”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ビーツでボルシチ

2015-03-15 09:14:11 | 野菜

掛川産のビーツを見つけました。

 

 

4個入りで130円でした。

ビーツは、ほうれん草と同じアカザ科の野菜。

だから、葉っぱを食べると、

アカザ科特有の風味が口の中に広がります。

  

  

日本人にとって、ビーツは

ロシア料理のボルシチに使われている以外では

なじみがない野菜ですね。

   

ということで、ボルシチを作ってみましょう。(^^♪

 

  

  

まず、大切なのはビーツの下ごしらえ。

お塩とお酢を入れた水に、皮付きのビーツを入れ、火にかけます。

沸騰したら弱火にして、茹でていきます。

目安は、串がすっと通るくらいまで・・・。

 

  

この茹で時間が、なかなか定まらないのです。

今回は、30分で茹で上がりましたが、

長い時は1時間近く茹でたこともあります。

  

茹で汁に浸けたまま冷ますと、

皮は手で簡単に、つるんとむけます。 (*^_^*)

  

  

これで、ビーツの下準備完了。

 

  

  

では、実にアバウトなボルシチレシピをご紹介。

1.鍋に水と牛肉、ローリエを入れて煮ていきます。

  かなりアクが出るので、それは丁寧に取ってください。

 

2. そこに、食べやすい大きさに切った玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、

  キャベツ、マッシュルームを加えて煮ます。

 

3. 具材が軟らかくなったら、食べやすい大きさに切ったビーツを加え、

  ひと煮立ちさせます。

  

4. ディル、塩、こしょうで味を調えます。

  器に盛り付け、サワークリーム(または水切りヨーグルト)をのせます。

 

  

  

 

今回は、使った牛肉が脂身の少ないものだったせいか、

かなりあっさりした仕上がりになってしまいました。

そこで、バターとホエー(水切りヨーグルトを作る時に下に溜まる乳清)も

加えるなどして、コクを出す工夫をしました。

 

  

  

ビーツの葉と茎も、さっと茹でてナムルにしましたよ。

塩、ごま油、炒りごまで和えるだけの簡単ナムルです。

夫は、ボルシチ以上にこのナムルが気に入ったみたいです。

 

  

  

岡山在住のハーブ&染色研究家のお友達が、

ビーツの茹で汁があまりにもきれいだったので、

思わずハンカチを投入してしまったと言っていましたが、

その気持ち、わかります。

  

この茹で汁で、うどんやパスタを打ってみたら、

どんな感じになるのかしら?

春色麺ができるといいなぁ・・・。 (^^♪

 


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