片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

周囲は「もう一度普通生活に戻りたい」希望の急性期の悲惨な患者さんばかり・・・

2008-04-09 16:52:51 | 「リハビリ」
豪華な一人部屋の入院生活は今日限り、名残り惜しんで今朝はソフアー席で朝食を戴く。
 本日の予定は<CI療法>午前9:00~11:00午後13:00~16:00、PTの理学療法16:00~16:30、その後にシャワー入浴と部屋移転の準備も行う。
 OT作業療法士Mさんのサポートで始まった作業療法は2ツ加わり9種類となる。
 ①机上のタオルの手を乗せた状態で円を描くように肘を伸ばす②手を机上のタオルに乗せた状態で前方に肘を伸ばす③机上のリンゴに手を伸ばす④麻痺の手を右手の上に置き手から肘をへて上の方へさする⑤両手を組んでタオルを押して前に伸ばし持ち上げる。
 全て単純な動作の繰り返しで自宅でも容易に出来るメニューながら、開始前後にPT・OTのストレッチを受け、柔軟に力の抜き方を教わることは大きいことです。
 環境的には周囲は急性期の患者さんがご家族の見守りの中、PT・OTの支援を受け、懸命なリハビリ治療に専念されているのが大きな刺激。
 大半が「脳卒中」に倒れた老若男女の患者さん、千差万別の後遺症に苦吟の日々、悲惨な方はナースステーション付近の現状を認識出来ず“うわ言”を一日中発している患者さん、しかし、その方も看護師・介護士の手厚い援助で落ち着いてこられるとリハビリ室に誘導され、衣・食・住の最低生活が確保できるように援助されるから凄いお仕事です