”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ひまわりを見て考えた

2011-10-26 07:36:03 | 地域おこし

8月20日に種まきをおこなったひまわりが、

こんなにきれいな花を咲かせています。

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今週末には、ひまわり祭りが開催されます。

 

かかしたちもお出迎え。

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ひまわりの中に、なでしこも・・・!

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ひまわりとコスモスが同時に咲く景色を見られるとあって、

他県ナンバーの観光バスもやってきます。

 

ただ、花より団子の私はこんなことを考えてしまいました。

このひまわりの種蒔きには、子供たちも参加しています。

それなら、最後にひまわりオイルを搾るところまで

体験させてあげればいいのに・・・。

 

播種→観察と手入れ→ひまわり祭りの参加→

ひまわりオイル搾り体験→ひまわりオイルを使った調理体験

 

この一連の流れを体験させてあげられたら、畑から食卓へ

さらに健康効果まで勉強すれば、畑から健康へ」

という食育体験、食農体験が実現するのに・・・。

 

しかし、この時季に咲くひまわりは

 ・夏のひまわりに比べて、種の入りが少ない。

 ・稲刈り後の田んぼでは、

  ひまわりの種は鳥たちのエサになってしまうことが多い。

などの問題を抱えており、

とても油を搾るほど種ができないのです。

 

季節外れのひまわりだからこそ、価値がある。

袋井の北のはずれの町に、

この時季だけでも人が集まるのはうれしいことでもあります。

 

しかし、一面のひまわり畑を見ながら、

地域おこしと食育の両立は難しい・・・と考えてしまうのでした。

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【写真手前から、ひまわり、コスモス、白ネギ、ひまわりの順に

畑の色が変わっていきます。】

コメント (2)
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