Wilhelm-Wilhelm Mk2

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菊池毅

2010-03-18 | Weblog
 グリンピースがエンドウ豆だということを知って驚いた。サヤエンドウ<グリンピース<エンドウ豆の順で熟成度があがります。

 菊池毅:プロレスラー。馬場全日時代にデビューしたジュニア選手。最近ノアを契約解除になったようだ・・・。満身創痍でドランカーの疑いもちょっとあるという噂だし、46歳という年齢を思うと続けるのは難しいのかもしれない。三沢vs鶴田の構想で盛り上がっていた20年前(2人とも故人ですね・・)、菊池選手は三沢軍の一員として鶴田に対して玉砕ファイトを繰り広げていた。癇癪を起こした子供が大人に向かっていくようなファイトが客を沸かせていました。まあ鶴田の殆ど「虐め」のような応戦も凄かったのですが・・・。その玉砕っぷりを売り?にしたためか、タイトルを獲ったのは遅かったのですが、まさに記録より記憶に残る選手。Wikiから菊池選手のブログを見つけました。奥さんと子供もいるようです。文面から子煩悩さが読んで取れます。どのエントリーにも文末に「爆発」がついているけど、知ってる人には懐かしい。これは当時解説していた福澤朗が、プロレスニュースというコーナーで菊池選手の物まねをしたときに加えていたギミック。本当にこれが口癖だとは思えないけど、あの直線的なファイトスタイルを思うと違和感全くなし。
 菊池選手のブログには過去の思い出話がたまに出てきます。3/16のエントリーにジョニー・エース(アメリカのレスラー・一時期ハンセンのパートナーだった)と飲み行った話が書かれています。実は私、このジョニー・エースと武道館のトイレ内で並んで用を足したことがある。プロレスラーと肉薄した唯一の経験。ジョニー・エースは選手としてはちょっとアレだったが、今は選手を辞めてWWEのフロントの重役をやってるらしい。決め技は「エース・クラッシャー」。「雪崩式」とか「ギロチン式」とか「改」とかもあったような・・うろ覚え。
 脱線したけど、プロレスラーはオフの時はレスラー同士で一緒によく食事にいったり飲みにいったりするようです。プロレスは対戦相手との信頼関係があって成り立ちます。相手が技を受けなければ試合が成立しないし、危ない技ではお互いの信頼関係が必要です。だから実は組んでいる同士より敵とのほうが裏では仲が良かったり、リスペクトしあっていたりするわけです。「そんなのは八百長だ!」と人はいうでしょうが、それがわかった上で盛り上がるのがプロレスの見方なのですよ。そしてそういう前提を忘れさせるような試合をする選手が名レスラーなわけです。これはプロレスを観たことない人には説明してもなかなかわからないんだよね・・・

 プロレスラー菊池毅のブログ ファイヤーボーイ