Wilhelm-Wilhelm Mk2

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バックハウス:ハイドン・リサイタル

2006-03-19 | Weblog
 今日はニートに過ごしていたので、部屋でゆっくりとバックハウスを聴いてました(写真はベヒシュタインのHPから)。日頃あまり聴かないアルバムを中心に聴いてました。ハイドン・アルバムにはピアノ・ソナタ34,48,52番の3曲とハ長調の幻想曲と有名なアンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニが収められてますが、バックハウスの澄み切って抜けきった音が耳に心地よく、やはりバックハウスは良いなあと感動してしまいました。ピアニストで「音色」に感動するのはバックハウスだけだなあ。デッカの録音が秀逸というのもあるけど、他のレーベルで聴いても同じ感動が味わえるので、やはりバックハウスは自分とは相性のいいピアニストなんだろう。それにしてもハイドンのソナタってあまり知らないけど意外にロマンチックでいい。今度弾いてみようかな。そういえば先日、バックハウスの師であるダルベールの作曲した協奏曲のCDを聴いたのだけど、ピアノのヴィルトオーゾ的な効果はさすがだが、あまりにも曲が凡庸で聞き直すほどのものではなかったです。コレクションとしては持っていてもいいのですけどね。リストもそうだけど、あの時代のピアニストは作曲も普通にたしなんでいたようなので、チャンスがあったら他のピアニストの曲も聴いてみようと思います。

大学の授業料免除システムの不可思議さ;親が自営業だと当たりやすい。

2006-03-19 | Weblog
 大学院に行くと大抵の学生は授業料免除に応募します。このシステム、奨学金選抜のような学力の審査ではなく、親の収入のみで判定されます。応募要項に成績や成果を書き込む欄はありません。添付する親の源泉徴収票が全てなのです。この源泉徴収票、自営業ではいくらでも小額にできます。だから私の周りで学費免除になっていたのは、実家が自営業の人たちばかりでした。自営業といっても不動産転がしをしていて億単位の資産があったり、地方の豪商たちだったりすることが多いのです。大体こういう金持ちが免除に申請すること自体が問題なのですが・・・。選ぶ側もいい加減気付いて欲しいものです。いや、どうせ気付いているのだろうけど、新しい選抜方法を構築するのが面倒なのでズルズル続けてるのでしょうが。