自分のために、わざわざお金を出してまで買う果物は、
このロザリオ・ビアンコだけです。
山梨県甲府市にある植原葡萄研究所で
ロザキとマスカット・オブ・アレキサンドリアを交配して
昭和62年に品種登録されたぶどうです。
マスカット・オブ・アレキサンドリアは店頭で見かけますが、
ロザキというぶどうには出逢ったことがありません。
ロザキはアラビア原産で、
酸味は少なく、香りもありませんが、
糖度は16~18とたいへん高く、皮ごと食べられます。
ただ、完熟すると皮に斑点が出るのが欠点・・・。
ロザリオ・ビアンコは
外観はマスカット・オブ・アレキサンドリアに似ていますが、
あの香りはありません。
酸味が少なく、上品な甘味を感じます。
そして、完熟しても皮の斑点が目立ちません。
皮ごといただかないともったいないおいしさ。
両親の良いところをもらった恵まれた子・・・という気がします。
香りが邪魔をしないせいか、
白ワインととっても良く合います。
甲府の友人宅で、白ワインと一緒にいただいて以来、
秋の楽しみとなっています。
ここのところ、結構がんばったから、自分へのご褒美です。