片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

全身浴愉しめる”鉱泉湯”、片麻痺硬直治療⇒湯治治療

2015-08-17 14:35:13 | 「リハビリ」

季節の変わり目を感じる早朝、きょうの日本列島は広い範囲で大気の状態が非常に不安定です。全国的に雨の降り方に十分な注意が必要です。 近畿は午前を中心に、東海は夕方にかけて、関東は今夜遅くにかけて、局地的に非常に激しい雨が降りそうです。(tenki・jp)

内閣府は、4月から6月の実質GDP(国内総生産)の速報値を年率換算でマイナス1.6%と発表しました。これまで回復してきましたが、今期は大幅に下がって3期ぶりのマイナスとなりました。(テレビ朝日系(ANN)) 

9:00 雲が広がり、今にも雨が降りそうな”ゆずり葉山”一帯の天気模様、蒸し暑いが猛暑は峠を越えた感じ、アヴェルデマンション32階段登って鍼灸院「むくの木の森」片麻痺硬直治療に訪れる。

4日間のお盆休みを終えて、接骨院の混雑を予想するが3番目、先着お二人の治療は既に終了。

控えM先生に、麻痺左手のホットタオル消毒を受け、月曜日勤務N先生の治療は即開始。

麻痺左上肢・下肢の湾曲を、丁寧に逆ねじ・伸展せしめながら筋肉マッサージ、それぞれのツボに指圧手技。

麻痺左手・左足のポイント周辺の消毒を行って、「チクリ」ちくりと鍼を打っていかれる、感触は、打った箇所の筋肉が「ボワーン」と内側へ伝わる感じ。

恐らく死滅した右脳運動神経は、このような指示伝達で筋肉を稼働させていたと推察される。

鍼灸後は「うつ伏せ姿勢」、N先生馬乗り姿勢で 尾骨辺り左手で押え込み指圧、右手は脊椎筋を上から解し、仕上げは両手で左右腰筋マッサージ。

腰痛防止マッサージ、一日の大半は、右に偏った机上姿勢を強いられる事が遠因の腰痛も緩和される。

「仰向き姿勢」に戻ると頭痛の原因になる首筋の凝りほぐし、左手一本で重い頭を持ち上げ、上下・左右に微妙な間隔で静止状態を保ったり、ゆすって緊張緩和に努められる。

片麻痺治療終局は、麻痺左手のストレッチ、肩関節を巧みな手技で自由自在に回転してからは肘関節、少々痛みを伴うが肘だけを左右・上下に稼働させて頂く。

残りは頑固な手首関節、反らしたり、曲げたりして疼痛の発生を未然に防ぐ、N先生得意な施術を受診。

受付カウンターにて、M先生名古屋お土産いただきながらウーロン茶で一息つく、治療費は300円。

         

帰途、10:30分 県道16号線登って社家郷山の鉱泉湯「かぶとやま荘」湯治に訪れる。お盆連休も無く、日曜日公休明けの湯治場は湯客も少なく、浴場は5人、久しぶりに手摺を右手に、確り握って全身浴挑戦。

泡風呂の奔流に、体を委ねる心地良さは又格別、湯船の中で全身が渦に揺られると片麻痺硬直も吹っ飛んだ気持ちに浸る。

脱衣場の体重計測定は、64.5㌔、猛暑の食欲減退は数字として明瞭に示している。

汗引くの待ってゆっくり着衣、皆さんの話題は、昨夜快勝の阪神タィガース6ー1ヤクルト戦の監督手腕について、5回迄1対1タイスコアにやきもきさせられ、途中で観戦放棄した人、一塁に出ると必ずバンド指示の冒険しない差配に疑問を呈する人等、最後は、金を貰っているわけではないがやっぱり大好きな阪神タィガースに落ち着く。

湯冷ましに入室した「かぶとやま文庫」、書棚に見つけた角川書店 松本清張著「1951年 日航機「撃墜事件」、16歳高校1年生時分「もく星号」三原山に墜落と記憶していた飛行機事故が「撃墜」事件と書かれている事に注目。読書室テーブルにて夢中で30分余り没頭する。