士)を中心に「新しい日本大学を作る会」という団体が動いているようだが、内部組織ではないのでどこまで影響をもたせられるのか。是非とも頑張っていただき、日本最大の大学の膿をすべて吐き出していただきたいものである。
以下ネットの記事(NEWSポストセブン)より抜粋(かなり生々しい)
「保健体育審議会事務局の課長に過ぎなかった田中氏が出世するのは、1996年に始まる瀬在幸安総長の時代。総長選の頃から瀬在氏に接近した田中氏は、その後6年という短期間で、常務理事にのし上がる。“3段跳び”という見たこともない異例のスピード昇格でした。この時に田中氏は、34部ある体育会を権力獲得のツールとして利用するためか、将来の学部長になり得る教員を、運動部の“部長ポスト”にスカウトして取り込むことを繰り返したのです。医学部長だった瀬在氏も、競技経験ゼロなのに相撲部長に迎え、結果として後の総長との接点を作ることに成功した。今のアメフト部の加藤直人部長(副学長・文理学部長)も、アメフトの競技経験はありません」