料理教室の講師をやらせていただいて
色々と思うことがあります。
お料理上手な人というのは、
包丁使いがうまいとか、鍋振りが出来るという以前に、
先を読んで、次に何をしたら効率よく進められるか判断できる人、
自分から仕事を見つけられる人、
つまり、気づける人だと思うのです。
料理は、材料を切ったり、炒めたりするだけでなく、
盛り付ける、片付けるというのもその一部です。
しかし、調理そのものが終わってしまうと、
お皿を用意するわけでもなく、
洗いものをするわけでもなく、
椅子を出して座りこんでしまう人がいます。
これ、小学生ではありませんよ。
立派な大人がしているんです・・・(?_?)
さて、話はがらりと変わります。
台風15号上陸から13日たって、
ようやく我が家のカーポートの修理が始まりました。
かっこいいガテン系のおにいさんたちが、
段取り良く作業を進めています。
朝、作業の準備をしている時、
一番若い男の子に向かって、先輩の職人さんが
「おい、おまえ、腕組んで見ているだけか?」
と注意をしていました。
「自分で率先して、仕事を見つけろ。」
という先輩の教えでしょう。
気づくこと・・・
これはどんな仕事でも、
いえ、仕事じゃなくても、
日常生活でも一番大事なことですね。
ところで、朝から作業をして下さっている方々に
お茶の用意はしてあったものの、
お菓子がないっ!!
そこで、急遽、芋かりんとうを揚げました。
休憩時間にお茶と一緒にお出ししたのですが、
わざわざ玄関まで容器を返しに見えて
「これ、今作ってくれたんだね。
おいしかったよ。ありがとう。」
気づいて下さったんですか!?
感激です!
ありがとうございます! (^^)