片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

真夏避暑は「プール」最高、背泳・歩行の水遊び!

2015-08-14 13:44:33 | 「リハビリ」

涼しい風吹き抜ける深夜、台風14号は7日午後9時、小笠原近海で発生しました。ゆっくりと西寄りへ進んだ後、小笠原諸島付近を北上。台風周辺の雨雲がかかった東京都小笠原村の母島では8日、14時40分までの3時間に158ミリの雨を観測し、50年に一度の記録的な大雨となりました。
9日に父島に接近した後、進路を東よりに変えて、日本の東へ進みました。14日9時に日本のはるか東で温帯低気圧になりました。 (tenki・jp)

リーマンショック後の安値に近づく原油価格、国際原油市場では、「lower for longer(より長期にわたる価格低下)」との新しいマントラが鳴り響いている。(大起産業) 

 

8:15分 県道114号線を一気に南下、海に近い尼崎末広橋左折して「スポーツの森」に至る。盆休みで車も少なく、日・祝の歩行者天国も無く、30分余りで駐車場に到着。

今日も猛暑日が予想され屋外巨大プール「アマラーゴ」遊泳を目指す車がドンドン集積中、身障者専用駐車場に辛うじて1台スペースを見つける。

屋外巨大プール「アマラーゴ」チケット発売場並びに入場ゲートは長蛇の列、色とりどりの浮き輪が真夏の盛りを物語っている。
25・50㍍プール自動販売機は親子連れで大賑わい、身障者大人入場券310円購入、多目的室(身障者専用脱衣場)にて着替え、プールサイド到着は9:30分。

フアミリーコース・初級者コースも利用者少なく、混雑前の遊泳チャンス。
紐付き耳栓・ゴーグル装着して背泳スタート、水に浮くと脱衣場から格好構わず滑らないように杖にすがってきた歩行の緊張も一瞬に吹き飛び解放感に包まれる。

たまらない浮遊感の心地良さ、四六時中意識する腰の張り・痛みは霧散して体が伸び伸びと水に浮く存在感は何物にも代えがたい至宝。

壁にターンする、壁手前の周囲判断は、一つの頭脳判断、高次脳機能障害克服リハビリと心得る。
30センチ手前でブグブグと沈み向きを変えて立ち上がり、折り返し、両足ローリング・右手の水中漕ぎで推進力を確保する。

麻痺左足ローリング推進力はいかほどのものか定かではないが少なくとも「コブラ返り」を起こす症状は感じられないのが嬉しい限り。

全く役に立たないのが麻痺左手、唯一点、往復遊泳中の突発的な衝突で異常緊張を起こさないように心掛ける。

10往復500㍍を終える頃には、フアミリーコース・初級者コースは親子連れで満員大盛況の状態。

隣の歩行専用コースへ移る、紐付き耳栓・ゴーグル装着を外すと元の世界にカムバックしたような浮き浮きした気持ちに成るのが不可思議。

コースブイに触れず、麻痺左足を大きく水を蹴るように踏み出し、ギリギリ迄体重を乗せてから右足を踏み出す。

難しくイメージしないで唯、単純に麻痺足体重負荷をお百度石を廻るように「麻痺体重」「麻痺体重」をお題目にひたすら前を見据えて水中歩行。

真冬のプールと異なって水温がピッタリフイットしているのか甚だ気持ちの良く、スポーツの醍醐味を味わう。
500㍍背泳・500㍍歩行終了は11:00、約90分の水遊びに過ぎないが猛暑日の避暑気分は最高。